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エッセイアラカルト

女子のスカートめくり遊びの中心を、突っ切ってしまった話

作者: 降井田むさし

※パンツの話が、含まれています。苦手な方は、読まないでほしいです。全然、ソフトな方ではあるのですが。


※巻き込まれてしまった話です。自ら率先して、入っていった訳ではありません。そういうタイプの人間ではありません。それは、分かってほしいです。





あれは、中学生の時でした。

その日は、日直の日でした。

給食の配膳台を、拭いたあとです。


その布巾とバケツを、男子トイレ横にある流しまで、持っていこうとしました。



基本的に、小走りせかせかで、色々こなすタイプですから。


教室の出入口から、競走馬の如く飛び出しました。


そこに『オレンジパンツ』があった、という流れです。



結構な目の前に、隣のクラスの女子のパンツという状況でした。


スカートがめくられて、毛糸のパンツが露わでした。


不可避でした。



パンツが見られてラッキー、という気持ちは、まったくありませんでしたね。


パンツを見た男子、という印象が女子たちに根付かないで。


それしか、ありませんでしたね。



スカートめくり遊びみたいなことを、していたんだと思います。


女子10人ほどで、キャッキャ言いながら、騒いでいましたから。



少し教室の外を覗いて、また戻れればよかったのですが。


飛び出してしまったわけで。


即パンツだったわけで。



今までに、女子のスカートめくり遊びの中心を、突っ切ってしまった男子はいたでしょうか。


たぶん、いないですよね。


きっと、中学生で遭遇したのは、僕だけですね。




女子のスカートめくり遊びの中心を、突っ切ってしまった時。


僕の頭の中は、どこかの国の、どこかの交差点みたいでした。


色々な種類のものが、複雑に行き交っていましたね。


その時の脳は、絶対に見られたくないです。


絶対に、脳をめくられたくないです。



まとめます。


スカートめくりを見てしまったときの脳は、めくられたくないものです。


以上です。

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