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The Terminal  作者: 丹羽
第1章:始発
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第1話:始発

授業も終わり帰宅部の【ハルキ】は、同じ学校の生徒で友達の【虎】、【げん】とともに帰宅していた


ハルキ「なぁ虎さん、げん。明日新しいオンラインゲーム出るみたいなんだ。一緒にやろうぜ」

げん「お、いいねー最近退屈してたからやろやろ。【ぽよ】さんとか【クマ】さんとかも呼んでやってみようぜ」

虎「新しいゲーム。。良いですね。でもぽよさん達は今年受験生なので難しいと思いますよ」

ハルキ「あーそうだった。。先輩達今年で3年生だった。。残念」

げん「あれ?虎さんも今年で受験じゃ?」

虎「実は私、美術大学にもう推薦を貰っているんですよね、ははは」

ハルキ、げん「すげーー」


いつもの日常を過ごしながら3人は各々の家に帰っていった


ハルキ「じゃ、また明日よろしくー」

げん「ういー」

虎「Bye」


帰宅したハルキ、晩御飯、宿題、お風呂などを済ませ自分の部屋の電気を消しベッドで睡眠を取ろうとした時突然人の声が部屋の暗闇から聞こえてきた


人の声「。。。こい。。。時間だ。。」

ハルキ(な。。なんだ。。こわ。。)

ハルキ「だ。。だれ?」


恐る恐るハルキは声のする暗闇の方を見つめると体の自由が奪われていた


ハルキ「っ!」

ハルキ(金縛り。。。?動けない 締め付けられてる感覚はないのに。。指も動かせない)


ハルキは声も出せなくなりそのまま視界が暗くなり意識を失った


ハルキ(ゆめ。。だ。。よ。。。。。な。。。)


土と草の匂い。硬い地面。鳥の鳴き声で目が覚めるハルキ


ハルキ「うっ。。」

ハルキ(頭がクラクラする。。なんだここ。。森。。?どこだ。。)


辺りを見渡すとそこは彼がみた事ない森の中であった。


ハルキ(夢。。か。。でもすごいリアルな夢だ)


自分の手首をつねるハルキ


ハルキ「いっ!痛い。。夢じゃない?。。。やばいなこれ。ここは何処だ。。」

ハルキ(とりあえず辺りを探索して調べよう。。)


辺りを歩き探索してると 草むらの上で倒れている人を見つけた


ハルキ(あれ。。誰か倒れてるぞ!誰だ。。起こしてみるか)


ハルキ「すみませーーん起きて貰っても。。ってあれ。。この顔。。【ナギ】君? やっぱりナギ君だ。起きてナギ君」

ナギ「ん。。あれ。。ハルキさん?」


倒れている青年は同じ瑞反の同級生ナギ、彼もどうやらここに迷い込んだらしい


ハルキ「これってさ。。。夢じゃないよね?昨日寝ようと思って目を閉じたら。。そう!変な男の声が聞こえて体が動かなくなって気づいたらここに。。」

ナギ「俺も昨日の晩寝てからの記憶がないな。。なんでだ。。これ。。異世界連れてかれちゃった系?」

ハルキ「まじか。。」

ナギ「これからどうするハルキさん」

ハルキ「んー。。。とりあえず情報が欲しいな。。ここが何処だが。ここは森だし熊なんて出たらやばいよね。。 慎重に行こ」

ナギ「そうだね、熊なんて出たら絶対。。」


ガサガサ


近くの草むらから音がする

何かがいる様だ。その音はどんどん近づいてくる


ナギ「や。。やばい」

ハルキ「やばいのだったら全力で逃げよう」

ナギ「うん。。」


「あれ、ハルキとナギ君じゃん。良かったーーマジここどこ」



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