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ネオとカリンの決着 新たな成長

39話


「俺を舐めるのも大概にしろよ!」

キリングスパイダーに啖呵を切りつつ

俺は先程の攻撃を避けた経緯を思い出していく








鎌攻撃を避けた瞬間、タガーで脚を切り刻もうと

俺はタガーを振り抜く


しかし、思った以上に装甲が硬くタガーにヒビが入り何処かに飛んでいってしまった

その瞬間キリングスパイダーは突進攻撃を仕掛け

すぐさま、俺は『大剣雪血』を構えて防いだ


これがさっきの出来事だったけど、

この時偶然にもヒビが入ったタガーから少量の血液が

飛び散った


飛び散った血液が蜘蛛に付着していなければ

あの鎌攻撃を避けられずに

大ダメージを喰らってしまっただろうな





俺の血液が付着したおかげで、血液を感知する事が可能となり背後からの対応も完璧にこなせた

それでも

本当に偶然避けることができたな

「まぁ、血液を感知することは今初めて知れたけど」


確かに血液操作ブラオペの時に血液を感じながら

操作しているわけなんだし、尚且つ自分の血液だから感知できて当たり前か


「これで、お前の得意とする隠密奇襲は死んだな」

しかし、キリングスパイダーはまたもや隠密で気配を

消してくる


しかし血液を感知することによって

キリングスパイダーの大体の位置が分かる

「その行動は大間違いなんだよな」


そして俺は

地面に『大剣雪血』を突き刺し、氷柱をボスの足元に

出現させてダメージを与える

「吹っ飛んだなぁ」


吹っ飛びすぎて

このまま突き刺し攻撃を続けたら、ネオさんとカリンに迷惑かけるかもしれないな


キリングスパイダーはもの凄い勢いで移動しこちらに

向かってくる


「おぉ、脚が2本ないのに器用なことだな」



キリングスパイダーは俺の攻撃射程外に到着するのと同時に毒球を俺に向けて吐き出す



「こいつは、疾風ハヤテを使っても毒球に掠ってしまうな」

今ここで俺が成長しないと、負けてしまう












一方その頃カリンは


グリフォンはカリンを挟む動きをとり

両方向から魔術を放つ

水槍ウォーターランス》 《十字風刃クロスウインド


「いつもにゃら避けるのが厳しい技ッスけど

獣形態ビーストモードのスピードにはどの技も

付いて来れにゃいッス」


どちらも本来なら素早く威力がある技を軽々と

避けながら

グリフォンに風斬爪を使用しながら翼に傷を付ける



《キャットウォーク》

猫のように忍び足・すり抜け移動が可能



《風斬爪》

爪に風を纏い伸ばすことにより攻撃範囲を拡張

斬撃を飛ばせる事も可能




「ネオさんみたいにゃ、威力とスピードがにゃきゃ

私を止められにゃいッス!」


グリフォンを横一列に並べるように立ち回り

「まずはにゃまにゃ、翼にあにゃを開けるッス!」


現段階の私の方が最強技《爪双撃》


爪を地面に突き刺し、地中で爪を枝分かれさせる

土で覆い対象を捕縛

その後枝分かれさせた爪を一点に集中 土と共に貫く


「本来にゃらこういう使い方にゃんスけど、

今回は一味違うッスよ!」


地面に突き刺さずに、両手の爪を枝分かれさせて

グリフォンの両翼に穴を無数に開けていく


一点に集中させずに少量のダメージを沢山与える

「塵も積もればにゃんとやらッス!」



スキル《キャットウォーク》発動


翼を失って慌てふためいてるグリフォン2体の間に

滑り込み

スキル《風斬爪》発動


グリフォンの首根っこを、風を纏った爪で掻っ切り





2体のグリフォンを絶命させる






獣形態ビーストモード》解除

「やったッス!私でもにゃんとか倒せたッス!」

さて

リク君の方に行くかネオさんの方に行くか迷うッス...


その時戦場に爆発音が鳴り響く


「ネオさんの仕業ッスかね?」












少し時間を遡り、別の場所では


「グリフォン何かが私に勝つ事はできない!」


グリフォンが放ってくる魔術を相殺して

追撃する為の魔術を放つ

「私の方が優勢なはずなのに、グリフォンの機動力に追いつけないせいで魔術が当たらない...」


相殺したうえで追撃用の魔術を放つから

イメージが定まらない


「魔術はイメージ 凝縮させる」

前にリクリクに言った言葉


「ん?リクリク...」

その瞬間

3体のグリフォンが私を囲みそれぞれ魔術を放ってくる


「防ぐ防ぐ 《風盾ウインドシールド》 防ぎきる」

風盾ウインドシールドに魔術が衝突したけど

「さすがユニーク 耐えた耐えた」


私がリクリクに言った言葉で、リクリクは次々と

血液を自由自在にイメージして戦ってきた


「今度は私がそれをやる...」

魔力を体の隅々に通し全身で魔力を感じ取っていく


イメージ・リクリクの使い方


《魔の力を操る それは人類の歴史すら変えてしまう

御業を扱える者の誕生の理を表す

矛となり盾ともなる 自由自在に魔の力を操れる者が

誕生せし時それは世界の理を変えられる》

魔器(マジックウェポン)




魔力を凝縮し槍の形を三本作り

グリフォンに向けて放つ


グリフォンは悠々と避けて、槍が当たることは無かった

しかしグリフォンが避けた瞬間

槍は霧散していき、鎌の形へと作り替えられる


鎌はそれぞれのグリフォンの片翼を斬り裂いていく


斬り裂いた直後に無数の弾丸に作り替え

全方向から弾丸を放つ


グリフォンはそれぞれ致命的なダメージを受けてしまう最後の力を振り絞り、三方向から突進攻撃を繰り出す


貫通した弾丸を周囲に散りばめ無数の盾に作り変え

突進をはじき返す


「これで終わり終わり」

体内に残った弾丸を霧散させ、

霧散させた魔力を一本一本鋭い針に変え

グリフォンを内部から貫く


「倒した倒した」

これで私も一段階成長する事ができた

リクリクに感謝感謝




その時戦場に爆発音が鳴り響く


「爆発一体誰の仕業?リクリクに何かあった?」

助けに行かないと












付与魔術エンチャントマジック ホムラ》!


毒球に炎をぶつけさせた影響で爆発してしまった




「「凄い煙助けに行く(ッス!)」」

二人はリクの元へとひた走っていく...

ギリギリ 今日投稿できました


何とか40話前後でイベント始められると思います

さすがに45話までにはイベント始めます

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