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伝説になったシスコン

唐突ですが一番最初の話を改訂しました。

というか新規で書き直しました。

ふざけるなと思う方もいると思いますが、申し訳ございません。

この小説は基本的に行き当たりばったりなので許してね。

滅茶苦茶謝られた。

アイリがドジを踏み、エステルがキレ、姉がそれをなだめた。

シヅキは大体すべてを許した。

おっぱいが素晴らしかったからである。

そして結局四人はいったん店に戻ることになったのであった。


「ロベルト、女性陣が俺から距離を取ってるんだが」

「当たり前じゃね? 不可抗力とは言えあの状況で喜んでいたドエロ大魔神なわけなんだから。それよりも俺からも距離を離しているのが解せんのだが」

店に帰る途中の道で男二人は自分たちから距離を取る女性陣に疑問を抱いていた。


一方、エステルは悩んでいた。

エステルは15歳、そろそろ背丈や胸も大きくなり始めるころであるというのに、というかクラスの子の中にはブラまでしている子もいるのに自分は絶壁である。

その事を深く憂いていた。

姉は18歳。

胸はボインボインである。

この差は年の差3歳でも説明できないものだと思った。

(……悔しい)

思い起こされるのは先ほどの光景。

シヅキを圧殺する勢いのあの豊満なバストに深い敗北感を覚えた。

あの店員は結構年上とは知っているがそれでもあの大きさは反則だと思った。

騎士としては優秀と言われる自分ではあるが、ここまで幼児体系だというのはコンプレックスを感じずにはいられない。


テトラは黙って妹を傍観していた。

今回の目的、それは妹がいつもあの男とどのように過ごしているかを知ることと、単純な妹いじりにあった。

エステルが昔から独占欲の強い性格であったのを利用してシヅキに自分が行為があるように見せかけ妹が狼狽し憤慨し、そして赤面する姿を見て愉悦の極みに達しようと思っていた。

しかし今回は妹関係なく面白いことが起こってしまうという嬉しい誤算が起きてしまった。

今隣を歩く妹の姿は最高に可愛らしかった。

しょんぼりとしていてちっちゃくて、テトラは涎が垂れそうになるのを押さえた。

しかしここで引き下がるわけにはいかない。

もっとこの姿が見たい。

その欲望は近年稀に見るほどに歪みきっていた。

しかしそんなことを分かったうえで彼女は逆に開き直るだろう。

(最終段階に入る必要がある。あの男を取り込む。そうすれば私の消費欲と妹を愛でたいという願望が両方満たされる)

日常でのストレス、今晴らさずしていつ晴らすか。

彼女はそう固く心に決意して邪悪なる欲望を実行に移すことにした。


「シヅキさん、今日はありがとうございました」

実際に感謝しているので嘘偽りない笑顔で礼を言うテトラ。

シヅキは照れ臭そうに頭を掻いていた。

「あの、実はお願いがあるのですが……」

「はい?」


「冗談抜きで私のパートナーになりませんか?」


その言葉にそこにいたテトラ以外の時間が止まった。

テトラは心の中で暗黒微笑を浮かべた。

計画通り……!

「えっとそれは、マジですか?」

シヅキはかなり動揺していた。

別に自分のことなどどうとも思っていないものだと思っていたのだ。

実際この二人はどんなに行っても生産者と消費者の域を出ない。

しかしそのはずの関係をあえてぶち壊しにかかっているのだ。

驚きもする。

「どうですか?」

自信はあった。

これで二人ともゲットしてストレスフリーの生活をゲットする。


しかし、シヅキはふうと息を吐いてテトラを見据えた。

「お断りします」

その言葉に愕然とした。

テトラは勝ったと思っていた。

それだけにこの拒絶は心に大きく響いた。

「俺はまだ、俺の夢をかなえていない。だからあなた専属の生産者にはなれない」

「夢?」

「ああ、そう。俺にはあっちで出来なかった夢がある。だから」

シヅキがそう言いかけたところで彼は口を止めた。

その目線の先には剣を抜き去って暗い視線でぶつぶつと何かを言っているエステルの姿があったのだ。

明らかに異常なその姿はいつもひょうひょうとしているシヅキとテトラを凍り付かせた。


「お姉ちゃんはいつもいつもいつもいつもいつも私から大好きなものを奪ていくんだ許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない……」

とてつもなく怨みがこもっていた。


「お、おい、どういうことでしょうかテトラ様」

「あ~、実は昔からあの子の悔しそうな表情や泣きそうな表情を見るのが好きであの子が好きになったものは奪っていたのよね~」

「お、お前は、とんでもないクズ野郎だな……」

流石のシヅキもドン引きした。

通りで姉が出てきた途端エステルが何だか不機嫌になったわけだ。

「あなたはあの子に信頼されてたからそれを奪われそうになって殺意むき出しになってるのね」

なぜか冷静な姉の対応に男二人は顔を引きつらせる。

エステルは剣を構えた。

「お、おい、逃げた方がいいぞお前!」

しかしテトラはむしろ笑顔で腕を広げた。


「否! あの子のすべてを愛する私はたとえ殺意であっても受け止める! それに自分で蒔いた種だしね! さあ来なさいわが妹よ! あなたの殺意で私を満たして!」


満面の笑み……!

主人公の変態性が霞むほどのシスコンっぷりに男二人は呆気にとられた。


「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」


襲い掛かる剣先を白刃取りで受け止めながら姉はそれでも愉悦していた。


結局、その後シヅキがエステルをなだめるまで攻防は続き、テトラは瀕死寸前まで追い詰められたのだった。

しかしそれでも笑顔を絶やさなかった残念美人の姿は町中で伝説となったのだった。


……ちなみにそんな重症もシヅキの生産した薬の前にはかすり傷も同然であったのであった。

ブックマークが4件まで増えたんじゃああああああ!

大御所の数字から比較すればゴミみたいな数字でも作者にとっては得難い4件、ありがとう!

少なくともこの作品は4人のファンを手に入れたとポジティブに考えてます。

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