序章 平和な日々とその終焉 1.地球史
完全初投稿で誤字脱字、日本語的におかしいところはたくさんあると思います。どうかお手柔らかに、気楽に読んでいただけたらと思います。また、設定など自己満で通しているので矛盾などあったら指摘していただければ出来る限り修正します!
長くなるかと思いますが見ていただいた方みんなで作品を完成させたいと思っているのでどうかよろしくお願いいたします!
序章 平和な日々とその終焉
むかしむかし、あるところにごく普通の、だけど特別な、不思議な石がいろんなところにあったんだとさ。その石の不思議なところっていうのは穴が開いてるんだ。
ただの穴じゃないよ?元素、例えば酸素とか水素とかそういうのがかっちりはまっちゃうくらいのとんでもなく小さい穴がたくさん開いている、そんな石が世界にいくつもあった。
それでね、時間がたつにつれてその石の穴にいろんな元素がどんどんはまっていっちゃって、ある日いくつかの石が複数の場所で大爆発を起こしたんだ。その瞬間その場所に新しい元素が出来上がったんだ。
人間のお偉いさんは勝手に魔素って名付けてたよ。その魔素っていうのはとんでもないものでね、小さいけど新しい時空間をそれぞれ一つずつその場に作っちゃうような高エネルギーをもってたんだ。そんで長い年月をかけてその空間がそれぞれくっついちゃって、最終的に大きな二つの空間になったんだ。
それまでは人間には見えなかったからよかったけど流石に気づかれちゃってね、そこに当時の好奇心旺盛な人間が近づいちゃったんだよ。そんで一番厄介なのがその魔素ってのが人間にとって本当に便利なんだよ。何の元素、原料にも化けちまうし、人間でもコツつかめば簡単につかえたんだよ。しばらく魔素に干渉すると体の中に入っちまって、それにちょちょいと工夫すれば地水火風のどれかに変えることが出来たんだ。
人間はより多くの魔素に当たれる場所を取り合って争いを起こしたんだ。ものによっちゃあ近くに暮らすために海に暮らしやすいようにとか火山氷山に暮らしやすいような姿に変えたやつだっているんだよ。そしたら種族が8つ出来たんだ。フィッシャー、エルフ、植物人、ドワーフ、オーガ、妖精、魔人、そして君たちに一番近いヒュマニ。それぞれ性格も暮らし方も全然違ったんだ。だからいっぱいぶつかったり戦争したりしてた。
そんな状況でも違う種族同士手を組んで戦った者たちがいるんだ。
これはそんな馬鹿な子たちの真実の平和を求めた物語。