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第二話 北方大陸への進出

ガンドア暦7850年9月3日

〜北方大陸沿岸部〜

 

「結構広いですね〜」

「そうだな。あんまりはしゃぎすぎるんじゃないぞ…未知の生物がいるかも知れんからな…」

「そろそろ島につくので下船の用意をしてください!」

「もうついたのか…それなりに早いな。将来的にはここに大都市が築かれるだろうな…」

 

 海上自衛隊は関西連邦共和国が設立してすぐにて新しく見つかった北方大陸に舞鶴から護衛艦『ひゅうが』と民間の船で探査に乗り出すことを発表し、現在派遣されている状況であった。一部の人はクラーケンやリヴァイアサンなどの海に棲む生物が襲って来るかもと考えていたが、何事もなく北方大陸についたのであった…

 

 「民間の方はそれぞれ所定の位置について探査をお願いします!くれぐれも勝手な行動は行わないようお願いします!勝手な行動によって何かあった際の責任は負いかねます!また、何らかのトラブルがあった場合すぐにお声がけください!」

 

 そして民間企業は所定の位置につき、資源探査が行われることとなった。そしてそこで衝撃の事実がわかることとなった。

 

 「これは本当なのか?…もし本当なら一生使えるのではないのか…?」

 関西連邦共和国が設立されたことにより総理大臣となった松村は暫定的な総理官邸である大阪府庁の知事室にてそう呟いた。その手元にあった資料にはこう書いてあった。

 

 北方大陸資源探査書(推定量:日本全体で使用したと考える場合。)

 石油 986年分

 石炭 1234年分

 天然ガス 861年分

 鉄鉱石 897年分

 銅鉱石 850年分

 ボーキサイト 506年分

 etc...

 

 これにより関西連邦共和国の資源不足の状況は解消されることとなり、新たな進出先として東方大陸を目指すこととなった…

 そして、二ヶ月の間、関西連邦共和国は北方大陸の整備を猛スピードで行い、転移によってなくなった活気は転移前のような活気へと戻されつつあった…

 

〜〜東方大陸某所〜〜

 「アルダー共和国への侵攻計画は完成したか?」「えぇ…勿論。かのアルダー共和国を滅ぼした暁には我がシリウス帝国に永久なる繁栄がもたらされることでしょう」

 アーッハッハッハ

 アーッハッハッハ

 アーッハッハッハ


〜???〜

 「そうか…周辺の探査は終わったか。」「西側の大陸へ軍を派遣せよ。幸いにもこちらには無尽蔵な石油備蓄量があるからな。もし逆らおうとする国家があるなら…」

 

 「滅 ぼ せ」

 

 それは少しずつ…見えないところから…動き出しつつあった…

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