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戦闘 そしてヴァンパイアの仕様を知る

第2話完成しました



『メイファン』は普段課金できるゲームを

開発していない

だが、

MOFだけは課金もできるVRゲームである


但し課金の内容は

《サブジョブのジョブを無限に変更できる

※24時間のクールタイムが存在する

レベルアップ時のポイントが

ステータスポイントは100・スキルポイントは50

になる》

これだけしかない

このゲームはどのジョブでも全ての武器種を扱える為

武器や防具などそういう課金の類は一切存在しない

課金金額は《15万》という

廃課金者でも手が届きにくい程の金額なのだ


だがしかし


加賀美 尊は『メイファン』の開発部長である

今までも色々な傑作なVRゲーム作品を完成に導いてきた男なのだ

この男は良く完成したゲームを開発部長という

地位を使い

ゲームを無料で遊ぶのが趣味なのだ


それで今回の事態が起きたのかもしれない

「今回は課金ver.のゲームを使って遊ぼうと

思っていたのに、何で無いんだ?」


21時という夜遅い時間にいい大人が泣き叫ぶ

「ちょっと、2人とも最新作のゲームの

ディスクって知らない?」

「パパ、うるさい」

「あぁ、最新作のゲームだっけ?

あれ陸にあげたわよ?」

「えぇ!な、何で陸にあげるの!」

「だってねぇ、あの子ゲーム好きだからぁ

アナタはゲームに夢中になり過ぎて

会社に遅刻しているわけだし、悪影響しか起きてないでしょう?」

「ハァ、パパうるさい いい大人がみっともない」


加賀美陸の母親 加賀美 ()()

加賀美陸の姉 加賀美 (めい)()


「じ、事実だから、反論できない」

但し、陸も

VRゲームに夢中になり過ぎて、学校に遅刻しそうに

なった経験が何回も起きている



VRゲーム

【ファーミット草原】


「街ではダメージ無効化があるからダメージは

無かったけど、

日光ダメージが10分毎に1ダメージだし

肌がヒリヒリする感覚はずっとあるんだな」

種族ヴァンパイアの影響だろうな


さてと、草原に出てみたが

「新規プレイヤーが結構いるんだな」

※こいつも新規プレイヤーです


ヒソヒソヒソ

ん?

「周りから凄い視線を感じるだけど、なんだ?」

俺は分かっていなかった

中性的な顔に加えてヴァンパイアという種族は

イケメンが多い事

なので周囲から

「かっこいい~」「カワイイ」「守ってあげたい」

「パーティー組みたい」「フレンドになりたい」

などそういう会話をしながら、

リクを見ていたのだ


但し、リクに注目しすぎて

モンスターに襲われリスポーンしたプレイヤーが

居たとか居なかったとか...


さてと、目に見える所だと

「モンスターは

ウルフ・スライム・ホーンラビット・ゴブリン」

まぁ最初の街の草原には適しているモンスターだな


「グルルゥ」

お、ウルフが自ら近づいてきてくれたラッキー

「銃でもいいけど、その前にやっぱり

ヴァンパイアの種族スキル

血液創造(ブラッドクリエイト)を試してみるか」


血液創造(ブラッドクリエイト) 消費MP5》

血液を使い使用者の思いのままに扱える

凝縮すれば硬度も高くなる

※イメージが重要である


血液創造(ブラッドクリエイト)

俺はスキルを使用した

ウルフが来るまで10秒、イメージが重要

イメージ、イメージ

「鋭く相手を切り裂き、時には穿つ」

血液創造(ブラッドクリエイト) (ソード)


お、良い感じに創造できたな

「ガウゥ」

パッシブスキルの見切りが自動で発動する

余裕を持ってウルフから距離をとる


「最初だから見切りの自動化は一旦解除して」

バトルと行きますか!


「ガウゥゥ」

突進して来るつもりか

それなら、

刀の柄の部分で相殺する!

「グルァ」

怯んだな


俺は刀をしっかり持ちながら、ウルフに向かって

走って行く

「初手は逆袈裟斬り」

それをすることによって

ウルフは後ろに向かってジャンプをするはずだから

それをきちんと読んで

逆袈裟斬りの力を利用して

一気にウルフに向かって刀を振り下ろす

「うぉおおお!」


「ハァ、ハァ、ハァ、疲れた〜」

首を切り落としたから、クリティカル発生で

一発で倒せたけど

血液創造(ブラッドクリエイト)の血液使用で

血液が減った感覚をここまで再現出来るとはな


そういえばステータスウィンドウに


ステータスウィンドウ

血液ゲージ 80/100 貯蓄 0/100


でも血液ゲージはレベルアップ時にHPに振ることに

よって血液ゲージもupすると


でもなぁ、ステータスポイント10・スキルポイント10

だから振るステータス迷うよな


ステータスウィンドウ

《プレイヤーは課金verなのでレベルアップ時に

ステータスポイント100・スキルポイント50が貰えます》


は?課金ver?課金した記憶一切ないんだけどなぁ

「まぁ、運営から何か言われたらその時に対応

すればいいか」


それにしても戦闘終了したのに、刀は消えないんだな

「そうだ、試しに刀に《血液吸収(ブラッドドレイン)》」

そう唱えると刀は消えて


血液ゲージ 100/100

に戻っていた

但し、MPは減ったままなんだよな


血液創造(ブラッドクリエイト) (ソード)

今回は鞘もイメージしたから、腰に刀を差して


インベントリから

ガンナーの武器リボルバーを取り出し

「たのは、いいけど銃弾は無いんだよなぁ」


血液創造(ブラッドクリエイト) 銃弾(バレット)

一発ではなく100発程の銃弾が作られた

血液の消費は1度につき10を消費するらしい


「さてウルフのドロップ品の

牙や毛皮はインベントリに入れたけど」

何故かウルフの死体が残っているとはな


《種族ヴァンパイアだけの仕様です》

なるほど

「となると、《血液吸収(ブラッドドレイン)》」

を使用すると死体は無事に消える仕様ってわけだな


血液ゲージ 100/100 貯蓄 10/100


20回復した感じだな

「考えないといけない事は沢山あるけど、

ヴァンパイア使っていて楽しいな!」


どうでしょうか?

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