表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/135

有音の親友に出来ること 15

「ターメリックにレッドペッパー、クミンという代表的スパイスだけじゃなくてコリアンダー、ファンネル、フェネグリーク、ジンジャー、シナモン、カルダモン、クローブ、ナツメグ、ブラックペッパー、ベイリーブス、セイジ、タイム、スターアニスそれぞれ適量でスパイスの深みを出したんです!!」


※ターメリック 20g レッドペッパー 3g クミン 14g

コリアンダー 12g ファンネル 5g フェネグリーグ 5g シナモン 4g ジンジャー 4g

カルダモン・クローブ・ナツメグ・ブラックペッパー・ベイリーブス・セイジ・タイム・スターアニス 各2g(4人分ベース)



 鈴歌の母親が食べる前から炒めたシーフードのニンニクに唐辛子の匂いとカレースパイスの香りのとりこになっていた。

「おいしそ~~だわ~~!! シーフードに味付けされた辛みがカレーソースと一緒にからまって……材料の味とカレースパイスの香りがたまらない……!!」


 文句をつけてくる新田シェフ。

「こんな料理で鈴歌さんは……!!」

 しかし、次の瞬間に見たのは鈴歌がシーフードカレーパスタに興味を示して食べようとしているところ。

「な……っ」

 鈴歌の母親もまさか! もしかして……という表情をしていた。


「!?」

「鈴歌……」

 皆が集中している事より食べてみたいという気持ちがまさっていたようで鈴歌がフォークで巻いたパスタを口に入れる。

「!?」

 新田シェフにとってはそんなはずは……という気持ちだったに違いない。


「美味しいって感覚、久々!! 味が……"味"が舌を通して!!」

 常人に取っては当たり前の感覚なのだが、鈴歌はいろんな精神的影響で1週間位『美味しさ』を感じられずにいた。食事が『美味しい』と感じられた嬉しさは想像以上だろう。

「鈴歌が……鈴歌が食べた!!」

「!? そんな。なぜなんだ……!!」

 新田シェフはまだ彼女が食べた理由をわからずにいた。





 今回短いですが、2日連続投稿しますので。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング 頑張るあの娘を応援してね^^
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ