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アレンジ特訓 15回目 4

 容器にオリーブ油を引く。容器に使えるのはマフィン型、手軽なのはお弁当用の銀紙である。

オリーブ油の量は銀紙の底が隠れる位の大さじ1弱。オーブンに入れて200度で温める。


 容器を取り出す前に冷蔵庫から生地を出しておく事。

取り出してから8分目まで生地を油の上に浮かせる感じでそっと注ごう。こぼれない様に注意。

「これで焼くだけですね」

 220度のオーブンで15分くらい焼く。膨らんで来て焼き目がついたら出来あがりだ。

「一部買った食べ物もありますが、これだけあると目移りしますね」

 リーシブーロとかシュトーレンなどパンやご飯の主食系、ローストチキンなどの肉類、焼き野菜、食後にケーキやヨークシャプディングといったデザート類を用意したので満足出来そうだ。飲み物も好きなものを飲めばいいし、市販のスープを飲みたければお湯を注げばいいだけ。

「このパンから食べますね。先輩もいかがですか?」

 パン屋で見つけたクリスマスツリーの形をしたピザパンを味わう。それからシュトーレンやパネトーネといったドライフルーツを使ったパンを食べる事で両方のパンの味の違いを楽しめるというものだ。


「世界のクリスマスに食べるパンの特徴、デザート系が多いからピザパンが有るのは良いわね。ローストビーフとコンソメスープ。そこにリーシプーロも悪くなさそう。さて、ヨークシャプディングにこれを使いましょ」

 市販のグレイビーソースをかけた。香味野菜を塩で味付けした感じの味なのでこれにスープは相性が良い。


「2人でユールシンカを食べましょうね。こっちが有音ちゃんのでこっちが私のよ」

 味付けによっておかずっぽいかそうじゃないかに別れる。マスタードの辛味とパネトーネは良いかもしれない。ジャムの甘さと豚ロースも良いなと思った。食べ終わったのでしばらく休んで帰宅準備。

「そこまで量を作ってないものの結構な品数だから満腹ね。あっ、でもデザートは別腹か」

 ブッシュ・ド・ノエルやクリスマスケーキを口に入れて幸せな時間に浸った。

「残った食べ物はお持ち帰りもいいけど、今日も隣りにいるんだから」

 家庭科準備室(調理設備もあるから第2家庭科室として使われる事もある)にいる奏達に声をかける先輩。真奈先輩が彼らのいる方へ行こうとしている時、私は自分達の衣装に気づいた。


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