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アレンジ特訓 22回目 5

「食べた感想ありがとう。今度は私が有音ちゃんの料理を食べさせてもらう番ね」

(ツナ和風炊き込みご飯にタラ野菜みそマヨ焼き、ほうれん草とツナの和え物)

 和風の優しい味付けだからついつい箸をすすめれちゃう、ご飯のおかわりはすぐにっおかずもおかずも何杯もご飯をおかわりしたくなっちゃうこれは罪。

「特にタラが見栄えも良くて目で見て楽しむおいしさもあるわね、みそ味が罪作り」

「タラにこだわらず白身魚ならどんな魚でも。野菜も魚と合いそうなら細切りにしてお好きなのをどうぞ。ネギを散らすのも」

 美味な混ぜご飯とそれに合わせたおかず。多めに作ったのも食べきっちゃいそうだ。でも年頃だし体重も気になる。先輩の方を見てみると同じ様な考えをしていそうなお腹を気にするジェスチャー。そんな時、隣の奏達が部活を終わらせていそうな雰囲気を感じ取る。

「奏ーっ、作りすぎたから食べていって」「風良君も来てー」


 私達の声が聞こえたみたいで隣の第2家庭科室から第1と第2の家庭科室をつなぐドアを通してやって来た。

「作る時は数品作って味見しあっていると聞いてたよ。今日は何で食べきれなく……ってなるほど」

「この混ぜご飯とおかず ご飯が進む黄金パターンだ、そうそう混ぜ<ご飯>といえば」

 ご飯については色々と知っているから語り出そうとする風良副部長。だが真奈部長が彼の口にご飯を運んで黙らせた。

「ダメだよ、今はとにかく食べるのだけに集中して欲しいんだから。味の方はどんな感じ?」

 個人的には混ぜご飯の具材に合わせたお米なら満点だけどオーソドックスなコシヒカリだから良いかと風良は余計な事を言わない様に言葉を飲み込む。

「そういえば前に混ぜご飯なら<ひとめぼれ>が良いとかうんちく聞かされたよね~」

「そうなんですか!? 副部長のお米こだわりが伝わってくるかの様ですよ」


 ついつい近しい人(真奈)には言っちゃうんだよね~と『まいったな~』と表情に表している風良。

「ところで奏は何か話したかったり料理についての意見とかあったりする?」

 ただただ黙々と鶏とかツナの混ぜこみご飯を笑顔で食べ続けている奏。魚も野菜もすべてのおかずがご飯を欲してしまいたくなる味付けだし彼は表情で語っているからそんなものなのかもしれない。

「4人で食べたから多めに作ったという今日の分は完食出来そうだね。小休憩したら片付け手伝って帰ろう」

 奏はさりげなく片付けすると宣言するのだった。

久しぶりに男性陣を呼んでみました。


アレンジ特訓の23回目の更新時期は来年でしょうけど未定としかいえないです。


良いアイディアが浮かんで色々と書きたくなれば更新早まるけど自分に期待出来ないジレンマ(汗)

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