表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

働き者のオズ

作者: クローンシチュー

企画競作スレ

お題:『働きたくない』『侵略』


物語というよりもナゾナゾ的な物を読む感じでよろしくお願いします。

 とある国のとある村にオズという名の青年がおりました。

 オズはたいそうな働き者で、寝ることも休むこともなく働き続ける青年でした。

 

 村の一人がオズに聞きます。

「なんでそんなに働くのですか?」

「仕事が僕の存在意義だからね。働く事が勝ちかなと思って」

 オズはそう答えました。

 結局、意味はわからないけれども、働き者のオズは村の全員から信頼され認められる青年でした。


 しかしそんなオズがある日、こんな事をつぶやきました。

「王に――天が――生――得る――」

 

 それからオズは変わりました。

「僕は王になる」

 そう宣言して今まで蓄えたお金や人脈を使い、あっという間に自分の国を興してしまいます。


「戦争をしよう」

 オズは周りの国々へ侵略戦争を仕掛けます。

 次々と侵略し、新たに戦争を起こすオズ。

 いつしか人々はこう呼ぶ様になりました『戦争王』と。


 王妃となった亡国の姫がオズに聞きます。

「なんでそんなに戦争をするのですか?」

「戦争王であることが僕の存在意義だからね。戦争するのが勝ち続ける事」

 オズはそう答えました。


 しかしそんなオズがある日、突然右に倒れてしまいます。

 立ち続けていたオズが初めて横になったのです。


 それからオズは変わりました。

「戦争。ダメ。ゼッタイ。」

 そう宣言して全ての戦争を止めてしまいます。

 

 どんなに侵略されようと、民に被害が行こうと今までと逆で、全く戦争をしませんでした。

 次第に国は小さくなっていきます。


 貴族である宰相がオズに聞きます。

「なんでそんなに戦争を拒否するんですか?」

「戦争をしないことが僕の存在意義だからね。戦争すると負けという事」

 オズはそう答えました。


 しかしそんなオズがある日、こんな事をつぶやきました。

「栄華――終わり――天が――落ち――笑顔に――なる――」


 それからオズは変わりました。

「僕は王をやめる」

 そう宣言して王を止めてしまいました。


 再びただの青年になったオズでしたが、前のオズと違い全く働かずに横になっているだけでした。


 村の一人がオズに聞きます。

「なんでそんなに働かないのですか?」

「仕事をしないことが僕の存在意義だからね。働いたら負けかなと思って」 

 オズはそう答えました。


 とある国のとある村にオズという青年がいます。

 オズはたいそうな怠け者で、寝ることと休むことだけで働かない青年でした。


 おわり

 最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。

 たぶん、ほとんどの人がコレを読んで、結局なんなの? と感じたと思います。

 コレは物語ではありません。言葉遊びのみで作られています。


 仕事=ワーキングとしまして、このワーキングがスタートとなります。

 



 これ以下ネタバレになりますのでご注意ください。















 “working” →  


「王に――天が――生――得る――」

「oに――、が――()――える――」


 “war king” →


 O

 Z が右に倒れて NO になる。


 “NO war king” →


「栄華――終わり――天が――落ち――笑顔に――なる――」

「aが――終わり――、が――落ち――aがoに――なる――」


 “NO working”


 ちなみにPCだと“a”が“o+、”にならないのですが、筆記体の“a”だと考えてください。

 

 『働きたくない』と『侵略』のお題を受けて、“working”と“war king”って一文字違いじゃんっと思い、作ってみました。



 今回、googleの翻訳使ってたのですが、なぜっと思うことがありまして。

 “wark”を日本語に訳すと“wark”となり日本語訳はされません。しかし、“wark”の後にスペースを入れて適当に言葉を入れると驚きの結果になります。

 ぜひ試してください。いや、ホントなんで?ってなりますから。


 最初のタイトル候補が『wark ing』のgoogle翻訳の日本語訳だったんですが、著作権関係がありそうなので、無難にこれにしました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ