僕の友達は、、、変な生き物。
僕の名前は 『アイト』 12歳だ!
僕は、学校が終わって近所の公園に行く途中に、、、?
黒とも白とも言えない...?
【グレーの羽のついた小さな生き物に会う。】
▽
『おい? お前! 名前は何って言うんだ?』
『あのさ! 先に自分の名前を言うのが礼儀だろう!!!』
『うぅ、そうなのか!? 済まぬ! 吾輩の名前はオセロだ!』
『オセロ? 変わった名前だね!』
『お前の名は、何だ!!!』
『僕はアイトだ!』
『良かろう~! 今日から、お前の家で面倒をみてもらう!』
『なに? 勝手なこと言ってんだよ!』
『じゃ、仕方がない! お願いする!!』
『はじめっから~お願いすればいいのに、、、。』
『いいのか??』
『お母さんに聞いてみないとわからないけどね、、、?』
『それなら、大丈夫! 吾輩に任せろ!!!』
▼
僕は公園に行くのをやめて、この生き物と一緒に家に帰る事にした。
『あら? アイト、公園に行ったんじゃないの?』
『いや? あのさ~実はね? その、、、公園に行く途中に変な生き物と
会って、家に住まわしてほしいって......。』
『いいわよ! お父さんにも私から話しておくわね!』
『えぇ!? いいの?【これ】だよ!』
『なんだよ! アイト、これって??』
『ねえねえ? お母さん! 本当にいいの?』
『はいはい、この話は終わり! 早く、公園に行ってらっしゃい~!』
『えぇ!? マジか!?』
▽
僕が、なんでと思っていたら......?
オセロが僕に言った。
『実は、、、暗示をかけているんだよ! 魔法と一緒かな?』
『そうなの~! すごいじゃん! オセロ~!』
『まぁな!』
▼
そして、その日の晩御飯の時に、お父さんからオセロが僕たち家族の
一員になった事を話した。
『今日から、我が家に家族が一人増えたよ! オセロ、みんなに挨拶を、、、!』
『はい! 吾輩の名前はオセロ! 今日からここの家族の一員になった!
よろしくな!』
『オセロちゃん! よろしくね!』
『ワンワンワン!』
『バット! あんまり吠えないの!』
『時期に、慣れるよ~!』
『ううむ。』
『ひょっとして、、、オセロ、犬! 苦手なの??』
『そんな事ないわーい! なぁ~バット!』
『ワンワンワン!!!』
『.......』
『あはは! やっぱり、怖いんじゃん!』
『.......』
▽
そんなこんなで、オセロは僕たちの家族になった。
学校にも一緒に行くのだけど......?
周りの人たちも、学校のお友達も、先生も、誰もオセロを見ても怖がらない!
どうみても、、、変な生き物なのに......。
それに、普通に学校に溶け込んで、友達も出来ているし、、、!
先生とも仲良くなっている。
...どうしてなんだ??
『どうして、、、? 誰も何も思わないのかな?』
▼
そんな時に、謎の男に出会う。
『君と何時も一緒にいる、不気味な生き物はなんなんだい?』
『えぇ!? オジサンには見えてるの?』
『あぁ~不気味な生き物がね!』
...そうしていると? オセロが僕たちに気づいて近づいてきた。
『なんの用だよ~! ブロック!』
『えぇ!? 知り合いなのか? オセロ!』
『あぁ~コイツも! 吾輩たちの仲間だ!』
『何を言っておる! 俺はお前ほど、醜くはない!』
『似たようなもんだろう! 化けてるだけだ!』
『そ.そうなの??』
『まぁ、そうとも言う!』
『そうなんだ!』
▽
でも、何しにここに......?
『ここに来たのは、観光だよ!』
『本当に、観光なのい、、、?』
『ずっとは居ないよ。』
『期間が決まっているから!』
『そうなの? オセロ!』
『あぁ~1年から3年までとされている!』
『じゃ~それまでは、僕たちと一緒にいれるんだね?』
『あぁ、そうだよ!』
『良かった!』
▼
そう言ったものの、1年から3年って、やっぱり短いよな?
それだけしか、、、一緒にいれないのか?
でも、それを言いたくなかった。
『オセロが居なくなったら、、、? 寂しいよ!』
...そんな事言えないよ!
それに、本当に観光なのか?
何か理由があって、来たんじゃないのか、、、?
▽
それにオセロとブロック以外に、まだまだたくさんいるのかもしれない!
これから、楽しいことがたくさん待っているのかもしれない!!!
【何が起きるのか?】
たくさんのオセロやブロックのような友達を増やそう。
きっと、僕たちは仲良くなれる!
最後までお読みいただきありがとうございます。