表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/40

第6話 コーヒーサーバー

「ちゃんとコーヒーサーバー設置してくれたようね」

「はい、発注しておきました!」

コンビニはにぎわっている。特にダンジョン前と後に飲む飲料の売り上げが良かった。喜ばしいかぎりである。

「そんなわけで、あとはバイトに任せてカナはまた今日もダンジョンに行ってね」

「えー…またですかぁ?」

「レベルがあがれば、お金がガッポガッポよ?」

「そりゃそうですけど…」

そんな問答をしていると、昨日ダンジョンで戦った盗賊のピピンがコンビニにやってきた。

「やほーきたよー」

ピピンはコーヒーミルクのペットボトルを買ってゴクゴク飲んだ。

「かーっダンジョン入る前にこれ飲むとスカッとするなぁ~」

「ありがとうございます」

「帰りも飲むかもね、あ、あとギルドでもう1人、入りたいって人が来たんだけど」

「誰?」

「エルフのメメントっていう子さ。弓使いだよ」

そういうと同時にその子はコンビニに入って来た。見た感じ、高飛車な感じの子だ。

「エルフの弓矢は置いてありますの?」

「はい?」

「ですからエルフが使う矢は置いてあるのかって聞いているのです」

「…ないです」

「ふん。コンビニなんてそんなものなのね」

それには私もカチンときたけど、何とか抑えていた。

戦士のエールもやってきた。

「炭酸水もらってくぜ」

レミリアもゆっくりとした足取りでコンビニに入って来た。

「聖水は置いてありますか?」

「ありますよーはいどうぞ」

「ありがとうございます」

エルフのメメントは用もないという感じでコンビニを出て行った。

「さっさと行きましょう」

「大丈夫なの?あのエルフ」

「うーん。でもレベルがちょっと高いらしいからOKしたんだ」

「ふーん」

こうして5人パーティーはダンジョンに挑んでいった。

「昨日は1階をあらかた回ったわね。今日はどうしようっか」

「回ったんならレベルも上がったんでしょうから2階に行きましょう」

メメントは提言した。

「大丈夫かな…死んだりしたら私やだよ」

「弱気な事言ってるんじゃないわよ。だめならすぐに…」

そういうと後ろにいつのまにかいたキノコの化け物に弓矢を1発食らわせた。あっという間に倒れる。確かにレベルは少し高いようだった。

「分かったわ。2階にいきましょう」

そう言って2階の階段目指して5人は進んでいった

「1階ごとにイベントルームがあるけど、割に合わないから行かない方が良いわよ」

15分ほどして2階の階段をみつけた5人はそのまま2階へ上がって行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ