ゴブリン戦 決着 そして決闘へ
ついに20話目です
考えるの難しいのと、この展開で面白いのかが
分かりませんが読んでくれると嬉しいです
「さっさと、残りのゴブリン共を倒しますか」
先に片手剣持ちを殺るか...
盾も持ってないから防がれないだろうしな
その瞬間、弓兵が俺の頭を狙って放ってくる
「クソ、弓矢の数が多すぎるな...
仕方ない避けるとするか」
10本の弓矢は俺に当たることが無いまま
後ろの木々に刺さった
「弓矢放って動きが固まってるんだよ!」
俺は片手剣を後にして、弓兵に向かって走り
刀を振って殺りに行く
だが、それを魔術師が
火球を放ち弓兵を守ろうとしてきた
「相変わらず、連携だけは上手だよな」
俺は砂煙から抜け出し、消えるまで待つ
砂煙が消えたあと、
片手剣のゴブリン共11体が俺を襲う為に走って向かって来ようとしているのが視える
片手剣と戦っている俺の隙を狙う為に弓兵と魔術師が準備をしている
「弓兵と魔術師は臨機応変に対応するとして
まずは襲ってくる片手剣を予定通りに殺るか...」
「《血地面》」
先程と同様に俺の周囲が血に変わる
だが、血液操作を使用し前方方向の
地面を血に変えていく
今回はそこまで深く血に変えていないからか、
ゴブリン達は血の地面何かを気にすることなく襲う為に俺に向かって走ってくる
けど、血の地面何かを気にすることなく向かうと
「危ないよ...」
俺は血地面から槍を出現させ
ゴブリンを貫いた
だが
タイミングが難しく6体しか倒せなかった
残りのゴブリン5体がゴブリンの屍を投げてきた
「なるほどな、屍を投げることによって俺の視界を
潰し死角から狙うってことか」
ゴブリンの屍を貫き弓矢が飛んでくる
「なるほど、片手剣かと思ったが
奥に居たゴブリン共の為に...」
まぁでも《未来予知》で弓矢が来ることは分かってたよ
未来予知のスキルを使用して弓矢を死角にいる
ゴブリンに向けて弾く
「さて残る片手剣共も倒すとするか」
《スキル 殺気を獲得しました》
ん、新しいスキル?
隙ができたと勘違いした片手剣のゴブリンが
襲ってくるが、
タガーを血液操作で操作し
ゴブリンを貫く
「このスキルは今度使ってみよう」
独り言を言った瞬間
俺はすぐさま、残りの片手剣2体を銃で撃ち抜く
「残っているゴブリンは弓矢と魔術師
遠距離攻撃系は前衛が居なくなったらほぼ確で
負けだよ」
特に知能が低いモンスターなら尚更ね
逆に前衛が居なくなった為に、弓矢と火球が無数に飛んでくる
「未来予知を持っている俺に正面から攻撃しても
意味無いだろ」
ゴブリン達の死角である背中から
鎌とタガーを空中に投げる
そして
未来予知を使い向かってくる攻撃を全て避ける
ゴブリン達は
この状況が続けばいつかは、相手が疲れて殺せると思い始めていた
しかし、この状況はすぐ終わることとなる
俺は血液操作を使用し
先程投げた鎌とタガーを同時に操る
集中していたので
先程の攻撃もゴブリンに近づかずに避けに徹していた
ゴブリン達の背後に鎌とタガーを移動させ、
鎌で首を飛ばしたりタガーで心臓を貫き
逃走する隙を与えることなく、残りのゴブリンを
殲滅させた
「《血液吸収》消費した貯蓄の血液を回復させて」
あぁ、やっと終わった〜
合計35体のゴブリンを討伐完了
つまり、クエストを7回達成出来たってことか
「とりあえず、街に戻るか」
俺はその後戦闘を行うことなく街に戻り
ギルドでクエストを無事に完了したことを伝えた
7回達成してやっとEかよ
「やっぱり、上位プレイヤーとの決闘で階級を
上げるか」
でも、そんな奴そうそう居ないよな...
「あ?なんでチビ助がギルドに来てんだ?」
「この後何しよう?
ネオさんが居るか分からないけど
図書館で本でも読んで時間潰すとするか」
俺はギルドを出ようとした時
大男が俺の目の前に立ち、行かせないようにしている
「すみませんが、そこ邪魔なんで通してくれます?」
「無視すんのも大概にしろよなチビ助!」
俺は大男を避けて出口に向かおうとする
「もういい、おいチビ助 俺様と決闘しやがれ
俺様はB級冒険者だから
勝てればB級になれるけどやるか?」
「え、決闘してくれんの!
ありがとうございますめっちゃ助かります
さっさと階級上げたくて
決闘する人を探してたんですよ」
「(なんだこのチビ助)
やるとしてもルールはどういう感じにしたいか
お前が決めていいぞ
3本勝負でも良いし、俺様にはハンデありや
急所禁止とかな」
何でそんなルールを追加しないといけないんだ?
めんどくさいだけだろう
それに見た感じこの大男に負ける要素は感じないしな
「いえ、3本勝負何て時間の無駄なので1本勝負で
2つルールを付け加えようと思うのですが
1つは
負けたら、金や武器防具インベントリに入ってる
全ての物を相手に渡す
もう1つは
相手が負けを認めるまで決闘続行する
ってのはどうですか?」
「あ、あぁ別に俺様は構わないぜ(こんな弱い奴なら俺様でも倒せるだろうしな ゴブリン共は偶然倒せただけだろうし)」
この大男、俺が最初にギルドに来た時の
拳を振り下ろそうとした人か
まぁ決闘してくれるらしいからそんなこと気にしなくていいか
《冒険者ギルド 決闘室》
「知らないから教えてあげるが
ここで殺られてもリスポーンしないから安心しろよな」
《決闘内容》
・1本勝負
・負けを認めるまで決闘続行
・敗者は勝者に全てを渡す
「それでは戦いましょうか」
「俺様は何時でもいいぜ」
《決闘を開始します》
「ん、何か冒険者ギルド騒がしい」
「何かあったのかな?」
「そういえば、冒険者ギルドにリクくんが
行くって言ってたよね...」
「いやいやヒリカ、いくらあの坊主でも問題は
起こさないだろう」
「(いや何か起きそう(だな)(かも))」
4人全員が何かを感じ、冒険者ギルドに顔を出す為に
歩み出す
感想お待ちしております