表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

恋愛初心者、恋をする

作者:織田 智
 就職を控えた山崎ほのかは、目を覚ます。どうやら飲みすぎたようで、記憶も曖昧だった。
 あろうことか見知らぬ部屋でぱんつ一枚のみを身に着けたまま、シーツにくるまれていた。そこに追い打ちをかけるように彼女のベッドには共に見知らぬ男が眠っているのを目にする。

 結婚するまで清いままでいたい! 今時そんなことを思っている彼女にしてみれば、この状況は耐え難いことであった。

 ほのかには大学時代から4年間片思いの飯塚幸也がいるというのに、得体の知れない男と一夜を明かしたほのかの不運はそれだけでは終わらなかった。

 記憶を無くした夜、クラブに行った先で個人情報が書かれた免許証をどこかに失くしていたようだった。ひょっとしたらあの男の家に置き忘れてきたのではないだろうかと不安になる。更には就職先で鬼のように厳しい上司、真木悠介がほのかを担当することになる。無精ひげにヨレたシャツを着た彼は、仏頂面でいちいち怒ったような口調をしている。同期からも怖がられているような存在だった。

 そんな厳しい上司が入社式の日に差し出した封筒には社員証ともう一つのカード。よく見てみると、どこかで失くしたはずの免許証が真木を介して彼女の元に返ってきた。ほのかに悪夢のような記憶がよみがえると共に、醜態を晒してしまったのが自分の直属の上司だと知る。
 どうして鬼のように厳しい真木と一夜を共にしてしまったのか。

 最悪。最低。自分の過去よ、消え去れ。

 そう思っていたのだが、不器用な真木の様々な面を見つけ、ほのかは次第に彼に惹かれていくのだった。

 少し天然の山崎ほのかと、仕事の鬼である真木悠介のコメディ恋愛物語。




「ノベルアップ+」にも公開
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 101 ~ 114 を表示中
97話
2021/08/21 18:00
98話
2021/08/22 18:00
99話
2021/08/23 18:00
100話
2021/08/24 18:00
101話
2021/08/25 18:00
102話
2021/08/26 18:00
103話
2021/08/27 18:00
104話
2021/08/28 18:00
105話
2021/08/29 18:00
106話
2021/08/30 18:00
107話
2021/09/02 18:00
108話
2021/09/03 18:00
109話
2021/09/04 18:00
110話 最終話
2021/09/05 18:00
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 101 ~ 114 を表示中
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ