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のらりくらり

作者: SEVEN

歩きながら通り過ぎて行く、草木、人、街

昨日見た景色は、昨日で終わり

今日見た景色は、明日にはなくなっている

変わっていく景色を僕は、忘れないように心に刻み歩み続ける



のらりくらり、歩いて行く

変わり果てた景色を見つめながら

のらりくらり、希望を抱いて

まだ出会っていない君の元へ

僕しか見ていない一瞬の景色をお土産にして、君に会いに行こう



歩きながら空を見上げると鳥たちが通り過ぎて行く

鳥たちに問う

「空から見た景色は、綺麗か?」と

答えは、返ってこない

でもきっとここから見る景色よりずっとずっと綺麗だと思った

鳥が見た景色は、鳥だけの宝物

僕が見た景色は、僕だけの奇跡

二度と同じ景色は、見る事が出来ないから



のらりくらり、歩いて行く

僕だけの心に刻みながら

のらりくらり、希望を力に変えて

明日には、暗い景色も変わる

諦めないで顔を上げて、自信を持って君に会いに行こう



のらりくらり、歩き続けて、目移りする僕の心

のらりくらり、近道を見つけて、逃す君との景色

のらりくらりと、探す恋

読んで頂きありがとうございました。

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