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おまけ ヒノワ皇国編までの登場人物など

◇主要人物

○ヒロ・ナカジマ(中嶋尋)

 能力名:最強の装備

 赤髪紅瞳の17歳。主人公。ゲーム脳と言われているが実際はそうでもない。

 友達が居ないと言っている割に、バイトで社会人と接する機会が多かったためかコミュ強。家事が得意。

 年相応なところはあるものの、基本的に常識人ポジション。前世での境遇からか、何となくリアリスト的な考えをすることもある。

 勇者になるのが夢だったがプロキアで叶ったため、今度は「真央を人間に戻す」ことを新たな目標にしている。

 現在、六種類の最強装備を出せる。中でも絆ノ装備(ブルームフォーム)は、マオの魔力を使用しなければ顕現できないため奥の手扱いとなっている。

 

○マオ・シロヤマ(城山真央)

 能力名:???

 やべー奴。白い狼のモンスターに転生したメインヒロイン。尋に生活の殆どを依存している。

 前世では文武両道、容姿端麗、清楚可憐で通していた。が、私生活は想像を絶するポンコツ加減を見せており、料理でヒュドラを降臨させる、中学に上がるまで一人でトイレも出来なかったほど。

 ちなみに彼女の世話をしていた尋は、小学生の頃に「まおちゃん係」という渾名を頂戴したらしい。

 そのためか尋のことはこの上なく好きだし、彼の為なら何だって出来る。響弥のことは殺したいくらい嫌い。

 周囲のマナを操る能力を持つが、詳細は不明。狼の身体に慣れてきたのか、前世での古武術や能力による魔術の変換まで行なえるようになってきた。

 ちなみに人間体で転生していた場合、確実に作中最強レベルでバランスが崩壊していた。


○ミライ・ヒロセ(広瀬未来)

 能力名:言語の翻訳

 コミュ障。空色の髪に海色の瞳を持った17歳。

 前世で言葉が伝わらなかった経験があるため、不機嫌になったら頬を膨らませる癖がある。

 ヒロ達と交流するようになって、ようやく人並みの道徳を覚えてきた。だがコイツが出てくると話が大体脱線する。

 能力は非常に便利なもので、異世界言語問題の解決、魔術の簡略化は勿論のこと、能力が進化して相手の心を読めるようになったおかげで先手を取りやすくなった。


○サリエラ・ヴァイスハイト

 クソガキ。フワフワの銀髪を持つ16歳。背が低く子供っぽいが、尊大な口調と万能の才能を持つ。

 そのおかげか様々な人から尊敬されるが、才能に嫉妬されて対等の友人が居なかった。いまの道徳も、師であるゲオルクから学んだもの。

 そのため対等に接してくれるヒロやジークを非常に気に入っている。最近はミライやエリーゼ達も対等に話してくれるようになってくれて嬉しいらしい。

 一人称は『ワタシ』。大国宝に出てくるエリサという少女と関係がありそうだが、果たして……?


○エリーゼ・ワァグナー

 いつの間にか正ヒロインになりかけている、金髪を三つ編みにした村娘。17歳。しっかり者で、ヒロと共にツッコミ役を務めることも多い。

 力は強くないが頭がよく、村にいた頃から薬学や回復魔術に精通していた。

 そのため魔術学校に受験しようとしたが失敗し、代行者ギルドの受付嬢として働く傍ら再受験のため勉強中。

 実は元々バサナ共和国編で死ぬ予定だったが、いつの間にか正ヒロインの座をマオから奪取しそうな勢いで最前線を駆け抜けている。何なんだお前。


○ジーク・ワァグナー

 正義マン。プロキアの勇者にして、エリーゼとクルトの兄。そしてヒロとサリエラの兄弟子。銀縁の眼鏡が特徴的な20歳。

 誰とでも分け隔てなく接することを主義としており、相手が国王であってもホームレスであっても態度を変えることはない。

 ……のだが、最近は様子がおかしくなっており、本人も無自覚のうちに特にヒロへの当たりが強くなってきている。

 転生者ともタイマンでやり合えるほどの実力者。風属性、水属性の適性を持つため、それらを合わせた雷属性の攻撃が得意。


○クルト・ワァグナー

 金髪を非常に短くカットした少年。15歳。

 転生者や兄に憧れており、イタズラ好きで年相応な性格。

 しかし強くなく、また他の人たちの性格が強烈なため地味になりがち。

 足がとても速いため、代行者ギルドで配達員として働いている。

 ヒノワ皇国での一件からか、誰よりも情報を知る喜びに目覚めて「新聞記者」を目指そうと夢見るようになったらしい。


○ウォルター・ヴォルフガング

 肥えた体躯と青い髪を持つ23歳。貴族だけあって尊大。

 プロキア王国の貴族だが他と異なり努力家かつ庶民を非常に大切にする性格のため、肥満体型は蔑まれやすいアルテンシアでも慕われている。

 指揮官も務められる上にヴォルフガング家に伝わる、生命力マナを吸収する宝剣『リヴァイアサン』を振るう重戦士でもあり、アルテンシア人ながらもヒロ達の戦闘にもついて行けている。


○メリア・ヴォルフガング

 こちらも青い髪の16歳。兄と違って可愛らしい容姿を持つ。

 しかし他の貴族と同じく庶民を蔑んでおり、会話は愚か、目を合わせることすらも許そうとしない。

 そのためヒロからは「悪役令嬢」と呼ばれたが、大体のプロキア貴族はこんなものなので気にしたら負け。ウォルターが異端なだけ。

 そのうえ野心家でいずれヴォルフガング家の当主になろうと目論んでいるが、当のウォルターが家督譲る気満々のため、そのうち夢は叶うらしい。


◇プロキア王国編

○ゲオルク・ワァグナー

 灰の村に住む老人にして、ヒロ達の師匠。

 転生者やモンスターを毛嫌いしており、口調も荒い。だが努力する者を決して見捨てないため、その意を汲んだヒロは直向きに努力して強くなることができた。

 かつてはプロキアの勇者と呼ばれていたが、何かしらの理由で転生者の真実を知り、それを隠匿することを決意。そして各地に出向いている間に家族をモンスターに殺されたため、隠居を決意した。

 最期は灰の村に侵攻してきたキョウヤの能力によって一瞬のうちに殺されてしまった。


○ホムラ(穂村)

 能力:煙霞の意識

 くたびれたサラリーマンのような転生者。転生して凶暴化したせいか、人相が悪い。ロリコン疑惑がかかっている。

 身体を煙のように空気へ溶け込ませる能力を持ち、相手の体内に侵入することも可能。

 しかしホムラ自身が転生してから一ヶ月ほどしか経っておらず、ゲオルクによってアッサリ討伐された。

 ちなみに前世では高校に上がった子供がグレて息子は各地で暴力を、娘は痴漢冤罪をするようになり、同時期に妻がカルト宗教にハマり一家心中を図ったせいで亡くなったらしい。


○アゴの割れた兵隊長

 プロキア王国軍を率いる兵隊長。ネズミの転生者騒動から、何やかんやでヒロと関わりん持っている。妻子持ち。

 一度は命を諦めかけたが、ヒロの懸命な姿勢によって救われ、それ以降彼のことを全力で応援しようと決めているらしい。

 本名は『ライアン・シューミット』。部下とは厳しくも優しい、そんな良好な関係を築いているようだ。


○ネズミの転生者

 能力:子孫の繁栄

 転生者は人間に限らず動物も該当するため、大量駆除作戦で駆逐されたうちの一匹が転生したもの。

 非常に身体能力が高く、かつ狡猾なため非常にタチの悪いものとなっている。

 プロキア王城内を壊滅寸前にまで追い込んだが、ウォルターとヒロの協力によって討伐された。

 ちなみに遺物は子宝や安産の祈願に使われるようになったという。


○煌龍アウレオラ

 数千年前から生きているモンスター。プロキア王国の守護者として長年君臨していたが、歳を重ねるにつれ自我を失いかけ、生贄を求めるだけの存在になってしまった。

 本人も自我の喪失に苦しんでいたようで、転生してきたばかりのタケルに不老や眼の光などの恩恵を与える代わりに、自身に仕えるよう迫るほどだった。

 最終的にヒロやジークによって討伐された。プロキアも心のどこかでは害悪と見做していたのか、お咎めは全く無かったという。

 実は転生後に人としての自我を保っていたモンスターは珍しく、マオもその例。そして転生前は古代の国の巫女だったらしい。


○タケル・ウエクサ(植草健)

 能力:植物の種子

 盲目の生物教師であり、ヒロの中学時代の恩師。

 あらゆる植物を操る能力によって、アウレオラのサポートを行なっていた。

 光合成によってマナを生み出す極めて珍しい植物の栽培も可能だが、遺物はヒロの経験値となったためその能力が王国に有効活用されることはなかった。

 生前は心優しい尋に惹かれており恋情も抱いていた。そのため真央とは互いに心底毛嫌いしていた模様。


◇バサナ共和国編

○キョウヤ・シノハラ(篠原響弥)

 能力名:王様の命令

 短い茶髪を持つ、生まれながらの強者にして戦闘狂。

 死ねと言えば本当に殺せる能力を持ち、やがて「対象に命じたことを執行させる能力」へと進化させた。ヒロの宿敵。

 ちなみに、真央と決闘がしたかっただけで寝取る気は全くなかった。顔と(強さ的な意味で)身体はタイプだがそれ以外がマイナスらしい。

 死んだはずだが、何故かヒロの幻覚として現れている。


○ミエコ・ハサマ(飯山満美恵子)

 能力名:万物の合成

 響弥の小判鮫。全体的に幼い雰囲気だが、ヒロと同学年。

 元々金髪だったがアルテンシアに転生して黒髪になった珍しいタイプ。

 名前や容姿、そして頼りない自分の力にコンプレックスを抱いている。

 それを振り払ってくれる響弥のことは命よりも大切で、彼の行動全てに肯定する。

 右手と左手で触れたものを合成する強力な能力を有するが、本人が転生したてのヒロのようなクソ雑魚なせいで活かし切れていない。

 服も遺物も見つかっていないため死亡したと見做されておらず、プロキアとバサナ共に、彼女に多額の懸賞金をかけているらしい。


○シンヴァ

 バサナ共和国の王。最も強い者が王を名乗るというルールのため暴君が生まれやすいバサナでも、ちゃんと民衆の意見を反映するよう動いているため非常に人気は高い。だがキョウヤが王になってからは手のひらを返され、石を投げられながら追放された、

 武人気質でプライドが高いが、相手の意見も聞ける性格。また、かなり保守的な一面も持っている。

 現在は祖国に戻れないため、ウォルターの部下を鍛えるための特別顧問を請け負っている。


○サラ・アルバレス

 能力:究極の肉体

 褐色の少女。14歳。育ちが悪いせいか粗暴な性格で、教養も低め。

 実はアルテンシア歴1年以上。しかしプロキア兵から翻訳指輪をくすねるまでは、バサナ語と英語のわかるトシキに意思疎通の全てを任せっきりだった。

 シンヴァのことは「よくわかんねーけど肉くれるライオンのオッサン」として懐いている。そのためか、現在はウォルターに拾われ家事手伝いとして働いている。

 なお、能力や性格も相まってか他のお手伝いからしょっちゅう叱られている。本人も「いつか辞めてやるこんな仕事」と思っているらしい。


○トシキ・ヒムラ(日村聡希)

 能力:老化の空間

 サラよりも前にバサナを支えていた関西弁の転生者。事故とはいえ殺人歴がある。

 前世での未練からか、歳の近いエリーゼに随分と入れ込んでいた。

 シンヴァへの忠誠心は高かったが、そのせいで命を落とし、遺体を再利用されてキメラ型モンスターにされた。

 しかしヒロの死神装備、そしてマオの能力と相性が悪かったおかげで主を殺さずに済み、マナへと還っていった。


○チェン・ハオラン(陣蒙然)

 能力:食物の昇華

 ダウナーな雰囲気の転生者。何事も点数で見る癖がある。

 前世で未来を恨みながら死んだためか、性格は捻じ曲がっている。トシキやサラとは比べ物にならないほど強力な存在として生まれ直している。

 転生してから二、三ヶ月ほどしか経っていないおかげで知識や経験に乏しく、能力を十全に使いこなせず敗北。ミライの経験値となった。


○クングルー

 カラスのようなバサナの将軍。狡猾と言われるが所詮は獣人のため、基本突撃、たまに挟撃しか頭にない。

 だが野心だけは立派で、シンヴァによるキョウヤへの叛逆を利用し、王座の奪取を成功させた。

 が、直後支援していたキョウヤの裏切りに遭い、自身が暗殺した他の将軍共々キメラ型モンスターの素材にされた。


◇ヒノワ皇国編

○レティシア

 能力名:絶対の領域

 白い髪をポニーテールに纏めた少女。17歳で、実はヒロ達と同い年。

 誰にでも敬語で話しており堅苦しいイメージを持たれることが多いが、実際は真面目でポンコツなだけであり、割と気さくなため誰とでも仲良くなりやすいタイプ。

 前世では戦争によって亡くなった。その際、兄のように慕っていた日本人の青年がヒロに似ていたため、彼のことを心から信頼している。

 ヒノワ式魔術である『忍術』も用いるが、プロキアやバサナほど発展せず汎用性に乏しいため、基本的に能力ばかり使って戦っている。

 実はレティシアという名前は偽名。本名は他にあるらしい。


○ウラカワ・モリモリ

 チビで不細工、そしてワガママという有様な26歳。ただ歴史や勉強が好きで、他人を支える心は持ち合わせている。

 受け継いだ秘剣は『イキハジヲタチ』。その刃で受けた傷は自然治癒でしか治らないという小刀。主に自害用として渡され、シゲシゲ以外の兄弟からは馬鹿にされていた。

 レティシアやムネニクに嗜められながらも、何とか頑張って藩の運営を手伝っている。

 ちなみに幼いだけで、ちゃんと分別がつくようになれば皇帝の素質は十分にある。


○タカハナ・ムネニク

 チョンマゲに上半身裸のムキムキボディという、バサナ文化に毒されたとしか思えない男。

 ヒノワでは男が裸を見せることは「全てを捨てて絶対服従します」という意味の生き恥にも等しい行為のため、基本城内、極稀にアマノガ領内でしか奇行は行なっていない。そこら辺の分別はつき、また彼自身も有能なため藩内でも人気は高い。

 モリモリの保護者として、彼が幼子の頃から教育をしている。おかげでワガママで癇癪持ち以外は割とマシな性格に育った。ちなみに彼以外が育てていたら間違いなく恥晒しに育っていただろう。


○ウラカワ・バケバケ

 シンエイ藩に属する第三皇子。気配を断つことが得意だが、本人の影も薄い。幼く頼りない印象を与える容姿だが29歳。

 受け継いだ秘剣は『ヨミノニクヲタチ』。相手の装備を無視して肉体のみを切り裂くことができる二振りの刀。

 パディス帝国に魂を売っており、そのおかげで新皇帝へ即位できた。最後にサクラを始末したが、彼女のことは表面上ファンと見せかけて、内心では道具としか思っていなかった模様。

 だが、まだまだ謎の多い売国奴。


○サクラ太夫

 能力:人想の収集

 本名は『いね』。貧しい農村出身で、親に売られて遊郭で働いていたが底辺を彷徨い性病で亡くなった。

 アルテンシアに転生してから花魁へと成り上がったが、バケバケによって殺された。

 また、バケバケはサクラの能力で情報を集めたと言っているが、アレは真っ赤な嘘。その秘密はパディス帝国編にて。


○コウ・ダイリン

 シンエイ藩の藩主。数メートルを超える巨大かつ肥満体で、とんでもない我儘。

 消費カロリーが多すぎるため、百姓の作った作物の殆どを喰らい尽くさなければ生きていけない。

 アルテンシアでは肥満体の者は蔑まれるが、彼女は強すぎたが故誰も逆らえなかったという。

 最期はヒロによって討伐された。バケバケも裏切り実行前にヒロへの借りを返すほど憎んでおり、評判は最悪だった模様。


○ウラカワ・シゲシゲ

 第一皇子。極めてプライドが高く、そしてヒノワへの愛国心も非常に高い。皇子郡にしてはイケメン。33歳。

 戦闘力も高く、ヒロとシロウ以外には負けたことが無いほど。受け継いだ秘剣は『ソノトチヲタチ』。大地を割るために造られた決戦武器だが、切れ味の凄い刀として振るうことも可能。

 ちなみに彼が皇帝になった場合も、時代の流れを読んで開国自体は行なわれた可能性が高い。だが大国宝には絶対触れさせてもらえないだろう。


○シロウ・シロヤマ(藤原宿禰城山獅狼道真)

 能力:???

 戦国時代より転生してきた侍。マオのご先祖。本気も能力も出してはいなかったが、絆ノ装備を出したヒロを圧倒していた。

 非常に強い力を持つが、声が極めて小さい。本人もそれを気にしており、プロキアへ拡声器を作ってもらうため出向くこととなった。

 現代風に言えば『ミチザネ・シロヤマ』だが、諱で呼ぶことは昔の人には無礼極まりないため『シロウ』または『シロヤマ』と呼んであげよう。

 なお、真央も昔風に言えば「藤原宿禰城山獅狼真央」となる。獅狼の名は城山家が道真の代より、古武術と共に朝廷に仕える者へ受け継いできた通称らしい。


◇緊急クエスト

○絵画の音楽隊

 動物柄の抽象画が実体化したかのような音楽隊。その音を聴いた者は無意識に引き寄せられ、殺されるとのこと。

 美しい絵画に対して異常な拒絶感を示すという特性から、ウォルターのコレクションを囮にしてミライと共に撃退した。

 報酬は三十万ギル。主にスポンサーのウォルターの取り分が多くなった。


○外壁人柱事件

 プロキア城下町の外壁に人が生き埋めにされ、マナにも還れず命を落とすという怪事件。

 ジークと共に原因の転生者を追い詰め、討伐した。

 報酬は三十万ギル。事件の内容が内容のため、全額遺族への見舞いに使われた。


○永眠病

 月の見えない場所で一度眠ってしまうと、二度と目が覚めなくなるという流行り病。

 原因は夢の世界に潜伏できる、バクのようなモンスター。記憶や意識を食べて、目覚めないようにしていた。

 サリエラ達宮廷魔術師が、夢の世界でも自由に動けるようになる魔術薬を開発。

 ヒロとマオがバクの食べたものを吐き出させ、討伐。被害者は皆、目を覚ました。

 報酬は五十万ギル。関わった人たちと山分けした。


○クトンゲ教

 カルト宗教。金や物資を教祖に貢がせている。

 ゲントクは以前より転生して活動していたが、今回の大侵攻で発生した難民をたっぷり取り込んで組織が巨大化したらしい。

 最終的に、ヒロによって壊滅。難民や元信者も保護された。

 報酬は十万ギル。脅威度が高くなかったせいか安め。


月鯨つきくじら

 月のように黒く、丸く、そして巨大な鯨。

 宙を浮遊し、断崖地帯で鳥や獣、そして地形を多数捕食していた。

 進行方向にプロキアの首都があったため、ジークの雷霆ライディーンによって処理された。

 ちなみに雷霆ライディーンは電気締めのような効果があるため、煌龍と同じく遺体レリックメイルが残る結果となった。

 報酬は十五万ギル、遺物ドロップアイテム込みで五十万ギル。

 そして月鯨の肉や油などは周辺の村に配られた。が、中に潜んでいた寄生虫による緊急クエストが発生するのはまた別の話。


太陽鮭たいようじゃけ

 ヒロによって調理された超巨大な鮭。

 本編ではイクラ爆弾で攻撃していた。

 実は、元となった人物は月鯨と出身地が一緒かつ、ロミオとジュリエットのような関係だったらしい。そして二匹が出会ったとき、このモンスターの真の姿が現れる。

 報酬は十五万ギル、遺物ドロップアイテム込みで五十万ギル。


陰陽龍おんみょうりゅう

 月鯨と太陽鮭が合体した姿。

 コレになった場合、ヒノワ皇国編が丸々陰陽龍討伐編になるレベルで強力かつ凶悪となる。


◇五大国

○プロキア王国

 アルテンシアで一番の国土を有する大国。肥沃な森や草原、峡谷、ミネラル豊富な火山など、様々な資源を得ることができる。

 人口の殆どは城下町に集結しており、あとは各地に村が点々とある程度。また村々に自治は任せっきりで、税金を取るなどをすることはない。あくまでも「プロキア領にある集落もとい小規模都市国家」といった扱いをしており、良き交易相手として捉えている。

 文明はかなり発展しており、食糧も豊富。余った労働力を代行者制度という派遣業のようなもので互いに取引し合う、そんな街となっている。

 おかげか貴族や国王は平和ボケし、腐敗が進んでいる。とくに国王は嫌われすぎて名前を呼びたくないと言われるほど。

 ただアルテンシアで一番平和な国には変わりない。


○バサナ共和国

 砂漠地帯のオアシスに都市を構える、動物と人を合わせた種族『獣人』の国。

 強い者に従うという価値観を持っており、転生者に対しては寛容。ただし弱ければ人権は無い。

 また食糧不足を補うため、肉や魚をマナ化させず調理する方法を確立している。ただ現在は豊穣の遺物があるおかげで、農作物には全く困らないらしいが。

 共和国と言っておきながら、国で一番強い戦士を王としている。これは諸外国に合わせるため、王と名乗るようになったようだ。ただ「強い者に従う」が民意のため共和政を名乗っても問題ないらしい。本当かよ。

 ちなみに治安や道徳は最悪レベルで、人口は五大国の中でも最も少ない。そこにヒロの戦士大虐殺もあってか、ほぼ壊滅寸前となっている。


○ヒノワ皇国

 数々の島で構成された国。アルテンシアは基本的に一大陸だが、ヒノワ皇国だけは独立した島を領土にしている。

 領土を藩ごとに分けており、それぞれに自治を任せつつも皇帝が国としてまとめ上げている。

 様々な独自の文化を持っており、特産物も藩によって異なる。

 ただ魔術は発展しなかったためか、回復以外ではあまり使われることがない。

 先代皇帝によって、他国の君主があまりにも酷すぎた時代に鎖国令が敷かれていた。現在は撤廃済。

 アルテンシアでは二番目に平和。


○パディス帝国

 岩山に囲まれた国。工業や化学が盛ん。

 一帯は黒雲に包まれ、また鉱石は採れるが不毛地帯のため水や食糧の確保手段が限られている。

 これらを諸外国からの輸入に依存しているせいで経済も常に圧迫している。

 そのためか他国の征服に精を出しており、バケバケ皇子と協力してヒノワを落とすことに成功した。

 バケバケが力を貸した理由は、パディスの帝王制度にある。パディス人から選ばれる日帝と諸外国出身の者から選ばれる月帝がおり、この両名が中心となって国を統治するらしい、

 また、日帝と月帝の選別に選挙制を敷いているなど、民主主義的な国でもある。月帝へスカウトする人材は権力闘争に敗れた者や身分の低い優秀な者が挙げられるため、民衆出身の帝王と王族の空気を知る帝王、両方の視野を持ちながら政治を進められるということのようだ。

 こういった歴史を持つが、銃以外にも秘密兵器を持っているらしい。これは次編にて。


○アルテンス教皇国

 天上に構える最高位の大国。世界共通の法を定めていること以外謎であり、一般人がその謎を知ることは極めて少ない。

 定期的に各国の君主を招集して会議を開いているらしいが、詳細は不明。

 アルテンシアの謎に、極めて密接に関わっているらしいが……?

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