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克服方法 救世主

31話完成しました

日光を遮断または囲んで日光ダメージが

無いようにする方法があるのか?

これを言うと、ヴァンパイアは日中活動出来ないのが

当たり前と周囲から言われる

しかし今から俺が行う事でヴァンパイアのデメリットが消えて

日中でも活動できるようになる

俺が持っているユニークスキル

針千本(サウザンドニードル)

フィリールとの戦闘のドロップアイテムである

《オオカミを模したブレスレット》

に付いているスキルである


この技は攻撃にも防御にも色々な用途として使える

(シールド)ver.は俺が使いやすくなるように

型を幾つか編み出したのだ


そのうちの1つの型


・全 地面も含めた全方向の攻撃から俺を囲み守る


本来ならこの技は幾重にも重ねた針を球体として

俺を囲む盾となる


「お〜い、リク君聞こえてまスか?」


それと


もう1つの型


・鎧 防具として全身に針を纏わせる


こちらは針を薄くして纏い軽量型の防具として扱う


これら2つの型を組み合わせて新たな型を編み出す


全鎧フルアーマー


この効果は鎧の軽量化を持ち

針を幾重にも重ねて壊れた箇所から針を瞬時に再生して

どんな技にも耐え、状態異常を無効にする

そしてフィールドに可能な限り適応する


全然聞いてないッスね...

「リク君聞こえてるんスか!」



「え、あぁすみません

日光を防ぐいい案を考えていて」

「それで案は思いついたんスか?」

「えぇ、思いつきましたよ」

「おぉ!さすがリク君ッス!」

「それじゃあ試してみますね」

「《全鎧(フルアーマー)》」

そう唱えると、全身に白色の針が幾重にも

重ねた鎧となる


「おぉ、沢山針が出たと思ったらリク君の身体に

飛んでいって、針が鎧になっていったッス!」


いや、真っ白は何か嫌だなぁ

「そうだ、この鎧に...」

血液操作(ブラオペ)を使って所々に血液の赤色を足していく


うん、なかなかいい塩梅に色付けできたな

「リク君似合ってるッス!」

「カリン ありがとう」

褒められるの恥ずかしいけど、やっぱり嬉しいな


「そんじゃあ、ネオさんの所に急いで向かうッスよ!」「了解」

俺は足に力を入れて、足踏みをする

日光の影響が消えたからか身体が随分楽になったな


「よし、これなら行けるな それじゃあ、カリン先に行ってるよ」


「え、あぁ分かったッス...」


フィールドに可能な限り適応するは、

この砂漠フィールドでは

砂に足を取られにくくなるという意味になる

「は、速いッスよ リク君...」




これを使えば、どんなフィールドでも適応できて

ヴァンパイアの弱点の日光ダメージを

一応、防げることになる



よし、《レーダー》でネオさんの方向を確認して

称号の《フィリールを倒すもの》の効果風魔術を使う


ネオさんに魔術を詳しくは教えて貰ってないけれど、

そこはイメージで補う


後方から風を出して加速するイメージ


突風波( ブラストバースト)


「うぉ、勢いがついたのはいいけど...」

背後からの風だからバランスが取れない


うぇ、すっ転んで砂が口に入った... ジャリジャリする

まぁでも、これならすぐにネオさんの所に

着けるよな



一方その頃


「はぁ、はぁ

足止めキツイキツイ」

氷魔術の《絶対氷結アブソリュートフリージング》を使用しても1分も持たないで動き出してくる...


「リクリクがふっ飛んでから、もう20分経つ経つ」

サンドゴーレムの動きは遅いから一応避けることは可能

でも当たったらHPは半分失う

そうなると、リクリクとカリンが来る前に殺られる...

飛行(フライ)で避けるにもAGI(スピード)の数値が低いから紙一重...



この時

サンドゴーレムは砂の塊を連続で飛ばしてくる

「ん、ウザいウザい 連続で飛ばしても意味無い無い

《交差する風 十字風刃(クロスウインド)

砂の塊ならこの魔術で真っ二つにできるできる」


飛んできた砂の塊達は真っ二つに斬られて

地面に落ちていく


地面に落ちていく砂を見ていると

その瞬間、サンドゴーレムは振り下ろし攻撃をする

「そんな、攻撃じゃあ私落ちない

《氷の盾《結晶盾クリスタルシールド》》」

振り下ろし攻撃を弾き返す


でも

この状況が幾ら続いても、いつかは私が魔力切れになるどうすれば状況を変えられる?


ん、魔力感知に反応?

しかも物凄いスピードでこっちに向かってくる


この状況なら味方なはず

それなら来る前まで絶対に生き残る...

もう1発足止めすれば味方と合流できるはず

「アブソ...」

魔術を妨害する為にサンドゴーレムは一際大きい砂の塊を飛ばす


今まで1番大きい砂の塊

「こんな、攻撃を予想することなんてできない...」


ヤバい、殺られる...

私は目を瞑ってしまう



















「《スパイラル スティング》!」


幾ら待ってもリスポーンされた感じがしない

それに、さっき聞こえた声

何処かで聞いたような声だったような...


恐る恐る目を開けると

「大丈夫ですか?ネオさん」

「リクリク...」

感想是非ともお待ちしております

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