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戦闘の事実

第4話完成しました


リクがタガーを投擲しガイが叩き落とした瞬間に

時は遡る


「消えた消えた」

「えぇ、リクくんが消えちゃったよ?」

「(これはスキルの効果?)流石に消えるとは思いも

しなかったな」

「この状況でこのタイミング…」

「そうだね、このタイミングで消えるとなると

ガイが危ないね」

「なになに、2人とも何か分かったの?」


「あぁ、詳しく言うとね

ガイがタガーを叩き落とした瞬間にリク君が消えたら

ガイの方はリク君を見失うわけなんだよ」

「奇襲奇襲」

「そう、状況によっては奇襲を受けやすいんだよ」

「へぇ~なるほどね そういう事か」


「(分かってないなこれは)」

「(バカアホ)」


「って、タガーが爆発した!

それに加えて何かがガイの事を襲ってる?」


「リク君、君は一体何の種族を選んだんだい」

「不明、血液?コウモリ?」


「刀の柄の部分で攻撃して

倒れ込んだ所を狙おうと思ったんだろうけど

それで倒せるほど、流石にガイは弱くないよ」


「ん?何か違和感?」

「あれ?リクくん、消えた?でもいるよね?」

「何だ、今の違和感 映像で見れば分かるのかも

しれないが…」


《そこまで試合終了です》


「え、何でリク君が2人もいるの?」

「これは、まさか...」

「ん、まさかリクリクの種族は…」


「とりあえず2人の所に行こうか」



「一体何が起きやがった」


背後から

「俺の勝ちですね」


「リク...」


「ふふっ、ありがとうございます」

不敵な笑みを浮かべるリク


「最後の攻撃もそうだが、お前は一体、一体この戦いで何をしやがった!」


「説明するのが難しいんですけど、知りたいですか?」


「当たり前だ、意味わからないまま終わって溜まるか」


「まぁまぁ落ち着きなよガイ

お疲れ様リク君」


「ありがとうございます サエルさん」

「おつかれ、リクくん」

「えらいえらい」


女子二人に話しかけられて撫でられるの恥ずかしいな

「ども、ありがとうございます」


「(可愛い~)」

「(かわいいかわいい)」


「さて、リク君

俺も観客席から観て考えてたんだけど

この戦いの内容を俺なりに喋ってもいいかな?

間違っていたら教えて欲しいな」

「はい、分かりました」


「ガイ、リク君は実際に消えてたんだよ

多分スキルの効果だよ」

「あれ、マジで消えてたのかよ」


「あと、最後の攻撃はリク君は2人居たんだよ

というか、そこにもう1人いるよ」

「何言ってんだサエル、2人いる訳無い

っては?2人居る!」

「あはは、ガイ反応面白い~」


「リクリク、これ種族スキルの効果?」

「そうですよ」

「リク君、君の種族はもしかしてヴァンパイアで

合っているかい?」


もしフレンドになれば種族もバレるけど、

否定してフレンドになったあと仲悪くなったら嫌だしな

「え、それは」

「あぁごめんね、答えにくい質問をしてしまって」


「あ、別にいいんですけど

もし良かったら皆さんフレンドになってくれますか?」


「逆にこっちからフレンドになって欲しいくらいだよ」

《プレイヤー サエル からフレンド申請が届きました》

《プレイヤー ガイ からフレンド申請が届きました》

「ありがとうございます

種族はヴァンパイアで合っていますよ」


「なるほどね、血液がコウモリに変わった時に

もしかしたらとは思っていたけど

そうなると最後の攻撃は…」


「なんだよ、ヴァンパイアのどの部分が最後の攻撃

に繋がるんだよ?」


「リクリクが柄の部分を当てた後違和感感じた」

「そう、ガイが拳を後ろに振った時に多分リク君は

もう一度消えて、分身を残したんだよ」


「そうです、スキル《血液創造(ブラッドクリエイト)》で分身を作って

喋らせた感じです

それと消えたのは《透明(ステルス)》の効果です」


「なるほど、俺の考えは合っていたか」


血液吸収(ブラッドドレイン)

分身を吸収して血液を回復して


「それで、その後に分身との会話で惹き付けて

背後から刀で首を切った感じだよ」

「なるほどな、俺には思いつかない発想だな」


「あ、リクくん私ともフレンドになろ!」

「リクリク私も」


「えぇ、いいですよ」

《プレイヤー ヒリカ からフレンド申請が届きました》

《プレイヤー ネオ からフレンド申請が届きました》

「リクくん、私がヒリカだよ」

「リクリク私ネオ」


「はい、よろしくお願いします」

「あ、誤解生む前に言いますけど、俺何故かこんな

見た目でステータスウィンドウも12歳表記ですが

俺実は、16歳なんですよ」


「えぇ〜」

やっぱり驚くよね

「特にパーツなども変更してないのでリアルの顔が

そのまま若くなった感じで、

多分何ですけどバグの影響だと思うので

騙しているつもりは無いので

嫌いにならないでください!」


「全然いいよ、確かキャラメイクの時にも年齢や

身長を変更できるから

まぁリク君の場合はバグの影響かもしれないし」


「(リクくん、かわいい)」

「(見た目関係なくても、反応可愛い)」


PvPフィールドから元の【ファーミット草原】に

戻って


「そういえば、このゲームってこっちの世界の1日が

現実では30分で合ってます?」

「リクリク合ってる」


「なになに、どのくらい遊ぶつもりでいたの?」

「1~2時間遊ぶつもりでいます」

「そうなるとこっちの世界では4日遊べるんだね」


「リクくん、もし良かったら4日間私達と遊ばない?」

「え、いいんですか?」

「うん、いいよ~」

「よきよき」

「あ~、俺はこの後やらないといけない事あるから

今日はここで辞めるわ」

「ごめん、俺明日朝早いから今日はここで辞めるね

じゃあお疲れ様」


「え~サエルも辞めるの?まぁいいけど」

「リクリクとヒリカの3人でパーティ組もう」


ヒリカさんとネオさんと無事にパーティ組む事ができた

「さて、この後どうする?リクくんは何かやりたいことある?」

「う〜ん、そうですね

一旦街に戻って、安全な場所でポイントを振り分けたいですね

何故か俺のMOFのディスクが課金verになっていて」


「え〜、あの15万もする課金したんだ?」

「このディスク、実は家族から貰ったんですよ

俺の父親が『メイファン』の開発部長で作ったゲームを無料で貰っていて、今回は何故か課金verなのが

気になりますけどね」


「まぁ『メイファン』初の課金があるゲームだからね」

「良かったね羨ましい」


「あはは、何かすみません」

「全然いいと思うよ、チート行為や違反行為を

している訳では無いからね」


「ありがとうございます」


「よし、じゃあ街まで戻ろう~!」


あれ、何か今度は妬みの視線をめっちゃ感じるんだけど

「あの子、ヒリカさんとネオさんと2人一緒で

羨ましい!」

「何だ、あの子俺と代わりやがれ」

など、だがそういったプレイヤー達は

よそ見した瞬間にモンスターに襲われリスポーンした

らしい


「そういえば、サエルさんやガイさんも含めて

ヒリカさんとネオさんはどのくらいから

このゲームを遊んでいるんですか?」


「あぁ、私達はねβ版からやっていたんだよね」

「そうそう」


「β版からってことは最前線のプレイヤーですか?」

「うん、そうだよ

一応このゲームのトップ3に入る位のギルドメンバー

なんだ私達

サエルはそこのギルマスなんだよ」

「え、そんな凄い人達とフレンドになっても

いいんですかね俺は」

「気にしない気にしない」

「そうだよ、私達がフレンドになりたかったから

申請したわけだし」


「嬉しいです、ありがとうございます」


「(可愛いよ~)」

「(かわいいスキスキ)」


「どうかしました?」

「平気平気」

「ん、何でもないよ〜

お、街見えてきたね」


【始まりの街 ファーミット】

【噴水広場】近くのカフェ【ミットカフェ】


「ん〜、やっぱりここのチーズケーキおいし〜」

「チョコタルトもよきよき」

「(美味しけど(けど)リクくん(リクリク)の食べてるのも

美味しそう)」

「チョコレートバナナパフェ美味しいな〜」

さてとパフェを食べながら、ステ振り考えるか

ステータスポイント300・スキルポイント150


        HP50 MP100

       STR 30 DEX 30 VIT 30

    AGI 50 INT 60 MND 30 LUK 20


問題はスキルポイントの方だよな

何のスキルを獲得するのがいいのかな?

「ヒリカさんとネオさんはオススメのスキルって

ありますか?今めっちゃ悩んでいて」


「ん〜戦い方もあるからね」

「オススメ、何だろう?

私は魔術系全般使えるように取得した

例えば、弾道変化のスキルは?扱うの難しいけど

ガンナーならオススメ」


「なるほど、弾道変化は確かにガンナーなら相性は

いいですね」

《弾道変化 スキルポイント20》

後は、熟練度あげるは正直面倒だし

どのスキルも

20ポイント消費すればメインジョブでも使用できる

仕様らしいから

短剣攻撃強化 魔力攻撃強化 透明(ステルス) 状態異常付与

合計80ポイント消費してと


残り50ポイント

《レーダー 》と《ダンジョンマッピング》どちらも

10ポイントで合計20ポイント


あとの30ポイントは貯めておくかな

「どう?決まった?」

「はい、新しく取得したのは

弾道変化とレーダー・ダンジョンマッピング にしました余った30ポイントは貯めておこうと思います」


「いいスキル よきよき」

「スキルはいいと思うけど、パフェのバニラアイス

溶けてるけどいいの?」


「え、あ、あぁ〜溶けてる…」

「集中してたから、ドンマイドンマイ」


どうでしょうか?

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