モンスターとボルテージMAX
72話完成しました!
現在、俺はカリンを抱き抱えてモンスターの攻撃を避けていた
「ゴーレムの振り下ろしは遅いから避けやすいんだけど、当たったら一撃が重いし カリンは気絶していて無防備だし」
右手を振るい、氷壁をゴーレムの足元から出現させる
足元から氷壁が出現した事で拳を振り下ろそうとしていたゴーレムはバランスを崩して後ろに倒れる
「倒れた今がチャンス!っ、危な!倒すのは厳しいか...って同士討ちしてんじゃん」
倒れたゴーレムに一撃を与えようと近づいたのだがその瞬間、別のゴーレムが俺めがけて拳を振り下ろしてきた その拳は無事にバックステップで避けたのだが、振り下ろした拳は倒れたゴーレムに命中し同士討ちを起こした
「カリンいい加減起きてくれないと困るんだよな... さすがに抱き抱えて庇いながらの戦闘は辛いんだけど」
複数の炎爆蝶が鱗粉を飛ばし、連鎖して爆発する鱗粉が周囲に散らばった
「迂闊に攻められなくなったな... 鱗粉吹き飛ばすか」
《風魔術 突風波》を使用して周囲の鱗粉を吹き飛ばそうとしたその時、火鳥が自らの羽根を飛ばして鱗粉に着火させた
「っ、あの鳥野郎!針千本 全」
針千本 全 で抱き抱えているカエデごと俺を覆い連鎖する爆発から逃れる
「プラス 針千本 反 反撃ついでに試してみるか」
針千本が反撃する直前に、『雪血篭手』で触れた
そして、覆っている『全』を広げて前方に向けて針を突き出す 針はモンスターに突き刺さると、刺さった部分が凍っていく それは全身を炎で守っている火鳥や炎爆蝶にも有効となる攻撃であった
「やっぱり、炎の対策は凍らすのが1番だな」
凍らす事が有効な攻撃ではあるが、モンスターが一向に減らない
「《血液創造 血人形》代わりに戦え」
俺の姿を模した血人形3体は黙って頷き、モンスターに向かいながら攻撃を仕掛けていく
「分身達にモンスター達の相手させておけば、問題ないだろう っ、急に眠気が...... はっ、危ない危ない 例え分身達にヘイトが向いているとはいえ危険な状況だし」
(だが、異常な程の眠気だ... モンスターによる状態異常の攻撃か となると、さっきの鱗粉の副次的効果か.....)
俺は、考え事をしながら対策を考えていたが眠気がどんどん悪化しているのを感じた
「っ、寝るのは絶対に防がねぇと!」
鎖を外した『雪血タガー』を太ももに突き刺す
「ああぁぁぁ、痛ってぇ... けど眠気は完全に消えたぜ」
焔で傷痕を再生する為に、凍らせた地面にカリンを横に寝かせて隣に座り込む
「モンスターハウスか さすがにモンスターが永遠と増え続ける事はないと思うが、最悪完全に凍らせてカリンと共にカエデとネオさんと合流した方がいいかもな 相手するのが時間の無駄かもしれないし」
その時、火の玉が突風と共に飛んできたが『雪血篭手』で氷壁を出して火の玉を防ぐ
「分身を狙わずに、俺を狙いやがった?火の玉ってことは別のモンスターがここで登場かよ」
(まぁ、こんなのんびり座っていたら隙だらけと思われてそりゃあ狙うか)
「それで、どんなモンスターだ?」
俺は、火の玉が飛んできた方向に視線を向けてモンスターの姿を確認する
「ワレノ、ネムリヲサマタゲ、コウゲキヲフセイダノハ、キサマカ」
「白い...ドラゴン...」
白いドラゴンが寝そべりながら、言葉を喋った
しかし次の瞬間眩い光と共に白いドラゴンは消えていた
「なんだったんだ、今のは...」
「今の段階の君だと、昨日みたいに心臓痛くなるよ」
「な、何でここに居やがる!」
・・・・・・
「「ハァ」」
「え、ガイさんにサエルさん大丈夫ですか?」
「今日も何とかヒリカの料理を食べなくて済んだが、リク達が戻ってくるまでどうやって言い訳するかを考えていてな」
「ガイの言う通りだよ 昨日も食べずに事前に買っていた料理を食べて活動したけど、これが続けば空腹になってモンスターを倒せるか不安だよ 買っていた料理も無限って訳じゃないしさ」
「確かにあの味は...食べれませんよね」
サエルとガイそれに少し先を歩いているサナの3名は、森を探索していた
「あ、そういえば昨日サエル、お前料理スキル取得するって言ってなかったか?」
「そう、その為に食材になりそうなモンスターを狩ろうと思っていてね」
「お二人共、前方に何かあります」
「「何かって?」」
「踏んで発動する罠に見えます」
サナは草むらに隠れながら告げた、そしてサエルとガイも後ろからこっそりと確認する
「如何にもって感じだね」
「あぁ、100%何処かに飛ばされる転移トラップだな」
「どうしますか?さすがに転移先ですぐに殺られるとは思いませんが、危険な可能性もありますし」
「いやヒリカを呼んで、4人で行ってみようか 風鈴を集めたいしね」
数十分後、ヒリカと合流して転移トラップにサエル達は触れた
・・・・・・
「今の段階の君だと、昨日みたいに心臓痛くなるよ」
「な、何でここに居やがる!デュラハン!」
背後に昨日成り行きで戦ったデュラハンが背中を向けて佇んでいた
「少し用事が出来て、ここに来たのさ」
「って昨日?アンタとの出会いって昨日だったか... 凄まじい出来事の連続だったからか凄く久しぶりの気がするぜ」
「私としては、君と出会うのは昨日ぶりなんだよね」
「それで、アンタは何でここに居やがる」
「アハハハ そんな殺気向けないでよ 君とあのドラゴンが出会うのはかなり、、いや少し先だけど まだ深く知らない方が良いと思って、私が別の落とし穴に転送してあげただけさ」
「一応、礼を言っておく 助かった...」
「へぇ〜君も照れることあるんだね」
俺は、照れている顔を手で必死に隠した
「うるせぇ、アンタ用事が終わったならさっさと元いた所に戻りやがれ」
「そうしよう、、、と思ったけど...」
突如として、デュラハンは横に寝かせていたカリンの首を掴み持ち上げた
「一日で何処まで強くなったのか確かめたくなったし、もう一度戦おうか 形を作れ『風』」
デュラハンはそう告げるとカリンの首元に『風』を突き立てようとするが、攻撃を辞めた
「ちょっとちょっと、そんなに殺気立てなくてもいいじゃない 君との戦いに必要の無い獣人じゃないか?」
「うるせぇ、俺の仲間を殺すなら先に俺から殺しやがれよ」
「(この獣人を殺して精神力を確かるつもりだったけど)
その必要は無さそうだね!ボルテージMAXだね!」
デュラハンは言い終わると、カリンをリクの後ろへ投げ飛ばした
どうだったでしょうか?
ストーリー的にやはり無理があるでしょうか?
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