PK 決着 ネオの二つ名
第7話完成にしました
《PvPフィールドに移行します》
「ボス、頑張ってくだせぇ」
その瞬間風刃が飛んで
下っ端数人が倒れた
「あ、何が起きたんだ…」
「ふぅ、リクリクから教えて貰った場所
PK沢山全員殺るべし」
リクリクに連絡したら、中に入れてくれた
敵は逃げれないからここで全滅させる
「(それにしてもリクリク凄い 俺は手を出さない
つまり私は手を出していい
戻ってきた後全員殺られていたら絶望するんだろうな
思いつくリクリク 悪魔 ふふっ)」
「全員に聞くけど赤・青・黄色 どれがいい?」
「この女、何を言って…」
「じゃあ赤」
「俺は青」
「あたしは黄色」
「ふふっ、赤は丸焦げ 火柱」
「青は水責め 水球棺」
「黄色は感電 雷槍」
「ふふっPKにはしっかり絶望を与えないと」
「まだまだ、あるよ 緑・紫・白・オレンジ どれがいい?」
「し、白?様々な魔術を使用する魔術師で女?
あ、お、思い出した この女はMOF内
最強魔術師 魔術の祖・魔女などの二つ名を持つ」
「白は氷漬け 氷棺」
「ネ、ネオ あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"死にたくない…」
「ど、どれが一撃で殺られますか?」
「ん、全部苦しいよ 一撃では死ねないよ?」
「あ、悪魔 いや魔女...」
「リクリクに褒めて貰おう ふふっ」
《PKフィールド 時刻夜 闘技場》
《それでは試合開始です》
「すぐに決着をつけるので 覚悟してくださいね」
試合開始と共に俺は再装填していた銃弾を3発
ボスに向けて撃った
「遠距離かよ 男なら正々堂々近距離で戦いやがれ」
「相手の得意分野で戦う奴なんかいないに決まっているだろ」
けど銃弾に気を取られているうちに
刀を構えながら走っていく
それに加えて走る直前に《消音》を使った事を
悟られないようにして
俺は刃を振る
「結局近距離してくるじゃねえかよ
だがな
レベル差・防具の影響で俺に傷をつけられないんだよ
この初心者が」
だが
弾かれると思っていた刀は右腕を斬り
斬られた右腕は地面に落ちた
「は、何でこんな初心者に俺がダメージを受けてる」
凄いマヌケづらだな
「あ、そういえば俺の種族ヴァンパイアで
夜になるとステータスが強化されるんですよ」
「あ、悪魔」
「ヴァンパイアって悪魔かな?どうなんだろう
それと、貴方はもう終わりですよ」
「は、何言って」
「(何処からやってきたのか分からない3発の銃弾が
俺を貫きやがった) 一体お前は何をしやがった」
【ファーミット草原】
「ハァハァハァ、ともかく部下には手を出すなよ
おいお前ら帰るぞ」
「おつかれ、リクリク」
「ありがとうございますネオさん
全員殺ってくれて」
「え、何で部下達全員殺られて…」
「それでは、名前も知りませんがボスさん
ありがとうございました」
俺は首に狙いを定め刀を振るう
「ま、待ってくれ 見逃してくれ 俺のアイテムや
武器防具は置くから」
ボスは持っていたお金やアイテムから武器防具全部を
置いてくれた
「いいですよ、俺達は見逃します
ただ、そいつらはどうなんですかね」
「は?そいつらって」
「あなたの背後にいる20体以上のゴブリンですよ」
「え、そんな…」
20体以上のゴブリンはボスだけを狙って攻撃している
《血液吸収》で
血液ゲージMAX 貯蓄の方もMAXになった
現段階では貯蓄/500が最大
「あ、倒れているPK達のアイテムとかどうしよう」
「それならリクリク安心 私が根こそぎ回収した」
「あ、ありがとうございますネオさん!」
「もっと褒めて」
俺はネオさんを褒めながら、ゴブリンに襲われる前に
街に戻っていった
レベル10になって一気に6つもレベルが上がって
ステ振り考えないとな
10分後
「ヒリカさん、今回倒すのってPK集団ですよね」
「そうだよ〜 100人くらいいる集団だってさ」
「それを、たった10名で100人も倒せるんですかね?」
「大丈夫だと思うよ、弱いと思うしサエルが選んだ
メンバーだし倒せるよ」
「ですよね、でもまさか【ファーミット草原】にいるとは思いもしませんでした」
「怖いなぁ、あれ?なんですかねあの状況?」
「え、どれどれ〜あれは沢山の魔術が使われてるね…」
「もしかして先にネオさんがやったのでは?」
「ちょっとネオに電話して聞いてみるね」
それに地面に血液が広がっているような…
まさかね…
「うん、それ私とリクリクが殺った 噂になっていた
PK達は私達2人で全滅 初めての共同作業」
「共同作業って、アンタ何言ってんの!」
「ふふっリクリクとの絆深まった
サエルにもメールは送った」
「(ず、ずるい)まぁ全滅したならいいわ
サエルには私も報告しておくわ」
「ん、じゃあまた明日」
「通話相手ヒリカさんでした?何かありました?」
「いや何も無いから安心して」
「それにしても一緒の部屋で良かったんですか?」
「別にリクリクなら一緒の部屋でも構わない」
あれ、俺って男として見られてない?
「あ、そうなんですね…」
「このゲームって寝るのは実際に寝ないと行けないん
ですね」
「そう、何故かそこだけリアル」
「ネオさんはベット使ってください
俺は床で布団敷いて寝るので」
「ん…分かった 今日はそうする」
「さて、ステ振りどうするか」
どうでしょうか?