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アレンジ特訓 21回目 1

 授業は授業、部活とは別もの。課題が出た時は教科書を読み直したり図書室や図書館の専門書から答えを見つけたりしている。料理の実践が必要な内容なら自分の家か奏の家で一緒にといった具合に。

「最近部活でこういうレシピの決め方をしているんだろうな」

 つぶやきながら手に取ったのは食の記念日一年間という本。さっと目を通して何日も記念日がある食材があったり、そこまで料理に使う覚えのない食材を見た気がする。

「今日は何を作ろうかな〜、うどんとか? 揚げ物でも良いし」

 そして部室に来た。先輩が調理器具の準備中なので私も会釈した上でどれを使うにしても用意しやすい位置に移動した。

「ありがとう、そして朝ぶりね有音ちゃん」

「今朝は校門の所でたまたま会いましたね。本日はどの食材で料理でしょうか? 削り節とかの予定があったりして」

 真奈先輩の目で少しバレる様な感じ。それはそうと、先輩がいつもと違って食材を手にする気がなさそう。どこかに行くつもりな動きが気になるので準備しておこう。


 無言で部室を一旦出る促し、すぐに分かった。学園の中庭にあるビニールハウスに足を運んだのでここにある野菜でも使うのかと思ったらーー

「地温は15度確保、霜の心配はいらないでしょう。さて定植させるわよ」

 私は今から作る気ですか⁉︎ とつい大きめなリアクションをしてしまった。

「うふふ、良い反応よ有音ちゃん。冗談、これを持っていくだけだから。ついでにしゅうかくまでの復習をしておきましょう」

 イボイボのある緑色きゅうりを手にして、ビニールハウス隣にある種まきに適した25度から30度キープの場所を指さす。約1ヶ月。(ポッド)まき 発芽まで


  発芽  二本立ち(それより多ければ間引く)

      一本立ち(多くなったら間引く)

 ○定植 本葉 3枚か4枚

 定植にはいろいろ必要 苦土石灰 堆肥

 つるがのびるための準備

 整枝 病害虫に注意

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