8. トワと…アオイ。
私…トワが住む街、その中学校…土のグラウンド…。
朝…昨晩の雨の水溜まりから水蒸気、靄となって…。
あの時、私がいつも歩いていた通学路…立つ。
あの時から?…繰り返し、その常識を言い聞かされ
心の隙間に…「小説、イラスト好きなんだろ!」
アイツ…アオイの…あの言葉が痛い(会いたい)。
アオイ…私の歳上な彼。印象は…頼りなく見えた。
でも…違った。ガンバる…その言葉を体現してる、
そういう男性。
繁華街近くのデパートの買い物の時も
私が抱えきれないほど買った…全部、アオイは持ってくれて(笑)…何度も落としそうに(嬉しかった)
アオイは「トワの大事なモノだ!」…そんな(笑)
好きなの…今も…。
その…私は…大事なモノ、落として…壊れてしまったら捨て…。かえりみずに……。
戻って…帰って来てしまったの…
アオイに「会おうよ!」…私の方から捨てたのに…
そして
「(笑)!トワっ!、久しぶり!」……アオイ(涙)」
アオイは変わらず私に優しい!(本当のマサに)。
どうして?(涙)…私が…捨てた…それなのに…。
甘えたら駄目なの…わかっているのに……。
「トワっ!…どうしたの?、元気少ないよ……」
私はアオイに…いろいろ、いろんなのに負けて泣いた事…泣き言。でもトワ…励ましてくれて、優しくしてくれて(嬉涙)…私は甘えた……。
アオイに会うまえ…秋の風に吹かれて、それで自分自身を抱くように肩を…都会のあの時の恐さを…。
アオイに会えた…会いたくて、自分勝手なのに
嬉しい…アオイに会えた。
ごめんと、ありがとうって言えなかった…。でも
アオイ…優しくて…。
この街に帰る前の事
毎日…わかりもせずにオトナの真似して、さして親しくない知人の前でカッコつけて…言葉交わして
でも帰ってこれて…またアオイに甘えるの?…
アオイは私に、正しくて優しくて…それで私は?…。
アオイと再び会ってから3日ほど、高校生の時から2人でよく来てた喫茶店。
(メニューが定食屋並みに多いのよね)
「トワ、小説まだ好き?…」
アオイのその言葉に私は……
「トワの小説、スゴイ!良いよ(笑)、絶対みんな待ってるよ!!」
アオイ…私?…、まだ、いいの?書いても……。
その後…アオイた離れて、実家の……。
オトナの…常識とトレードした、自由…フリーダム
なんとなく…'タテマエと肩書き'と言うスーツ
それを着込んで……私の色が褪せていって……。
でも…もうすぐ…アオイがアオイのあの言葉が…
元の私に…心に身体に、吹き溜まりのように…いろんな余計なモノが…
流されてしまえば…いい……。
その後の日々…仕事、就業もなんとか…アオイ
アオイ、ありがとう…もう何度も……。
年が明けて、2月14……バレンタイン?……。
アオイにチョコレート…♡かな?こういう時は…。
アオイは
「らしくないね、…トワ!…そんな周りに合わせるのがトワだった?」
そう…(嬉し)、アオイは私に気づかせてくれた!。
前より…今よりも…'腑抜け'になってしまってた。
アオイは私の…
ひっぺがして…削り取って、その残骸?…私に…
残ったのが…私…。
夕暮れ…
冷たいけど…ゆるやかな風。トワとアオイの影が遠く遠くに…その先がうっすらと……。
2人は手を繋いで…トワの心の中で
捨てては行けないモノを…守れる、硬く握りしめる強さを…ください……。




