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会話

第17話


「そういえば、音緒

今日から私達泊まるつもりで来ているからね」

「え、聞いてない初耳…

まぁひとまず、飲み物好きに飲んで

好きな所に座って」


はぁ、莉嘉のやつ

泊まるって聞いてないんだけど...

あ、メッセージよく見ると

「PS.今日から私達泊まりに行くよ」

私の確認ミスまぁ、いいや



「それで音緒、莉嘉から聞いたんだけど

ユニークモンスターと戦ったのって本当なのかな?」

「ん、それは本当

リクリクと一緒に【ファーミット草原】のボス

ビックウルフファングと戦うつもりでいたら、

何故かユニークモンスターと戦うことになっていた」


「今まで、俺達上位プレイヤーが探しても見つけられなかった、ユニークモンスターを見つけるなんてな

条件とか分かったか?」


「それは分からない

でも状況的には

・1度クリアしたプレイヤーが居たから

・プレイヤーのLvが低い状態で挑んだ

・2人でボス戦に挑む

など色々と推測はできる」


「もしそうだとしても、これらの推測は

上位プレイヤーなら一度は試したことがあるよね」

「確かに、低Lvでボス倒してみようと思ったことは

誰にでもあるよね〜

事実私もビックウルフファングに低Lvで挑んだことが

あるし、まぁ負けたけど...」



「そうなんだよね、だからこそ

ユニークモンスターと出会う事は簡単では無いはず、

種族かジョブあるいはスキル

どれなのか現段階では判断できないけど

ユニークモンスターがMOFの世界にいるという事実

が分かっただけでも、上位プレイヤーとして

これ程までに嬉しい事はないよね」

「あぁそうだな」


それにしても、隣の子の名前が陸

もしそれが

あのリクリクだったら、嬉しいけど...

はぁ


「ちょっと音緒、大丈夫?ため息何かして

熱中症とかじゃないよね?」

「ん、違う

ちょっと考え事していただけ」

「ふ〜ん、そう

ねぇもしかして隣の家に住んでいる男の子の事とか

考えてた?」

「んぅ、無い無い無い…」


「さすがにそれは怪しいぜ、音緒

さっきのやつ陰キャって感じが出てたし

そこまでかっこよく無いだろ」


「それは言い過ぎ、それ以上言うならMOFのPvPで

ボコボコにしてやる」

「うぇ、すまん言いすぎたよ。

反省しているから、それだけは勘弁してくれ」


「まぁまぁひとまず、MOFにログインして

音緒がいる【セカンス公国】に集合するってことで

いいかな?」

「賛成〜」

「ん、異議なし 図書館で待ってる」

「その為に集まったんだしな、やらなきゃ損だぜ」


〜〜〜〜〜〜〜〜






この4人がゲームにログインする頃











俺はトイレに篭っていた

何故かと言うと、おにぎりのせいなのだ










あぁ、なんてこったい

あのコンビニ 消費期限ギリギリのおにぎりを

1番前に置いてやがった

「しかも、普通のより少し高い

いくらおにぎりっていうのが、たちが悪い」

品出しどうなってんだよ




あぁ、お腹がめっちゃ

キュルキュル鳴ってこれは完全に下痢だな

「学校からまぁまぁ近いコンビニだから

よく行ってたけど、あのコンビニでは一生おにぎり

だけは何があっても買わない!」



あぁ⋯⋯


10分後...

あぁようやくトイレから抜け出せた

「下痢も治まったし、やっとMOFにログインできるな」



《ゲームにログインしました》


【セカンス公国 噴水広場】


やっぱり、身長と年齢は同じのままか

「さてと、何しようかな

公国っていうし結構街は広いよなぁ

よし、探索でもしてみようかな」



俺はひとまず、ヴァンパイアの戦闘方法やオススメのスキルなどを詳しく知る為に図書館に立ち寄ることにした


「さすが広い街だな 図書館も凄い広さで迷いそうだ」


種族の棚だけでも結構な棚の量だな

「えっと、う.う.う.の棚で尚且つ

ヴァンパイアの本は...」

ヴァンパイアだけでも色々とあるな

えっと、

戦闘の初級〜上級

ヴァンパイア限定スキル

限定スキルオススメ本

スキルの同時使用本

血液創造(ブラッドクリエイト)オススメの使い方


「色々あるのはいいことなんだけどヴァンパイア関連だけでも20冊くらいありそうだな」

それにこういうのって大概、

全部バラバラの内容が書かれているのがセオリーだよな


「はぁ、ひとまずオススメ本の方を読んでみるか」




「ん、あれリクリク?」

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