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三日目 そしてボス戦へ

37話

「あ、リク君おはようッス」

「リクリクおはよう」

「ネオさん、カリンおはようございます

よく寝れましたか?」


「それはもうぐっすりと寝れたッスよ!」

「カリンが寝ぼけて、尻尾を動かしてくすぐったくて私はぐっすりと寝れなかった」

「うぅ...ごめんなさいッス」


2日目はワームに襲われただけで、その後は特に何事も無くサティ砂漠を進むことができた

「今日で3日目ッスけど、この調子で進めば今日の

夕方にはサティードに到着できるッスよ

ただ、ボス戦でどのくらい時間を使うかによって

今日サティードに着けるか変わってくるッスけど...」



サティ砂漠か

一昨日や昨日戦ったゴーレムやワームとかの

モンスターなのかな?

「そういえば、サティ砂漠のボスって

ゴーレムやワーム系ですか?」

「ん、サティ砂漠のボスは...」


「サティ砂漠のボスは2体いるッス

1体は『キリングスパイダー』

隠密スキルを使用し足跡と匂いを完全に消して

蜘蛛糸や毒で奇襲してくるッス

糸に関しては粘着質な糸から硬糸で、どちらも厄介ッス」


なるほど、戦ってみないと分からないけど

硬糸は武器で対処するとして

粘着質の方は燃やして対処するしかないよな


新たなる付与魔術エンチャントマジックを考えないとな


「それでもう1体のボスは?」

「もう1体の方は『ファイブグリフォン』5体のグリフォンが出てくるッス」

「それって1体に換算されるの?」

「HPは共通になってるッスね ただ5体いるので

めっちゃHPはあるッス」

「それでファイブグリフォンの攻略方法は何ですか?」


「実はこのファイブグリフォンは...」

「ファイブグリフォンは?」





「仲間同士で戦い合うッス!

ですから、巻き添えさえ喰らわなければ

ファイブグリフォンは放っておいて平気ッスよ」

「ということは、最後の弱ってる1体を倒せばいい

ってことですか?」

「そうッス!

けど、極たま〜にグリフォンが連携してプレイヤーを狙ってくるッス」


「それは...」

「その連携に対処しつつキリングスパイダーも倒すのは正直難しいッス」


もしそうなったら、厳しい戦いになるだろうな

「この3人なら何とかなるなる」

「「ネオさん...」」



「(私がボスについて話して、リクリクにもっと尊敬

してもらうつもりがカリンが話している... 羨ましい!)」



「それにしても、何でファイブグリフォンっていう

名前なんですかね?」

「多分ッスけど、魔術の四大属性をそれぞれが

使うところからそのネーミングがきたと思うッス」

「でも、四大属性なのに5体のグリフォン何ですか?」


「そうッスね

残りの1体は雷属性の魔術を放ってくるッス...」

「なるほど、魔法でキリングスパイダーと

協力してきたら厄介な戦いになりますね」

「うんうん」


しかも、よりにもよって雷とは...

避けるのは厳しいから早めに倒すしかないよな


「もしそうなったら、キリングスパイダーと合わせて6体になるッスから1人2体倒せばいいッスよね!」

「カリン1人2体倒す、簡単なことじゃない」


「カリンの言う通りになったら、俺は

キリングスパイダーとグリフォン1体を受け持ちます」

「私は魔術でグリフォン全体を攻撃する

カリンは全体のサポートをして...

リクリクはキリングスパイダーを倒したらグリフォンを倒しに来て欲しい」

「分かったッス」

「分かりました さすがに俺も無茶な賭けだと

少し感じていたので、助かります」









ボス戦攻略の話をしていたら、いつの間にかボスエリアに到着していた

「何事も無くボスエリアに着けましたね」

「うんうん」

「そうッスね

でも、日が落ちるッスけどボス戦はどうするッス?」


「リクリクはヴァンパイア夜になるとステータス強化されるから、今行くのがいいと思う」

「俺も行った方がいいと思う」

ステータス強化で攻略はしやすいと思うしな


「じゃあ、いざボス戦ッス!」



《ボスエリアに入りました》

《キリングスパイダー・ファイブグリフォン》


「ネオさん、今回はきちんとしたボスでしたね」

「ん、安心安心」

「リク君とネオさんはユニークモンスターと戦った

ってサエルさんから聞いたッス!

やっぱり強かったッスか?」

「そりゃあもう、最初のフィールドエリアボスには

相応しくないボスですよ」

「それは大変だったッスね...」


「ん、2人とも目前のボスに集中集中...」

「あ、了解ッス」

「分かりました 倒します」


キリングスパイダーは出現と同時に粘着質の糸を

辺りに撒き散らし、隠密で気配全てを消した

「リク君、キリングスパイダーは私の獣形態ビーストモードでも気配を感じるのは不可能ッス

だから、戦闘時は気をつけてくださいッス」


「了解 カリンそれとネオさんも地面の糸に気をつけて戦ってください」

「分かったッス」

「了解リクリク」



「リク君がキリングスパイダーを抑えてくれるなら

問題はファイブグリフォンの方ッスね」

「ん、見た感じ仲間割れをする感じじゃない

連携して襲ってくる!」


その瞬間ファイブグリフォンもそれぞれ

四大属性・雷魔術を放ってきた

「ネオさん、水球ウォーターボール風刃ウインドエッジは任せて欲しいッス」




「ん、分かった その2つは任せる!」


ネオは向かってくる3つの魔術の対処を考える

優しい感想お待ちしております

あと1~2話でサティードに着くように毎日考えています

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