登場人物&用語
本文は今後投稿していきます。
使用している古代ギリシャ語は、格変化などに間違いがあるかも知れませんが、ご容赦ください。
○登場人物
クルセウス・ケルガシュ
主人公。♂。17歳くらい。
アト・アムン圏の銀の族。北方守護族ケルガシュの族長の息子。
現在は金の族の一人、アルグレオス・エブレイの護衆を務める。
アルグレオスから密命を受け、ネーマル圏の調査に赴く。
セゼール・ウト・ティカ
♀。15歳くらい。
ネーマル圏の年若き最後の女王。
アルグレオス・エブレイ
♂。25歳くらい。
アト・アムン圏の三王の内、エブレイの一族。現エブレイ王の息子。
権力に興味を示さず、研究に没頭する変人として知られる。専門とする研究分野は多岐に渡り、神話・歴史、法術、技術など。
セミラミス・アイギス
♀。19歳くらい。
アト・アムン圏の三王の内、エブレイの一族。現アイギス王の娘。
フォーリン・フォリス
アト・アムン圏の巫女
マイス・ファッタイス
ネーマル圏の預言者の一族。
イレミア・ティカ
♀。17歳くらい。
セゼールの従姉妹に当たるネーマル圏の少女。
タソス
♂。35歳くらい。
セゼールの護衆の生き残り。
クアール
幻獣の王。黒豹の姿だが、人語を解し、また話すことが出来る。
○用語
王圏
神の圏域。いにしえの神々が地上に降臨した3つの地域を指し、現在でもそのまま人類の生活圏となっている。
世界に3カ所存在していたが、その内の一つ、マ・イオ圏は10年前に滅亡している。残る新圏はアト・アムン圏とネーマル圏。他に、植民地として属圏がいくつか存在しており、マ・イオの属圏であるシャル圏、アト・アムンの属圏であるアイギプト圏、マールドゥ圏などが有名。
金の族
遥か昔に世界を支配した神々の末裔である人々。各王圏では、王族や高位の貴族を形成している。下位の属と謁見する時には顔の一部を隠す仮面を付ける
銀の族
神々が創造した人間達の子孫。金の族に支配される立場にある。
銅の族
神々が創造した知恵を持つ動物たちの子孫。外見は様々な動物の姿だが、人語を解し、幻獣とも呼ばれる。また、本来の銅の族と銀の族が交じって生まれた半人半獣もここに分類される。
護衆
金の族を守護する役割を担った銀の族の人間。戦闘術だけでなく、魔術、学問など、様々な一芸を持つものが任命される。
法術
いにしえの神々が行使した権能のことで、金の族が扱う。権能を道具に封じることで銀の族にも扱うことが出来る。護衆は、主人である金の族からこの道具を貸与されており、それをアーテルと呼ぶ。
また、各王圏は神々の末裔としてそれぞれに権能を継承している。
マ・イオ圏:時間に関する権能。
アト・アムン圏:空間に関する権能。
ネーマル圏:無に関する権能。




