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アレンジ特訓 16回目 6


その間に私が手伝った作業

・砂糖大さじ半分とかたくり粉を用意。きゅうりにまぶす。

・酢、しょう油、砂糖、すりごま大さじ各2とごま油小さじ1を合わせたものをすぐ使えるように。

「ただでさえ簡単おかずなのに更に楽になっちゃったね」

 これで全員が数種類作った。真奈先輩が味見しましょうと言う。全員で食卓に作ったおかずを並べていくので誰かの前には誰かのおかずが近いという状況。私は早速『蒸し鶏ときゅうりのおかず』を置く際に小皿に盛って食した。

「きゅうりは夏の食材だけど、今は一年中手に入れる方法がありますよね。味はしょっぱさとゴマの風味、ごま油の味が効いてる」

 私がまず蒸し鶏を口にした。他のみんなは何から食べたかな?


 真奈先輩 きのことほうれん草の料理

 風良先輩 じゃがいもと豚バラの煮物

  奏   アスパラの和え物

 

 3人はまず手をつけやすいおかずから味わい始めた。

「きのことほうれん草のしょう油ベースの味はなじみ深いわね。ゆずの酸味も合うし」

 タッパーに入れた分のおかずを改めて確認する。

「こういう風に保存すると数日持つのね。なるほど」

 真奈先輩が食べた後は風良先輩が試食する番。

「じゃがいもに豚バラの味が染みてる。しょうがや砂糖、みりんなどの味は肉じゃがと似ている点といえるかな」

 私が風良先輩に食感などはどうですかと尋ねるとマッシュ状にしてあるから、舌にのせている間に消える感じだと言う。つまりは味覚を刺激しやすいかもねという評価だった。


 私は奏の方に目をやる。すると、『アスパラのツナ和え』のアスパラをかじっている所だった。

「真奈先輩、これってアスパラが入ったサラダと通ずるものがありますね」

「そうね。それがヒントになったといえるかも」

奏が続けて『たらこ和え』に手を伸ばす。健康を気にしているかの様だけど偶然だろうな。

「炒めた野菜に和える食材、たらこはあまり考えた事なかったです。参考にします」

「固さはどう?」

「僕はちょうどいいですよ」

 真奈先輩が説明をした事によると、煮込み時間で固さを調節すると良いそうだ。にんじん、大根は火が通りにくいもんね。



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