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ライム・ア・ライト2
今回から本編完結後のお話です。そのため、少し?なところがあると思います
――かって、この世界アーツの片隅に、聖女と称えられた一人の少女がいた。
無限に広がるこの時間軸に、あまたに存在する無数の聖女と呼ばれた女性の中でも、もっとも偉大な聖女。
聖女の名はレミィラン。
彼女は夢によるお告げによって人々を導き、この世界に多々なる救いをもたらした。
いつしか彼女は聖女の中の聖女として称えられ、夢の聖女という至高の名で呼ばれるようになった。
だが、ある日、夢の聖女は突然、歴史の舞台から姿を消す。
いつしか、人々の記憶からレミィランの名は薄れていき、そして夢の聖女は伝説となった・・・・・・。