世界一の善人は、世界が善人ばかりになる事を望みました。
世界一の善人は、世界が善人ばかりになる事を望みました。
ある所に、世界一の善人がいました。
自覚はありませんが、悪人が許せないとても正義感の強い
人間でした。
ある日、世界一の善人に神は願い事を叶えてやると言いました。
世界一の善人は答えました。
世界を私と同じくらいの善人ばかりにしてくださいと。
神は、願いを叶えました。
世界から人が消え、世界一の善人だけが生き残りました。
世界一の善人は、何が悪かったのか考えながら、人類は滅びました。