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28/63

グループメンバー1

28話完成しました

俺が料理スキルを習得している頃



「ねぇ、ガイ 回復アイテムは沢山買ったけどさ

食材って何買えばいいのかな?」

「さぁ、とりあえず肉や魚とか全種類買えばなんとか

なるんじゃねぇの?」

「ん〜、じゃあ全種類買ってくるよ」

「お、いってら〜」

「って、ガイも食材買ってきてよ!

私一人で全種類買ったらお金すっからかんだよ」


「はぁ仕方ねぇな

じゃあ俺は食材全種類買うから、ヒリカは調味料や果物とかを買うで問題ないか?」


「いいよ〜、じゃあ買い終わったら連絡するってことで」



「調味料って、そもそも何だっけ?

まぁ基本の調味料のさしすせそ を買えば大丈夫だよね

えっと、砂糖・醤油・酢・せ?・ソース だっけ?

「せ」って何? 無くてもきっと大丈夫だよね〜」



俺はこの時背中に寒気を感じた

「うぅ、何だ この嫌な予感は...」

「リクリク何かあった?」

「いえ、今回夏イベントで何か最悪な事が起きそうな

予感を感じて」

「MOFが開始されて初めてのイベントだから、確かに

用心したほうがいいよね」

「うんうん、気をつける」





「全種類買うって言ったけど、そうなると俺も金が

ギリギリなんだよなぁ めんどくせぇー

あ〜あ何か面白いことねぇのかな...」


「皆の好物何か知らねぇし、全種類って言っちゃったしマジで片っ端から買うか」

「それにしても、いつも出前かコンビニ弁当だったから食材ってこんなにも高いんだな

買い出し終わったらモンスターでも狩って金策しないといけねぇか...」



「卵とか何個入りを買うのがいいんだ?

6個入りでいいのか?肉系は鶏・豚・牛を沢山買っておけばいいか、最悪イベントの時に襲ってくるモンスターのドロップで食材が落ちればそれを料理に使えばいいだけだしな」







「無事に全種類買い終わったけど、ヒリカから連絡来ないな」

「あ、ガイさんお疲れ様です」

「え?あぁサナか...さっきぶりだな」

「はい ガイさんはここで何してたんですか?」


「夏イベントの為に今から回復アイテムや食材を

買ってきてってサエルに言われてな

ヒリカと買いに来てんだよ」


「そうなんですね あれでも?ヒリカさんは何処に?」

「別行動中でなあいつには、調味料と果物を買ってくるように言ったから何も無ければそろそろ連絡来てもいいんだけど...」



「そういえばあの男から回収したアイテムって

どうすればいいですかね?

それとギルドマスターにまた呼ばれたんですけど、

私何か迷惑かけることでもしちゃいましたか?」

「あぁ、多分今回の夏イベントのグループメンバーに

加えるから呼んだんだと思うぜ」

「回収したアイテムは、イベントの話し合いをする為にこの後サエルと合流するんだけど、

その時リクくんも来るからそんとき渡せば?」


「お、ヒリカ 食材全部買ったのか?」

「うん一応全種類買うことができたよ〜」

「それでサナちゃんも、サエルに呼ばれてるなら

一緒に行こうよ」

「は、はい 一緒に行きます」


「って、ヒリカ買い終わったら連絡するって言ってたが何で連絡しないんだよ!」

「あ、ごめ〜ん 忘れてた」



「俺様を...」




「(やっぱり、こいつバカだな)ん、あいつは...」


「よしよし、それじゃあサエル達の所に出発〜

てかもう噴水広場は目と鼻の先だけど...」

「ヒリカ待て」

「痛い!急に肩掴まないでよ躓いたじゃん!」

「それはすまんけど少し静かにした方がいいな」

「え!何で?」


「噴水広場にサエル達が居るだろ」

「そりゃあ集合場所にしているからね」

「それじゃあ、噴水広場前の建物が見えるだろ

そこに誰がいる?」


「誰ってどうせプレイヤーじゃないの?」

「ガイさん、あの人ってさっきの...」

「え、なになに?」

「だから、さっき冒険者ギルドでリクと決闘をした

あの大男が物陰からサエルやリク達を見ているんだよ」



「俺様をコケにしやがって アイツら許さねぇ...」



「どうする?サエルに伝える?」

「あぁ今連絡した」






「これは、面倒な事になったね」

「サエルさん何か問題でも起きましたか?」

「ん、サエル何あった?」


「あぁ、あそこにガイ達が見えるだろ

実はその手前の建物に隠れて僕達を見てるんだよ」

「誰がですか?」


「さっきリク君と決闘した大男だよ」

「リクリクに復讐しに来た」

「ありえるよね しかしどうするべきか」

「それじゃあPvP申し込みますか?

それで勝ったら近づかないルールを予めシステムに

入力しておくとかどうですか?」


「完膚なきまでに叩き潰して二度と私達に近づかない

ようにしよう」


あれ、ネオさんこんな野蛮な考えをするんだっけ?

「さすがに完膚なきまでにはどうかと思いますけど

こうやって見張られるのは嫌ですね」

「まぁ、すぐにでも手を出すようなら通報して

運営にどうにかしてもらおうか」

「その方がいいですね」

「賛成賛成」


「それじゃあガイ達を迎えに行こうか」




一方その頃大男は

「俺様は全てを奪われたのに、アイツらは呑気に会話

何かしやがって 」


「あ?何でアイツらこっちに近づいてきてるんだ?

まさか、俺様が此処に隠れていることに気づいて!」





「それにしてもガイの隣りにいる女の人ってアイテムを回収する為に冒険者ギルドに来てくれた人ですか?」

「言われてみればサナちゃん 何してるんだろう?」


「実は、イベントか始まる前に皆と合流して打ち合わせ

でも出来たらなぁって思って僕が呼んだんだ」

「呼んだのってサナさんだけですか?」

「いや、もう2人...そろそろ来るはずなんだけど」




「死にやがれぇクソガキ!」



あぁ?さっきの大男...性懲りもなくまた殴りにきたか手を出さないなら見逃そうと思ったのによ...


仕方ない ブラッドアー......

何だあの人、こっちに走ってきて 一体何者だ?



「街中でそんな幼い子を襲うのは、私が許さないッス」

突如現れた女性はかかと落としを大男に喰らわせた


「坊や怪我は無いッスか?」


別に俺一人で対処できたんだよなぁ

「助けてくれたのは、嬉しいんだけどその前に

1つ言わせてください」

「?何スか?」


本当にこの言葉だけは撤回して欲しい...

「俺は、坊やじゃありません...」

「え?だって君の見た目はどう見ても小学生ッスよ」


な...それは俺が一番気にしているのに...


「あ、ギルドマスターお疲れ様ッス」

「カリン お疲れ様

紹介するよ リク君 うちのギルドの斥候役をやっているカリン」


「小学生...はぁ」


「(小学生って単語はリク君にとってタブーだね)

カリン コチラがメールで送ったリク君 うちのギルドに

今度加入するメンバー なんだ」


「強いんスか?」

「強いよ ガイが倒されたからね」

「えぇ、あのガイさんが負けたんスか!」


「それと、リク君はあんな見た目だけど

本当は16歳の高校生だから 子供扱いしない方がいいよ」

「り、了解ッス...」

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