第8話:バル盗賊団殲滅クエスト
ヘルマンでの生活が数ヶ月経とうとしていた。
ハルキ達は戦いにも慣れ、家の借金も払いつつ徐々に安定した生活を送っていた。
全員で決めたお小遣い制のルール、みんながクエストで稼いだお金を集金し、生活をそれで支払い一定の額を貯金し残った分だけ12人皆に配ったりし、家事などは週替わりで交代する分担制。
一同は貧乏ながらに満足する生活。シルムダンに来て未知の体験がいっぱいであったが、同じ出身に12人は手を取り合い助け合いながら生活を送っていた。
A.M7:00
今日も一同はクエストを受注しようと冒険者組合に来ていた
ハルキ「どれどれ。。装備も整って来たし少し難易度上げて見ようかなー」
腰に綺麗な青い鞘を装着しているハルキ。前つけていたゴブリンから奪った少し錆びた剣ではなく今は綺麗な鉄でできた剣を使っている。
いつもは一回クリア報酬に80ギルのウルフ退治をげんと一緒に受けていたが今日は違うのを受けるらしい
クエストリストを眺めるハルキ
ハルキ「このスケルトンん退治。。報酬95ギルか。。」
げん「でもそれ夜しかできないクエスト見たいじゃん、生活リズム崩れてめんどくね?」
ハルキ「そうだね。。他のにするか。。」
迷っていたハルキ。突然組合の扉が開き数人の甲冑を付けた2人が掲示板に紙を貼る。
ハルキ(兵士?。。ベルガンの紋章だ)
肩にベルガン王国の模様を付けていた甲冑男達は紙を貼り終え、受付に挨拶をし組合を去っていく。
ベルガン兵「おはようございます!」
受付「おはようございます。新クエストですね。了解しました」
ベルガン兵「それでは失礼します!」
早速貼られた掲示板を覗き込むハルキ
ハルキ(これか。。どれどれ。。)
〜クエスト〜
盗賊退治
内容:ヘルマンの街西にあるバル盗賊団一味の殲滅
盗賊頭バルの殺害or確保
場所は:ヘルマン町から西へ数キロ先にアジトを確認
報酬は6000ギル
詳しくはベルガン王国ヘルマン支部まで
依頼主:ベルガン王国
げん「これやばいな。。ハルキ」
どうやらげんも読んでいたらしい
ハルキ「これ。。俺たち行けるかな?
げん「ぽよさん達に聞いてみようぜ、そろそろみんな組合に来る頃でしょ」
毎日モンスター退治のクエストをしていたハルキとげん。
討伐系のクエストは基本1日1度までで1人しか受けれないため、ハルキは早めに組合に来ていたのであった。
ハルキ「そだね。ちょっと相談してみるか」
ぽよ達が組合に来た
ぽよ「おっすおはよー。なんか良いのあったー?」
ハルキ「おはようです。実はぽよさんコレを。。」
盗賊団殲滅クエストをぽよに見せるハルキ
ぽよ「盗賊ね〜。俺も噂で聞いたことはあるよ。人でしょ」
ハルキ「はい」
ハルキが受けようとしているのは盗賊の殲滅。
そう、初めて対人を相手に戦おうとしていたのであった。
ぽよ「危ないっちゃ危ないな」
クマ「まぁ、相手がどれくらいの力量によるかよね」
らみ「おはよすー、何かあったのですか?」
続々と他のメンバーも組合に来ていた
状況を説明するハルキ
らみ「ひえー盗賊団。おっかないっすね。でも報酬は6000ギル!これうちらが稼いでる1ヶ月分じゃないすか」
クマ「報酬は良いよね。あとは難易度よ」
一同が話し合いしている中、近くの同じ組合の冒険者と思われる男が話しかけて来た。
男「お前達バル盗賊団を退治しようとしてるんか?あいつらはいっつもせけーまでばっかしてらー。畑を荒らしては、人が来るや否や戦いもせずスタコラサッサ逃げるんよ。チンピラやあんなの」
クマ「強くはないのか?」
男「ああ、俺も一回盗賊団ぬ出くわしたことあるけど、 ほぼ全員ヒョロガリのチビばっかだったな」
クマ「言われてるぞげん」
げん「違いますよ!まだ成長途中だし!」
男「ま、そん時もあいつらは俺を見るや逃げて行ったな。そんな感じのやつらよ。ただバルっていう盗賊頭はずる賢い奴って聞くから気をつけな。それじゃ俺は他のクエスト受けて行くわ。またな」
ハルキ達から去りクエストを受に行った男
クマ「まぁ町のベルガン王国ヘルマン支部に行って事情だけでも聞いて見るか?」
ぽよ「そうだね一回聞きに行くか」
一同は町の南西にあるベルガンの兵達が居る場所へと向かった
やきお「ベルガン兵ってどんな人達なんですかね、怖いんですかねー」
クマ「普通の優しい王様の国って聞くから。怖くはないんじゃないかな」
ぽよ「この街もベルガンの国の街なんだから迷惑かけるなよやきお」
やきお「大丈夫ですってもうww」
ナギ「怖い」
支部に到着した一同は受付の兵士に盗賊団殲滅のクエストの詳細を聞いた
ぽよ「すみません、今日組合で受注できるようになったバル盗賊団のクエストで聞きたいことがあるのですが」
兵「はい、知ってる情報なら可能な限り」
兵からバル盗賊団について聞く一同
盗賊頭バルを元に結成された10数名ほどのグループ
窃盗を主にやっており、近隣の人々は迷惑して居るようだ。
最近では殺人もしており、クエストとして指名手配された。
そこまで強い一味ではなく、コソコソと活動しているそうだ。
ぽよ「なるほどね。。みんなはどう思う?」
ヒビキ「人が相手ってのが怖いですね。。」
クマ「俺は行けると思うよ。最近戦いにも慣れて来たしね」
ナギ「そこまで無理しなくても良いんじゃないのかなとは思う。でもみんなに任せる」
虎「私はやりたいですね、最近良くしてもらってる街のおばあちゃんの私物がそいつらに盗まれたみたいで。許せません」
ゆみ「虎さんに賛成です」
アリサ「怖いけどみんながやるなら。。」
エル「良いですよ」
らみ「やれ。。そう」
やきお「よゆうだわ」
げん「やれると思うよ俺は」
ぽよ「賛成は7人か。。ハルキはどう思う?」
ハルキ「是非やりましょうよみんな!作戦はある程度あります!俺は行ける気がします」
ぽよ「ま、多数決だと賛成が多いけど、良いかな?」
ナギ「ハルキさんが言うなら。俺は良いよー」
一同は盗賊団討伐に賛成した
ハルキ「それじゃちょいとお待ちを色々準備して来ます」
一旦ハルキは家へと戻り、支度をし再びみんなの元に来た
ハルキ「お待たせです」
中型サイズリュックを背負い来たハルキ
ハルキ「それじゃ僕が考えた作戦を説明します、はいこれげん」
げん「え」
ハルキがげんに手渡したのは金髪のカツラと化粧用品であった
げん「おい、なんだよこれ」
笑うクマとやきお
ハルキ「あいては女性などのか弱い人ならビビらないで強気で来るみたいなんだ。だからげんに女装してもらいアリサ、ゆみさん、らみさんとで潜入してもらって 内側と外側から同時に攻める作戦です。名ずけて、ハンバーガー作戦」
やきお「女装!わはははは!!もう無理払いたい」
ゆみ「げん君化粧してあげるね」
黙り込むげん
ハルキ「どうしたげん?」
げん「いや。。なんでも。。」
ハルキ「結構は午後3時ごろに女性方4人でアジト周辺をウロウロしてもらいます。捕まり10分程だったら俺達が攻め、その隙にげん達も」
作戦が決まった。げんの化粧が終え、一同は盗賊団のアジト周辺にたどり着く。
ハルキ「よし、じゃみんなあと頼みます!町娘4人で旅をするって設定で!」
らみ「了解!」
アジトに近づきウロウロし始めるらみ達
らみ「げんちゃんもっと女の子らしく内股で歩かないと!」
げん「え!だって。。うん。。」
恥じらいながらもげんは女の子らしくしようと頑張る
ゆみ「きましたよ」
盗賊団の一味と思われる男3人が前からゆみ達に向かって来る
ハルキ達は遠くの木陰からからそれを見守る
盗賊A「へい!姉ちゃん達!何してるんだいこんなとこで」
ゆみ「私たち旅をしていて。ベルガンに向かい叔父様の家に行きたいの」
アリサ「迷子になっちゃった。。。」
盗賊B「へへ、それじゃベルガンに行く前に俺達とあそぼーぜー」
らみ「えー。。どうしようっかなぁ」
盗賊C「俺はこっちの無口な嬢さんだぜ。ううぇっへへ」
盗賊Cはげんの頭を撫で回しいやらしい目つきでげんを見る
げん(こんっの。。ボケどもが。。)
体が少し震え拳を握るげん
らみ(抑えてー!!)
らみ「早く連れてってぇ。あーそーぼー」
盗賊A「それじゃいこうかクックク」(たっぷり遊んで身代金でも要求するか)
連れていかれるのを確認したハルキ達
ハルキ「行きました!バレないように俺達も!」
虎「あの豚どもがゆみに汚い手で触りやがって」
やきお「やばいげんがwwワロス」
げん達のあとを追うハルキ達
ぽよ「うまく侵入できたみたいだね彼女ら」
ハルキ「はい、あとは少したったらエルさんの弓で牽制して一気に攻め込みましょう」
ヒビキ「彼女ら大丈夫だと良いですね」
アジト内部
盗賊A「おーっす上物連れて来たぜ」
盗賊D「お、なんだなんだ。羨ましいのー。あとで俺にも!」
盗賊A「まぁ待てって。バル様に報告だ」
らみ「ここはどこなんですぅ?」
盗賊B「ああ、俺たちのアジトさ、これからボスに合わせてやっから」
らみ「はーぃ」
アジトの奥の部屋に来たげん達
盗賊A「ボス!入ります!」
ガチャ、扉を開ける盗賊A
バル「おう、なんだ?」
青いヒゲの小柄の男性が部屋に居た
げん(こいつがバルか。。)
げん達に聞こえないようにバルに耳打ちする盗賊A
盗賊A「へへ兄貴、女捕まえて来ましたぜ。ベルガンの娘みたいで。たんまり金取れそうでっせ」
バル「ほう、でかした。どれどれ」
げん達に近づくバル
ゆみ「お兄さんかっこいいですー。お兄さんも私達と遊んでくれるんですか?」
バル「なかなか可愛いじゃねえか。おうちょいと俺と遊ぶか。へへ」
盗賊B「兄貴!おいらも!」
バル「へ、ほらよ」
アリサを盗賊Bの方に押すバル
アリサ「キャ!もう乱暴はいやょ?」
盗賊B「へへ安心しな」
バル「そっちの娘は緊張でもしてるんか?ずっと下向いてっけどよぉ」
げんを見るバル
らみ(がんばれげん!)
顔を赤らめるも、吹っ切れるげん
げん「男の人に囲まれて緊張しちゃったのぅ。私恥ずかしがり屋で。。キャピ」
盗賊C「兄貴俺こいつと遊びたいす」
げんを背中から抱きしめる盗賊C
バル「好きにしな」
げん(なんで俺がこんな目に。。)
バル「それじゃ俺と遊ぼうか名前は?」
ゆみ「ゆみっていいます!2人っきりになりたいな」
バル「はっはっはいいぜ」
ゆみ(バルは私が。あとは頼むわよ)
アイコンタクトをげん達に送り部屋を出るバルとゆみ
らみ「ねぇねぇーここってほかにだれがいるのぉ?」
盗賊A「ここは俺たち含め今11人いると思うぜ」
げん(11か。。やれるな。いやヤる)
らみ「私3人で遊びたいなぁ。Aさんの友達もう1人読んで部屋で遊ぼー」
アリサ「私も3人が良いなぁBさんー」
盗賊A、B「いいぜ、それじゃだち連れてくるから部屋行こうか」
げん「私は2人っきりがいいな。。」
盗賊Cに抱きつき耳に囁くげん
盗賊C「いいぜーへへ。行こうか」
らみ「それじゃーまた後でねーみんな」
アリサ、げん「はぁい」
一方ハルキ達は戦う準備をして居た
ハルキ「よし、行きますかそろそろ。エルさんお願いします」
エル「はい!」
街で買った弓でアジトの門番1人を射抜こうとするエル
盗賊「うっ。。。」
うまく命中したようだ
ハルキ「行きます!」
一斉にアジトに走り出すハルキ達
うまくアジトに潜入に成功した
ハルキ「それじゃ三グループで散会で!エルさんは1人でアジト周辺を見ててください」
全員が頷く
ハルキ、ナギグループはアジトに入り中央の道へ進む
クマ、虎、やきおは左の道で
ぽよ、ヒビキは右へ
エルはアジトの門付近にある高台でアジト周辺を監視
盗賊「なんだきさ。。う」
ザッ!
盗賊を背中から斬ったハルキ
ハルキ「よし。。早くげん達を探さなくては」
ナギ「そんなに広くないから行けそうだね」
盗賊「きさま!なんだ!」
ハルキ「ちっ、見つかった。行くよナギ君!」
アジト内が少しざわめいて来た頃げん達は部屋で盗賊の足止めをして居た
盗賊C「ちょっと外が騒がしいな。様子を。。う。。」
ガスッ
背後から部屋に飾ってあった大きなツボで盗賊Cを倒すげん
げん「ボケが!」
部屋を出たげんは隣の部屋に入る
そこにはアリサと盗賊2人がいた
盗賊B「おうどうした姉ちゃん」
げん「Cさんがーどっか行っちゃってぇ。トイレ行きたいんだけどぉ」
盗賊E「それじゃ俺が連れてってやんよ」
部屋を出て廊下に来たげん盗賊E
ザクッ
持って居た短剣で盗賊の胸を背後から仕留めるげん
げん「汚い手で触りやがって」
再びアリサがいた部屋に戻るげん
盗賊B「お、はやいな。どうした?」
げん「ねえ、ちょっときてお兄さんっ」
盗賊B「なんだいなんだい。。へへ。。う」
隙を伺いそのまま短剣で盗賊を倒すげん
げん「ふぅ。。いこうアリサ。ハルキ達がもう来てるらしい」
アリサ「うん」
カキン!カン!
ハルキ(やはり正面じゃすぐには倒せない!)
ナギ「おらあ!」
盗賊「ぐ。。う。。。」
バタリ
ハルキ「ありがとうナギ君」
「てめえらああ!」
ハルキ「チッまたも見つかった」
ナギ「ここは俺に任せて。行ってくれハルキさん!」
ハルキ「わかった!」
刃物がかち合う音が響く中突き進むハルキ
バル「なんだか外がうるせえな。ちと見てくるわ」
ゆみ「え、まってよぉ」
2人は部屋を出バルは周りの様子を伺う
バル「何事だあ!、おめえらあ!うるせえぞ!」
声を貼るバル
盗賊「兄貴!!敵がきた!数不明!」
バル「なんだとこのやろお!」
急いで部屋に戻り武器を取ろうとするバル
その隙を狙いゆみがバルの背後を短剣で狙う
ゆみ「なっ!」
短剣を持っていた手首を掴まれ防がれてしまうゆみ
バル「てめぇ。。グルか」
バルの剣がゆみを斬り落とそうとした瞬間剣の弾く音が鳴った
カン!
虎「大丈夫かゆみ!」
虎が間一髪助けに入ったのであった
バル「てめえら誰だゴラぁ!」
虎「お前らが居るせいで困ってる人がいっぱい居るんだよー!おばあちゃんの大事にしていた指輪を盗みやがって!」
バル「あん?ババアがしったことかあ!」
クマ、やきおが近くで他の盗賊でかち合い虎もバルと剣を交えていた。
虎「おらああ!」
バル「なめんなああ!」
大きな風に音がなる
虎「なっ!」
ヒュゴオオ
風の音と共にバルの手から目に見える透明の斬撃が虎に高速で向かう
虎「っく。。なんだいまの。。まさか。。」
バタリ
斬撃を肩から血が出る虎はそのまま床に膝をつく
ゆみ「虎さん!」
バル「とどめじゃあ!」
ゆみ「させない!」
体を使いバルに突進したゆみ
バル「クソが邪魔しやがって!」
ヒュゴオオ
同じ斬撃がバルの手から放たれる
ゆみ「きゃあ!」
ゆみは持っていた木の棒で防ごとするが棒は真っ二つに折れ、その衝撃でゆみは壁に吹き飛ぶ
ゆみ「く。。」
気絶をしてしまうゆみ
バル「はぁ。。邪魔をしやがって。。死ね!」
ハルキ「はああああああ!」
カキンッ!!
バル「ち、また敵か。クソ」
ハルキの一撃を剣で防いだバル
ハルキ「虎さん!ゆみさん!大丈夫ですか!」
虎「気をつけてハルキ。。そいつ。。」
倒れて気絶してしまう虎
ハルキ「くらえええ!」
バル「ふん!なめんな!」
ヒュゴオオ
ハルキ「な!」
なんとか斬撃波を避けたハルキ
ハルキ「まさか。。魔法?!」
バル「そうだ、俺は軽い風魔法なら扱えるのさ。死ね!」
ヒュー
ハルキ(来る!どうする!)
ヒュゴオオ
風魔法の斬撃波がハルキを襲う
それを上手く避け、ハルキは持っていた短剣をバルの足めがけ投げる
グサッ
バル「くそ。。」
短剣はバルに左足に命中し、床に手をつくバル
その隙にハルキはバルに近づき剣を振り下ろす
ハルキ「はあ!」
スパッ
バル「うがああああ」
バルの左でが切り落とされた
バル「くそお」
右腕をハルキに掲げ再び風魔法を放とうとするバル
ハルキ「させるか!」
ズパッ
右腕もハルキに切り落とされ、そのまま床にうつ伏せで倒れこみ気絶した
バル「く。。」
ハルキ「ふぅ。。やったぞ!バルを倒した!クマさん。、やっくん!行く!」
盗賊「や。。やばお兄貴がやられた。。 あああ!」
バルがやられたのを知りクマ、やきおと戦っていた盗賊は逃げようとした
やきお「させるかあ!」
盗賊「ぐあああ」
やきお「ふ、俺強し」
クマ「ハルキ、こっちは大丈夫だ、ぽよ達の所に行こう」
それからぽよ達、げん達と合流しハルキ達はアジトの殲滅に成功した。
一部逃げようとする盗賊が何人か居たが、エルが弓で1人も逃さなかった。
倒した盗賊団を持ってきた縄で縛りその場で拘束しておいた。
ハルキ「お疲れです皆さん、虎さんとゆみさんに薬草を」
虎とゆみの傷口に街で買った薬草を塗る
虎「ふぅ、ありがとう。。楽になったよ」
やきお「凄いですよねこの薬草。一瞬で回復する。まるでゲームみたい」
ヒビキ「ゲームだと良いんですけどね。。」
アリサ「ハルキさんも怪我してる、薬草どぞ」
ハルキ「ありがとう」
ぽよ「なんとか殲滅成功だ。とりせず報告しに戻るか!今日は美味いもん食うか!街の酒場でも行こう!」
らみ「いえええい!」
一同はクエストを報告し、6000ギルを入手した。
そのお金で今回のクエストでの怪我を完治させ、夜に町の酒場でご馳走を12人は楽しんだ
ぽよ「かんぱーい、おつかれー」
虎「お疲れです。まさかバルが魔法を使うとは。。」
ゆみ「聞いたことはあったのですが初めて見ました」
ハルキ「僕も。風の魔法でしたね」
ぽよ「魔法なんて王国の兵や適性ある人じゃないと覚えれん見たいだしね。使うのも国の免許証必要だし」
やきお「めっちゃ魔法撃ちたい。ぜってえ面白い」
ナギ「君じゃ無理だよ」
やきお「なんだとおおナギっちいいい」
虎「おいおい酒場で暴れるなって」
「はははは」
無事に1日を終えた一同は今日もぐっすり疲れを取るため家に帰り自分のベッドで睡眠をとった。
それから数週間後、一同の家にベルガン王国からの手紙が届いた。