小悪魔系後輩に独占されて、、、!
「うう、気持ち悪い」
サークルの飲み会を終えた僕は、
壁に寄りかかり歩きだす。
どうやら飲みすぎたらしい。
しばらく歩いていると
後輩の双葉に声をかけられた。
「大丈夫ですか?うちで休みます?」
双葉は大学内でも噂になるほどの可愛さだ。
ドキッとしたが平静を装い、返事をする。
「僕一応男だぞ、大丈夫なのか」
「先輩ならヘタレなので大丈夫です
というか体調悪いなら素直に来てください!」
「誰がヘタレだ」
双葉の優しさに甘えて、休ませてもらうことにした。
「水です、飲んでください」
「ありがとう、助かる」
コップにつがれた水を飲む。
しばらく双葉と他愛もない会話をしていると
急に眠気が襲ってきた。
「すまん、少し眠ってもいいか」
「膝枕してあげましょうか~?笑」
僕は双葉のからかいに答えようとしたが
気を失うように寝てしまった。
目が覚めると双葉の部屋の天井だった。
双葉の家で休ませてもらっていたんだっけか。
起き上がろうとすると異変に気付く。
「ん?やけに手足が重たいな」
!?、よく見ると手足を拘束されていた。
となりには双葉が座っていた。
「双葉、これどういう状況なんだ」
「先輩を独り占めするための儀式です♡」
顔を上げた双葉は満面の笑みをしていた。
こいつはヤバいと直感で感じ、思わず手が震えた。
双葉が話し出す。
「さっき渡したお水にちょっと細工したんです、
先輩ってばすぐ寝ちゃって可愛い~!笑」
避けることもできずハグされる。
甘い匂いと柔らかい肌を感じて
頭がクラクラする。
「で、双葉はなんでこんな強行手段に出たんだ」
「先輩私の胸とか太ももやらしい視線で見てるくせに~」
ギクッ。
「全く手出してこないのに我慢できなかったんです」
頬を膨らませた双葉はとても可愛かった。
「今から先輩を私じゃなきゃ満足できない体にしてあげます」
双葉の手が僕の顔を優しく支える。
「ん~!!!」
いきなり舌を入れられて思わず声を上げてしまった。
「抵抗するのも可愛いですけど、この状況わかってます?」
双葉がにこりと笑う。
僕は素直に双葉と舌を絡めた。