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Making Of Fantasy VRゲームの能力が何故か現実でも扱える 陰キャなので現実ではできる限り目立たずに生活していく...  作者: リクント
夏イベント本格始動編

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80/81

仲間と転移と爆発

80話完成しました!



「《血液創造ブラットクリエイト 球》」

「球?リク君、一体にゃにをする気...」




リクは地面の血液に手を沈めて、鹿を覆い空中に浮き上がらせる程の巨大な血液の球体を創りあげた

「リク君、これって溺死させる感じッスか?」

「カリン察しがいいですね コレを創造クリエイトするのは今回が初めてで、本来はそういう使い方にするつもりですが、今回は溺死には時間がかかりますし...」

「じゃ、じゃあどうするんス? 球の外側から攻撃したら割れるッスよ絶対に...」


血液の地面をゆっくりと1歩1歩歩き、球に辿り着くと優しく表面に触れた


「幾ら身動きが取れない敵でもそんにゃに近づいたらリク君危険ッスよ!」

「《血液創造ブラットクリエイト槍千本サウザンドランス》」


球の表面に触れ創造クリエイトをする

今回は前回と違いニードルではなくもっと威力があるランス創造クリエイトし、球の内側にいる鹿に全方向からのランスを喰らわせる


「っし、これでさすがに死んだでしょう カリンさっさと皆と合流して次の階層に向かいましょうか」

「ッスね こんな寒い階層はこれ以上居たくにゃいッス(にしてもあんな技...リク君は搦め手もできるんスね)あ、ヴカはどうするんスか?」

「無視していいでしょう 鹿はこっちで倒しましたし埋もれているヴカを助ける理由はありませんから」

「そッスね じゃあお姉ちゃん達と合流して次の階層にさっさと向かうッス!」




「《球》解除 《血液吸収ブラットドレイン》」


リクは球を解除すると、血液を吸収し自分の貯蓄血液に回した

そして、カリンが一足先に急斜面を登ろうとしジャンプした次の瞬間、鹿は息も絶え絶えに起き上がってきた

「ッ、リク君!後ろ!まだ鹿生きてたッス!」


鹿は自身の首を思いっきり振り、リクにぶつけようとしてきた


「え?あの攻撃で仕留めれなかったのかよ!っ、《針千本サウザンドニードル シールド》 《血液創造ブラットクリエイトフィルム》」


リクと鹿の間の空中に針千本サウザンドニードルシールドを滑り込ませ、血液創造ブラットクリエイト創造クリエイトしたフィルムを自身に覆い攻撃を防いだ


だが、鹿の攻撃の方が強く吹き飛ばされてしまったリクは空中で1回転し、体勢を整え《血液ブラットコウモリ化》で羽を生やし次の攻撃に備える


「次は完全に息の根を止めねぇと... カリン!無事ですか!」

「にゃんとかッス!急斜面にしがみついていたッスから攻撃は当たってにゃいッス!」


カリンの無事を声で確認しリクは『雪血刀』を構えた


『雪血刀』を見た鹿は前足を蹴り上げ、雪の塊をリクに向けて飛ばした


「っ、息も絶え絶えなのにまだ攻撃をする体力は残ってるのかよ...」


向かってくる雪玉を『雪血刀』で真っ二つに斬り攻撃を防ぎ、直ぐに鹿を見て次に備えようとした


だが、鹿を見た瞬間リクの目前に氷柱が飛んできた

「っ、《血液創造ブラットクリエイト フィルム》!」


突如目の前に現れた氷柱をフィルムで防ごうとしたが、先端が鋭い氷柱はフィルムを簡単に貫きリクに命中した


氷柱を食らったリクは、地面にゆっくりと墜落した

「雪玉で氷柱を隠しての攻撃かよ...知恵を使いやがって」

「リク君平気ッスか?」

「ダメージはホムラの再生効果で回復するので全然平気です それよりも、これ以上攻撃される前にどうにかして倒さないと...」


ホムラで貫かれた脇腹を一瞬で再生を行い傷を修復し、近くに来たカリンと鹿の倒し方を喋りつつ『雪血刀』を構える



しかし、鹿の次の行動アクションにリクとカリンの動きは止まった


鹿は、周囲の雪を操作し巨大な球体を創りあげていく

巨大な雪の球体は、溶けて水が垂れている部分も見受けられた


「さすがにアレは対処できないな てか何で水が垂れて...」

「分からにゃいッスけど、元々の鹿の能力で温度操作が出来たとかッスかね?」

「兎に角、アレに当たらない為にも逃げないと...」



その時、リクとカリンは地面に見えた影で1人の人物が来た事を確認した

「『神重』《神速ゴッドスピード》『魔斬』《遅延スロウ》」

「カエデ?何で此処に...」

「お姉ちゃん?何で居るんスか...」

「っ、球体を斬りたかったのに...(生成を遅くさせるだけなんて...)」


カエデが突如として現れ、鹿に鋭い一撃を入れて球の生成クリエイト行動アクションを遅くさせた


「後で説明するから、一先ず逃げましょう 生成を遅くさせただけで、あの攻撃はそろそろ来ると思うわ」

「そッスね リク君!コウモリの羽を生やして飛べば行けるんじゃにゃいッスか!」

「いや、あの時は俺の羽とカリンの羽の2人同時の操作でしたが、さすがにカエデが増えて3人になると飛べたとしても逃げるのは遅くなるはずです」

「だったら、反発効果を付与したあの針の板はどうかしら?」

「できなくはないけど、1人ずつか良くて2人同時で針千本サウザンドニードル 空 を使って3人が脱出する時間はコウモリの羽よりはかかりませんが...」

「ムズいッスね じゃあ2人の羽を操作して残った1人は抱き抱えて上まで戻るとか、どうッスか?」

「まぁある意味、それが現実的な方法ね それしかここから逃げる手段が無さそうね」

「俺は構いませんが...」



この場から脱出する為に、《血液ブラットコウモリ化》で羽を創った


だが、羽を創った瞬間にリク、カリン、カエデの3名の真上に鹿が生成クリエイトしている雪水球スノウウォーターボールと同等の大きさの《火爆球エクスプロミネンス》が発射されようとしていた


「な、ネオさんそれは悪手でしょう... すみません!羽は一旦辞めて逃げるより攻撃を防ぐにシフトチェンジしましょう!」

「リク君、にゃんでそんにゃに焦っているんスか?」

「でもリク君攻撃を防いでも衝撃は絶対食らうわよ」

「カエデの言う事も分かりますが、転移でもしない限りこの場所からの脱出は不可能じゃないですか?」

「(確かにリク君の言う通り転移でもしない限り、転移...そういえば、あの時デュラハンが使っていた武器の効果が・・・)転移!リク君の言う通り転移よ!」




「お姉ちゃん?怖いッスよ?急に大声出してどうしたんスか?」

「カエデ、転移しかこの状況から逃げる方法はありませんがそんなの・・・・・・あ、そっか転移できなくは無いか...」

「それしか方法は無いわよ」


リクとカエデが互いにこの状況の最善策を話し合っている間に《火爆球エクスプロミネンス》は発射された

しかし《火爆球エクスプロミネンス》はゆっくりと雪水球スノウウォーターボールに向かっていく


「大変ッス大変ッス! 発射されたッス!何が危にゃいのか全く分からにゃいッスけど発射されたッス!」

「ただ転移だけど、転移のやり方が分からないのよ」

「とりあえず《テンペスト》を2本にしてください そしたら片方を俺に渡してください!」

「お願い《テンペスト》... 分裂!」



この階層で一人で探索してる時にも、入手した《テンペスト》を2本に分裂する為に頑張っていたが2本になる事はなかった だが、ギリギリの状況でカエデは《テンペスト》の分裂を成功させた


分裂した《テンペスト》の一刀をリクは即座に受け取り真上に思いっきり投げる

「にゃ、にゃんでにゃげたんスか!折角お姉ちゃんが分裂に成功させたのににゃんでにゃんッスか!」

「《血液操作ブラオペ》」


カリンの言ってる事を聞きつつも、リクは投げる直前に《テンペスト》に付けた血液を感じ取り《血液操作ブラオペ》で操作して《テンペスト》を急斜面を超えた平らな雪の地面に突き刺した

「よし、上まで行けた カリンこの方法しかないので、カエデが頑張って成功された《テンペスト》の片方を使わせて貰いました ってことなのでそこまで怒らないでください カエデ早く転移を!」

「けど転移のやり方が分からないわ!」

「別に怒ったわけじゃないッスから...でもごめんなさいッス...」

「え?カリン今何か言いましたか?」

「ッ、にゃんでもにゃいッス! ヤバいッス!もうすぐ衝突してしまうッスよ!」

「カエデ落ち着けば分かるはずです もう一刀の《テンペスト》の存在を そしてそこに自分達を転移させる感覚で転移を唱えればできるはずです 多分...確証はありませんけど...」



火爆球エクスプロミネンス》があと数秒で雪水球スノウウォーターボールと衝突する、このタイミングでカエデは目を閉じ片方の《テンペスト》の存在を感じていた


「リクの言う通り感じる 《テンペスト》の存在を・・・・・・《転移》」



カエデが《転移》と唱えた瞬間、《火爆球エクスプロミネンス》と雪水球スノウウォーターボールが衝突し、水蒸気爆発が発生した...



だが、良かった点と言えば水蒸気爆発のおかげで間近にいた鹿は死に絶えた

しかし雪に埋もれていたヴカが生きているのかは定かではない...

どうだったでしょうか?



鹿は早く倒して次の階層に

とも考えたのですが次の階層を具体的に考えていないのと水蒸気爆発を起こしたいと思って、今回は鹿を倒す所までを書きました


実際の水蒸気爆発は見た事は勿論無く、原理も正直分かりませんがそこの所は温かく見守って欲しいです...


もしかしたらですが、以前のように文字数を2000文字前後に戻るかもしれません


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