【キャラ紹介・設定紹介】
初見の方はこちらを飛ばして次話の『記憶喪失のキツネ』をご覧ください。
【キャラ紹介】
・ティル
『ティル』|女性・キツネ族| 主人公 何故か記憶がなくなってしまったキツネの女の子。
性格は臆病で内気でノロマ、誰かに助けて貰ってばかり。
だが一方で自分の考えをきちんと持とうとして、またそれをしっかり通そうとする頑固な面もある。思いつきと衝動で行動することが多い。トレードマークはふさふさの前髪。健啖で基本的に食べられない食べ物はない。
年は人間でいう14歳ぐらい。
・タシュ
『タシュ・ロップス』|性別不明・ウサギ族| 面倒見の良い、変わった垂れ耳を持つウサギさん。
王都で駆除隊をしている。何かとお節介焼きでついつい誰かの面倒を見がち。八方美人な所がある。常時ヘラヘラしていうが大事な場面ではきちんと真面目な面持ちになる常識はわきまえている。何を考えているかイマイチ分からず謎が多い。にんじんの葉っぱを食べるのが大好き。
武器は長刀で、自分の耳を切らずに済む所が一番気に入っている。
・トゥンク
『トゥンク・レキスィーズ』|男性・ウサギ族| ちょっと意地悪なウサギの男の子。
灰色の毛と左右非対称の耳を持つウサギの男の子。生意気な性格で喧嘩が大好き。サスケにはライバル心を持っていて、いつか打ち負かしたいと考えている。孤独でいる事がカッコイイと思っており、そのせいか群れたがらない。極貧時代があり、その経験でどんな野草が食べられるのか知っている。雨水を貯めて飲んでいた事があるとか無いとか……。
本当は優しい心を持っていて、誰より情に厚かったりする。しかし彼自覚はしていない模様。
武器は先端に刃物が付いた(ドライヤーみたいな)銃。父の形見らしい。
・カオリ
『カオリ・ハーグス』|女性・インコ族| 王都の服屋の店員さん。
桃色の羽を持つ王都の商店街にある服屋で働いている小鳥。歌を歌うのが好きで広場でよく弾き語りをしている。両親が営む服屋を継ぐのが嫌でいつか歌を生計にして一人立ちしたいと思っている。
働いている時は無理やりテンションをあげて接客しているが、本人は煩わしいと思っていて本当はあまりしたくないようだ。しかし皮肉な事に才能があるのかお客さんには好評である。
・ワラテツ
『ワラテツ・ラコン』|男性・タヌキ族| ティルを助けてくれた、フォークス村でひとりで暮らしていたおじいちゃん。
穏やかで優しい性格。しかし怒る時は結構怖い。
若い頃は奥さんと息子の3匹でフォークス村に暮らしていた。
元々村の外から来た者で、田舎生活を最初は正直嫌がっていたが、今ではすっかり気に入っている。
ティルを息子と重ねているため、とてもティルに優しい。
【場所】
・フォークス村
ティルが最初にいた村。 キツネ族が多い。
・王都
色々な種族が行き交う、とても大きな街。
【設定】
・ヴァルーヴァ
敵。黒いブヨブヨ状の謎の生き物。
全ての生き物の敵。「ウヴァ〜」といつも言葉にならない言葉を喋っている。
「世界の果てからやってきて全てを破壊し尽くしたあと淵の底へ還っていく」と昔から言われている。
・神獣
ヴァルーヴァを倒す事のできる神聖なるケモノ。
本来は類稀なる力を持ちヴァルーヴァを撃退できる者に授けられる敬称だが、もっぱらラッツ家の者が多いため近年ではラッツ家の者自体を示す言葉として使われる。
・御柱
ヴァルーヴァを寄せ付けない神聖な柱。
ヒトが住む場所には数え切れないほど置かれる柱。
見た目は「Φ」と似ている。
下手に蹴っ飛ばしたりして雑に扱うと、近所のおじさんおばさんにめちゃくちゃ叱られる。
・駆除隊
ヴァルーヴァを退治してくれる集団。