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君は奇跡を信じるか?それとも運命を信じるか?

まず最初に言っておきます。


この話は、作者個人の意見であって、議論し合うつもりはないです。

ですので、そう言ったものを感想に書くのはやめていただきたいです。

なぜなら、感想板は議論するための場所じゃないから。感想のためのだから。

なので、純粋な感想は待ってます(笑)  他のところの内容も含めてです♪




ではでは、そんなことを前提に、本文をどうぞ!!





 僕は届かない気持ちを心に抱きながら、 深い深い沼の底に沈みゆく。


 僕が生まれた時から、 そんな不幸な運命を 僕が辿るということは決まっていた。


 誰にも変えることは出来ない運命。  将来なんてものは、最初から決まっている。


 ある日、突然“何かをしたい”と思ったとしても、 それを実行することの出来る人間が、


 果たして、この世に何人いるというのだろうか?    ――僕はほとんどいないと思う。






 例えばの話。  僕は何かを買おうと思った。 だけど、それを買うお金がない。


 でも、金持ちの家に生まれた子は、親にだだをこねればすぐに買ってもらえることだろう。



 例えばの話。  僕は遊びに出かけようとした。 それも、一人ではなく誰かとだ。


 しかし、誰かにメールや電話で連絡を取っても、「用事がある」と断られた場合、


 他の人・・・もっと人脈のある人だったら、誰かと出かけることも叶っただろう。








 要するに、運命なんてものは生まれた時から決まっているということだ。


 確かに、ある程度は己の努力というもので変えられるのも事実だとは思う。



 しかし、どうだろうか?  賢くなるにしても、独学よりは塾や家庭教師で。


 教材を買う金はあるか?ないか?  努力するにしても、色々と不利な場合はあるだろう?


 もし“そうじゃない”―――“運命は決まってなどいない”と言えるならば、君は幸せな人間だ。






 なぜなら、それは不幸な人生を送ったことがないから言えるセリフであるから。




 だが、そういう奴に限って言うだろう。  「僕も、私も 十分不幸だ」だとかなんとか。



 しかし、本当に不幸な人間は、そんな風に「不幸」と嘆いている余裕など、一切ないものだ。




 要するに、 こんなものを書く余裕がある僕は、そこまで不幸な人生を送ってはいないということ。






 まぁ、簡単に言ってしまえば、僕が言いたいのはこうだ。


 「運命が努力でどうにかできる」だなんて、たかが知れているということ。


 そして、「運命というものは最初から決まっていて、後はその選択肢の中から、


 あたかも自らが進んで選んでいるかのように、始めから操作されている」ということだ。






 じゃなきゃ、努力や何かどうにかできるなら、世の中が不景気だとか就職難になることはない。



 また、デモやテロだとか、喧嘩やいじめだとか、 この世のありとあらゆる馬鹿げたことは、


 「平和にしよう」と誰かが願い、  そして 努力をすれば、この世から消え去ることとなる。






 君はそんな努力している人に対して、「努力が足りないから」というのだろうか?


 「もっと努力して、根性を見せろ」「やればできるから」と言い続けるのだろうか?



 僕が思うに、そう言う人間は本当のアホか馬鹿か、世の中知らずか、 とにかく駄目だ。




 なぜかって? それはよく考えればわかることだ。



 だって、実際に起きているだろう?  世の中には、色々な不条理なことが。




 だから僕は、ここで結論付けようと思う。  努力なんてものはあまり意味がないと。


 確かに、努力をしないよりはした方が少しはマシだ。  そうは思う。 しかし、少しだけだと。


 だって、そうだろう?  所詮、人生を大きく変えることなんて できやしないんだから。



 もし、それが出来たとしても、 それを叶えることの出来る人間は、ほんの一握りだけしかいない。



 だが、これだけは覚えておいてほしい。  そいつらは努力でその栄光を得たわけじゃないということを。



 そいつらは、 “最初から、それが叶うかもしれない環境下にいて、それで少しの努力をし、


 そして、世の中に 少ししか落ちていない運というものを拾えたから、栄光が手に入った」のだと。











 だから、やりたいことを叶えることが出来ない環境下にいる僕は、いくら努力したところで、


 自分がやりたいと思うことを実行することが出来ない側の人間。 栄光を手に入れることが出来ない側の人間。


 後は、その人生を死んだ時に、いかに“幸せだった”と思えるようにするかが、僕に残された唯一の道である。
































お読みいただきありがとうございました^^

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