アレンジ特訓 13回目 3
私は平皿を用意して、そこにフレンチトーストを置いた。好みでという意味で粉糖を添える。
「このレシピはフレンチトーストの味を追求した1つの結果なんですよ。他のパン、例えばベーグルとかでもいいかもしれませんね」
私は2つ目のレシピはおかずとして『肉』を活用しようと準備を始めた。
「有音ちゃんが他料理の下ごしらえなどをしている間にお魚とスープを作り始めちゃうわね」
先輩が鮭とじゃがいもに塩を用意。それからほうれん草、ハムにコンソメ、バターをまとめて置いておくみたい。
「私が作ろうと考えているのは生鮭ってこだわりがあるのよ。塩鮭だと塩分過剰の恐れが出てきちゃうでしょうから」
先輩がしている調理はこんな感じ。生鮭にはしっかり塩こしょうして15分程なじませる(ちなみに鱗がついていたら包丁の背でこそぎ取るのが良いんだって)じゃがいも6等分位に切って水100ccの中に同じく15分。
「鮭のおかずを作っている最中の待ち時間を利用してミルクスープっと」
洗ったほうれん草をラップで包んで約1分。水で冷やして食べやすい大きさに切る。ハムは適当な大きさに切って良い。
ナベにバター大さじ2を溶かす。ほうれん草とハムを炒めてこしょうで味付け。水500ccとコンソメ1個を加えて強火。沸騰したら火を弱めて3~4分煮込もう。
「スープを飲む直前に牛乳600ccを加えるとするわ。味付けは塩こしょうね」
先輩がガスコンロにフライパンをセットした。鮭のおかずの続きかな?
「バター大さじ1を油代わり。鮭を焼き始めて、それからじゃがいもよ。じゃがいもにもしっかりバターを回してね」
鮭とじゃがいものバター炒めに水を入れ、フタをして約12分。
「この炒め時間はじゃがいもをやわらかくするためだから時間加減は自分次第です」
真奈先輩が『鮭とじゃがいもの塩バター』と『ほうれん草のあったかミルクスープ』の調理大半を終わらせたというので私も<フレンチトースト>以外の料理を作らないととばかりに行動で示す。
「これから作る料理はですね、合いびき肉と玉ねぎ炒めを作ります。これは後でも言及しますけど色々と応用が利くんですよ」
そう伝え、私は材料を切り始める。冷やした玉ねぎをみじん切りにして炒め出した。アメ色になった感じという段階で合いびき肉と一緒に炒める。それにケチャップと中濃ソース大さじ3、しょう油大さじ半分、バター1切れ(10グラム位)を加えた。仕上げに塩ひとつまみと黒こしょう多めで出来上がりである。
「これをそのまま食べても美味しいですよ、でもひと手間でもっとバランス良くなります」




