世界がどこにあるのか私はわかりません
暗闇の中を歩いている
どこにいけばいいのかはわかっているんだけど
でも行けばいいだけの道
それだけでは本当の意味がわからないでいる
それが人生だと思っていたが
道なんかわからないものだから
でも矛盾している
道にはかならず目的地があるのは事実だし
それを求めないのは私たちの怠惰かもしれない
限界点でない限り人は
重要なことに目を向けないものなのか
過酷な環境に立たされたとき
どういう対応ができるのか
今それを味わっているのか
私は英雄でも勇者でもないただの人だ
でもいかないといけない道の上では
英雄的勇者的な行動を強いられるのか
誰も忘れていたものをこの環境で
思い起こしてもらえたのだが
しかしこのきつい道はどんなものなのか………
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私はこのダンジョンに入ってというか
なんかいさせられてかなりの日数が経った
そう実は私は転移者なのかどうかわからないが
この世界の記憶がなく突如ある冒険者と意識が
つながっていた
それまでの記憶はあるがあるところで止まっている
でも止まった場所で特に死んだわけでもない
どういうことなのかそれはわからない
もしかしたら夢の世界もしくは死んだことに
自覚がないだけなのか
私はある舞台を知人と見に行っていたのだが
その劇場に入った瞬間
この暗闇の中だった・・・
この暗闇から抜けるためにすべきこと
それをただしていくしかないのだが
戦いだけの日々で本当にいいのだろうか
何か私はすべきことが
あるように思えてならない
そもそも異次元転生なのに
なんで神らしきものがでてこないのだ
それが納得できない