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第5話 打算の代償

 リョウside


 倫「絶対無理だと……俺達もさきちんと反対すればさ……」


 流石、俺と同じ毒舌なのに優しいツンデレ倫くん


 心紀「どうしよう? 英士さん?」


 冴多さん……ありがとね


 リョウ「何もしない人……互いに愛情を感じず、られない……曖昧な理由で……通じんの?」


 俺は……なんか人事見たいない言い方しちゃって……


 倫「家事をしない、夜遊び……」


 倫くん、あり得ねぇ……って顔だね? 


 英士「探偵の仕事? でしょ?」


 山乃さん? 知らないよ……探偵寄りな仕事なの? イヤ……そんな言い方ダメ出しされるんじゃない? ……人の事言えないけどさ


 心紀「英士さん? 弁護士でしょ? えーと法学部四年出て……何で? 皆助けてよ!」


 倫「冴多くん悪りぃ、ムズいからさ……法科学院二年? 司法試験の後は……」


 倫くん! 人の顔見るな! 


 リョウ「司法修習期間? だっけ? 司法研究所に一年……」


 25才で……弁護士事務所に就職とか? とんでもない人だし


 英士「オイラは、少年事件担当の弁護士になりたくてさ……先輩とかに聞いてみちゃる……冗談抜きで倫くんが……探偵養成学校出てるし適任だよリョウくん、心紀くん」


 倫「探偵養成学校は一年だし……」


 リョウ「倫くん、一年間びっしり教える所選んで凄い努力したの知ってるよ……出来ればさ素行調査なんてって思ってたけど……」


 18才で師匠に就いて、21の時調理師免許取得の為に一年間専門学校に……23の秋、同い年の娘さんのミワと結婚をと……顔見知り程度だった……認められている……両親もって思ってしまったんだ


 老舗旅館は好きだけど……兄と弟……親戚含め、長男優遇主義で跡継ぎ=長男の空気


 兄を恨む気持ちは無くプレッシャーで大変そうなんて考えたり、アッサリと家から離れられたのは兄のおかげだって感謝してた位だ


 だから結婚の話を受けた、若い年齢で店を任せられた嬉しさ


 新店舗オーナーシェフ、結婚、聞えは良いが現実は師匠の店のやり方味等極力崩すなという事、娘が俺を気に入ったから選ばれただけ……


 両親が何故か、御厨姓だけは……嫁としてなら結婚を……婿にだけは……と……強く拘った


 山乃さん、冴多さん、倫くんも同じで……今は感謝しかないんだ


 御厨の家に嫁に来たなら……俺も案外古い考えだったらしいね……


 自業自得、打算的な考えで人生決めた事初めて後悔したね


 結婚3……1日で……後悔したんだ……


 確かに父親は成功者かも知れないけど……アナタハ違うでしょ? 


 ふうちゃん……逢いたいよ……







よろしくお願いします

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