自己紹介
29話
てか、この大男をこのまま放置していいんだろうか?
まぁ街中でプレイヤーを襲おうとしたんだから
他のプレイヤーから運営に報告されて、アカウント削除される運命だろうな...
俺は特に悪いことをしてないのに、コイツが勝手に街中で襲ってきたんだから、自業自得ってことだよな!
こんな大男は放っておいて、
さっき会ったカリンさんに挨拶しないとな
「カリンさん よろしくお願いします 」
「よろしくッス リクくん!
さっきは小学生って言ってごめんッス!」
「いえいえ、この見た目ですしそう思うのも
仕方ありませんよ」
「そう言ってくれるとありがたいッス」
「なぁサエル、とりあえずカフェにでも入って
ゆっくり話し合いでもしないか?」
「そうだね、カリンと会わせる事もできたし
ガイの言う通りカフェで少し落ち着こうか」
そういえば、ヒリカさんとガイって食材の買い出しを
してたんだっけ?
念の為、きちんと食材を買えたのかを聞いてみよう
「そうだ、ヒリカさんとガイ 買い出しをしてたって
さっきサエルさんから聞いたんですけど、
危なげな食材とか変な物買ってないですよね?」
「一応買える範囲で全種類の食材を買ってきたぜ」
「私は調味料や果物を買ったよ」
さすがにこの2人もそこまでバカじゃないか
でも一応
「サエルさん あの2人ってきちんと買い物できたことってありますか?」
「え、あー実は前にも買い物頼んだけど
頼んだ物とは別の商品も買ってきたりしてね...」
「なるほど信用はできないと...」
「う、うんそうだね...」
まぁ、イベント始まればさっきの寒気の正体が
分かるかもな
「ねぇ、ガイ 調味料の基本のさしすせそ って分かる?」
「あ?いや俺も知らねぇ けど不備があったらそん時
考えればいいだろう」
「うん、そうだね〜」
【セカンス公国内 カフェ】
「ひとまず、自己紹介する前に料理や飲み物を注文
しておこうか」
「あ、そうだリクくん今回はパフェ食べる時に溶けないように気をつけなよ」
「んリクリク 前と同じ事しないように...」
そういえば、ファーミットに居た時に
パフェのバニラアイスが溶けて凄く落ち込んだよな
「確かに、今回は気をつけますね
教えてくれてありがとうございます」
「どうせならまた、パフェでも頼もうかな」
「何スか?リクくん何かあったんスか?」
「実はね...」
ヒリカさんが小声で話している間に
その後、皆が注文した料理をそれぞれが食べながら
自己紹介をしていく事になった
『サエル』
種族 人間 メインジョブ 聖騎士 魔剣士
ギルド 瞬光 ギルドマスター
『ネオ』
種族 人間 メインジョブ 賢者 魔術師
ギルド 瞬光 副副マスター
『ヒリカ』
種族 人間 メインジョブ 片手剣士 僧侶
ギルド 瞬光 ギルドメンバー
『ガイ』
種族 人間 メインジョブ 拳闘士 重戦士
ギルド 瞬光 ギルドメンバー
『サナ』
種族 人間 メインジョブ 大盗賊 暗殺者
ギルド 瞬光 ギルドメンバー
『カリン』
種族 獣人(猫) メインジョブ 獣戦士 双剣士
ギルド 瞬光 ギルドメンバー 斥候
そして最後に俺も自己紹介をして
本格的な夏イベントの打ち合わせを始めた
あれ?いやいや俺含めても7人しか居ないけど、今回の
イベントって8人まで組めるはずだよね?
「サエルさん、今いるメンバーは七人しか居ませんが
もう一人は来ない感じですか?」
「あぁもう一人のメンバーの副ギルドマスターは野暮用ができたようで遅くとも16時30分にログインできるって
さっき連絡が来てたんだ」
「あ、そうなんですね
そうなるとイベント開始するギリギリで全員集合に
なりますが、この状況でイベントの話し合いを始めてもいいんですか?」
「そこは安心していいよ後で僕から話しとくから
それじゃあ夏イベントについての対策の話し合いを
始めようか」
「まず今回のイベント近くに街が無いと思う
だから私の土魔術で家を作ってテント生活を防ぐ」
「そこで俺が家を護るために血液で家を強固にして
念の為、血液創造で創造した屋根で家を囲みPK等に
侵入されないように対策はするつもりです」
「質問ッス!何で近くに街が無いと思うんスか?」
「それはね、カリン イベントの説明文に
「全プレイヤーを限定フィールドに集める」って
記載されていてね
そこから予想すると、海辺のフィールドで1ヶ月間の
キャンプ生活を送ると思うんだよね」
「ふむ、なるほどッス
海辺のフィールドってのは何か理由でもあるんスか?」
「あぁ、それもね 水着を買えるって書いてあってね
水着を着る所なんてプールか海しか無いからね」
「さすがッスねギルドマスター!
私だったら思いつかないッス!」
「実はこの予想はリク君とネオと一緒に考えたんだ」
「お2人もスゴいッス!」
「とにかく、今日含めて後4日は鍛えられるから
金策とLv上げを頑張ろうか
特にリク君はできればこの4日の間に
3番目の街【サティード】に来て欲しい」
「なるほど、分かりました 着けるように頑張ります」
「よし、じゃあリク君以外のメンバーは
【サティード】にあるピラミッド型迷宮を攻略しつつ
Lv上げと金策をしようか」
「そういえば、1つ質問なんですけど
4・5番目の街には皆さん行ってないんですか?」
「あぁ実は...」
そこで俺はとんでもない事を聞いた...
感想是非ともお待ちしております
投稿のペースなんですけど、毎日投稿しようとは
思っているのですが
アイデアがなかなか思いつかず、苦戦しています...