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ZIKAN  作者: 氏
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時を旅する少女の物語

時間の流れは一つ一つの生命によって違う。

よって、各々に世界があり、それは各々の中に存在する。

「時とは世界にして時にあらず。世界は時にして世界にあらず。」

人の創造では超えることのできない壁。それが時である。

目覚めた私は、訳のわからない世界に放り込まれていた。そこには無数の世界が存在しているかのような、いや、存在していたのだ。

事実、私の目の前には玉のようなものが並び、各々が全く違う景色を映し出していた。

ある一つは、いままで私が見てきたものと同じもの。またある一つは、崩壊した世界のようなもの。またあるひとつは、一つの惑星が誕生する瞬間のようなもの。夢のような光景、いや夢なのだろう。だが、その光景は妙に現実味を帯びていた。

「生命体であるのにここにきてしまったか。今戻してやろう。」

すぐ後ろから、目の前から、右から、左から、遠くから、隣から、音が響いた。

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