表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/30

(二)-14

 結局、話が「ロクな男がいない」という予想はしていたけど気づきたくなかった絶望的な結論に到達してしまい、二人でため息をつきあった。

 ルリと別れた後、私は帰宅した。翔太君は、もう部屋にいなかった。大学のレポートがあるから帰るとメモが残されていた。メモの隣には、近所のケーキ屋さんで買ってくれたケーキの箱が置かれていた。

 彼がいなくなったからといって、別にさみしくはなかった。彼はしっかり彼の道を歩んで欲しいし、私を言い訳にして勉学をおろそかにさせるわけにもいかないし。

 だから、アラフォーの第二日目の日曜は、プライベートも完全オフにして部屋の中でダラダラ過ごした。


(続く)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ