アレンジ特訓 22回目 1
調料学園でわざわざ部活でも料理の部活に入る人は少ない。理由は授業だけで充分だからだろうか。一年生は調理実習より学問のコマが多いので、内容を理解する時間がかかる生徒。ある程度いそうではある。私含めて成績良い人達は家または寮で料理作りするなど色々あるのかと。数日に一回の部活を楽しみにしている私は今日のレシピなど想像を巡らせつつも部活に到着。
「学園内の暖房設備はしっかりしているから寒くないけどこれがあると入りたくなっちゃうのよね」
ほんの一部学校だろうが、コタツを防寒対策に使っている場所(学校)もあるらしい。だから(学校でこたつを使っている学校も)あり得る話なんだなと思いながら昨日買ったばかりのみかんをむいてくつろぐ。
「ただいま~、今日も一緒に料理作りしようね」
まるで仲の良い姉妹の様な会話、そんな感じの暖かさは家の様な団らん風景に近いからか。私はつい寝転がってしまったり。
「そんな所で寝たら風邪をひいちゃうわよ有音ちゃん」
テンプレなセリフ、やはりそうさせてしまう魅力が『こたつの魔力』といえる。
電気ストーブでも調理室を暖めているのだ、そろそろ部活しないといけないな~とのそのそ起きる。
「それで何を作りましょうか?」
「今回はツナ缶に混ぜご飯、みそを使った料理、団子の材料よ。好きなものを作ってね」
そう言われた私は何を作ろうか メインを肉と魚どちらにしようかなど考えてほうれん草とかツナ缶、キャベツなども使って味付けは濃いめ中心になるかなと。ご飯とかお団子はあっさり味だからバランス取れるかも?
真奈先輩の方はというと、ある地域の鶏めしと玉ねぎとツナのコンソメスープ。たまごみそに、味付けメンマささっと どうやら似た料理にならない配慮をしてくれているみたいと感じる。
「さて、私の方から。ワンポイントなどがあれば伝えますね」
投稿ペース 予想は予想
可能な限り、早めに更新したいと思っておこう(無理して書けなくなるの嫌ですから)