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一方その頃... 交わるかもしれない道

遅くなりましたが36話です

俺は歩きながらワームに喰われた直後の事を話し始める


「ワームに喰われた後、一瞬気を失ってしまって

目が覚めたら胃袋に居て 全鎧フルアーマーが少し

酸で溶けている状態だったんですよ」


「それで、どうしたんスか?」

「ひとまず雪血を使って、胃袋全体を凍らせました」


俺はその後どうやって内側からワームを倒したのかを

手短に話し始めた




凍らせた直後、付与魔術エンチャントマジック 疾風ハヤテを使用して

高速移動に加えた風の斬撃に血液を付与し四方八方に連続でくらわせる


血液創造ブラッドクリエイトニードル

傷口に付与した血液から血液に連鎖しワームを針で貫く


「それで貫いた直後に、針を血液操作ブラオペで鋭く伸ばして回転させ

ワームをバラバラに切り刻んだ感じです」

「なるほど、それでバラバラにできたんスね」


「リクリク、使い方斬新斬新」

「いえいえそれほどでも...」



俺たちはその後、サティ砂漠を何事も無く進むことが

でき

目的の半分まで辿り着く事ができた







一方その頃、サエル達は


「ふぅ、やっぱり迷宮探索は疲れるね」

「今回はカリンが居ないから、モンスターとの

戦闘は否が応でもやらないといけないしな

どうせ、今回も攻略は進まないと思うぜ」


サティードにあるピラミッド迷宮に居た


「そうだね、ガイ カリンがここに居ないのはデカイけどリク君とネオの連携の為には仕方ないよ

今回はサナ君がいるから罠には引っ掛からないものの

攻略が進まないことには、僕も賛成だな

攻略は辞めにしてLv上げに切り替えた方がいいかもね」

「そうそう、サナちゃんが罠をいくら見破っても

ガイはバカだから罠に引っ掛かってたしね

攻略を進めて威力ある罠に巻き込まれるの勘弁だよね」


「な、俺だってな罠に気をつけているのに

何故か引っ掛かるんだよ!」

「やっぱ馬鹿じゃん」


「まぁまぁ2人とも迷宮内で言い合いしないの」

「あ、あの お2人とも」

「何!」

「何だよ!」


「ひぃ、わ、罠踏んでます」

「「へ?」」


何かが発射され風切り音も聞こえた後に、

大きな物が落ちる音も聞こえる

「1つは弓矢なはずです もう1つは分かりませんが

転がる音も聞こえます」


サナがそう言った瞬間弓矢が飛んでくる

「了解!弓矢は僕の盾で防ぐ」

サエルが弓矢を防ぎきり、安堵した時

一行の背後から大岩が転がってくる


「ガイ、あの大岩砕けるか?」

「まかせろ 《正拳突き》!」


大岩の中心を捉えた正拳突きは砕くことはできた

しかし、

「痛ってぇ!」

「彼の者を癒したまえ《ヒーリング》

どう痛みは引いた?」

「あぁ、助かったぜ ヒリカ」


「どうせなら《ヒーリング》とかの回復魔法で

バカも直せればいいのに...」

「まだ言うか バカヒリカ!」

「何よ!バカガイ!」


「ギルドマスター、こ、このあとどうしますか?」

「あの2人のいざこざはいつも通りだけど、

今日はちょっと騒がしすぎるね」

「そうなると一旦、街に戻りますか?」

「(2人を落ち着かせないといけないし)

うん、サナ君の言う通り街に戻ろうか」




「2人とも、もう街に戻るよ」

「あ!バカガイ」


またもや、ガイが足元の罠を踏んでしまった

「皆何が起きるか分からないけど、警戒して!」

「何か下から嫌な音が聞こえてきます」


その時、サエル達の足元に大きな穴ができ

為す術なく落下してしまう


「ガイのバカ!」

「あぁん!元はと言えば、ヒリカお前がバカバカ

言わなければこの罠に引っ掛からなかったと思うぜ」

「何よ私のせいだって言うの!」


「落下してる最中にも言い合いを続けるのかよ...」

「大丈夫ですか?ギルドマスター?」

「え、あ〜まぁ大丈夫かな?

あの2人も街に戻れば落ち着くと思うし(多分...)」


「だと良いんですけど...」


サナは聴覚を強化して、インベントリに入れていた

小石を下に落とし下まで

あとどのくらいかを確かめてみる

「この反響音... まさか!」


「どうかしたのかサナ君?」

「もうすぐしたら、下に着きますが

その下が地面では無くて...」


「もしかして、串刺しにでもする、罠なのか?」

「いえそういう罠ではなくて...」

その時下がサエル達にも目視できた


「水が流れているんです!」


「こいつは...」

「何処に流れ着くのか分からないよ...」


「2人ともさっきまでのことは水に流して

ひとまずこの流されている状況をどうにかしないと」

「この川の勢いは凄すぎます!

それに、この流れ落ちる音は...

滝だと思います!」


「「「え!」」」

サエル達一行はそのまま滝に落ちていき

流されていく



流れる先は一体何処に繋がるのやら...













物語は3日目に入る


リク達とサエル達

各々の進む道が、交わるのか交わらないのか

今は分からない

どうだったでしょうか?

今日は更新が遅くなってすみません

感想お待ちしております


私自身

主人公であるリク達とサエル達を夏イベントが

始まる前に話を繋げるかは正直迷っています


多分40話前後で夏イベント編が始まると思います

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