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1.Entrance

ただ道を歩いていた。タンポポがアスファルトの隙間から、春の息吹を咲かせている。

「暇だ」

けして独り言が好きな訳ではない。ただ喋らないと落ち着かないのだ。

「あれっ?」

こんなところに洋館があったっけ?最近散歩すらろくにしてないものだから、町並みでさえ忘れてしまったのだろうか。

「図書館?」

入り口には図書館という文字と、開館中の札が掛かっていた。

「暇だし。」

私は扉を押した。

ギィ…さびれた音が響く。しかしシンと静まり返る館内に響いたのは私の鼓動だけだった。

「あのっ?すみませ~ん?」

小さめの声は、静けさに吸い込まれていった。

「どなたかいらっしゃいます?」

今度は少し大きめの声を発する。コトンとも音がせず人のいる気配すらない。

「帰るか…」

私は扉に手をかけた。

その時、背後からニャァ…と小さく聞こえた。

「んっ?」

振り返るとそこには本棚は無く、ただうっそうとした森が広がっていた。


お読みいただきありがとうございます。今からたくさんの童話達が待っています!

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