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第27話 逆襲

カナがたまたま2号店で売り上げの計算をしていた時である。

なにやら店内がうるさい事に気付いたカナは店長室を出て店内に移動した。

すると3人の悪漢が店内で吠えていた。

「よくも3軒も店を破壊してくれたなぁ!?次やったらどうなるかわかってるのかぁブゴォ!!」

悪漢が言葉を言い終える前にカナのファイヤーで煤すすと化した。

それを見た残り2人の悪漢は、焦って逃げ帰ってしまった。

ため息をつくカナ。ゆっくり振り返るとそのまま、また店長室へと戻っていった。


「また懲りずに建物立ててるんすか?」

ピピンはコーヒーミルクを飲みながら呆れた。

「そうなのよ。それだけじゃなく、うちの店を襲い始めてるの」

うーんと思い悩んだピピンに向けて、カナは話を続けた。

「この闘争を終結させる方法は一つだけ、相手の店長を倒すしかないのよ」

カナはポケットから大金貨を3枚ピピンに渡し、

「終息を手伝ってくれないかしら」

「それはいいすけど、どうやってたおすんすか?」

「もちろん店長室に乗り込んで店長を燃やすしかないわね。明日の夜、装備に着替えるから、ピピンも来て頂戴」

「了解す」

こうして不毛な戦いを終息させるべく、2人は明日の夜を待った。


そして当日。

2人は敵の建物の前まで来て様子を伺っていた。建物はだいぶ出来上がっている。ということは店長室も、もう出来ているだろう。

「店長室に店長がいることを祈るしかないわね」

「いなかったら?」

「…わかんない」

こそこそ隠れるよりも堂々と行ったほうがいいと、正面から建物に入って行った。

「何だお前ら。ここは立ち入り禁止だ…うわあぁ!!」

カナのファイヤーが火を放つ。ピピンの麻痺の矢とファイヤーで、あっという間に店長室に来た。開けるとダリのようなヒゲを生やした男が座っている。

「あんたが店長ね」

「なんざんすか、あんたら!」

カナは呪文を詠唱した。

「煤と化せ!ファイヤー!!」

店長とおぼしき人物は文字通り煤と化した。よく見ると金庫が半分開いており、中には大金貨の入った袋が入っていた。

「ウホッ大収穫♡」

「これじゃ強盗と変わらないっすね…」

残りは建物を全て焼き払い、とりあえず全ては終わった。

しかし競合店はこれからもどんどん出て来るであろう。その時はもうこんなことはしていられない。気を引き締めたカナは、ピピンと共に1号店へと踵を返すのであった。

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