表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/63

考え事 そして 出会い

第16話完成しました

学校を出た俺は、考え事をしていた

それは日光に対して考えていた

「ゲームなら日光ダメージを受けるけど、

現実ならダメージは無いんだな」

血液貯蓄は、ゲーム時状態で減ったから

現実で例え使いすぎてもゲームで貯蓄すれば、

問題は無いと


「まぁ、現実で血液を取るのは色々と問題だしな」

ヴァンパイアに血液衝動が

無くて本当に助かった。

もしあったら事件になっただろうし


ただ

「日光ダメージは無くとも、倦怠感はある感じか」


となると、学校行く時に倦怠感を感じなかったのは

曇っていたおかげか


「パーカーでもして隠しておけば、倦怠感は軽くなる

かもな」

1人でブツブツと話していたら、いつ間にかコンビニに

着いていた


「もう、コンビニか

とにかく暑いし倦怠感もあるしコンビニに入って

昼飯考えながら、少し涼もう」

それにしても、何食べようか...

朝も食べてないから結構お腹空いてるし


「まぁ、手軽に食べれるものだとおにぎりとパン

だよなぁ」

でも、明日から夏休みって事は

どうせ家でずっとゲームするだろうし


「とりあえず、家帰ってすぐ食べれるように

おにぎり2つと明日の朝の為にパン2つ買うか」

今日の夜とか明日以降の飯は、出前でも頼めばいいか


「あと、飲みものはコーラとオレンジジュースの1.5L

サイズを買う感じでいいか」

とりあえず2本買えば、3日くらいは飲み物買う為に

外に出なくていいだろう

「それに、洗い物削減の為に紙コップを購入しよ」





あぁ、重い 気持ち悪い

コンビニを出てからずっとこんな感じだ

まさか太陽がこんなにも照らし続けるなんて

さっきまで雲のおかげで少ししか倦怠感無かったのに

今ではふらつき倒れるのではないかと思うほどの

倦怠感を感じる


でもマンションがもう目の前に見える.

「あと、もう少しで着く...」




ん、エントランスで立ち往生している

男性2人に女性1人がいるな

まぁマンションの隣人ともほぼ会話した事ないし

ほっておいていいか


とりあえず、

「あぁ、きつ重い、でも倦怠感は消えたな

えっと鍵、鍵」

俺は片方の荷物を床に降ろして内ポケットから

鍵を出し自動ドアを開けた


そのあと

鍵を内ポケットにしまおうと飛び出してしまった

「家に帰ったら、とりあえず2番目の街《セカンス公国》を散策しようかな」

あぁ家に着いたらエアコンをつけて、ガンガンに部屋を涼しくしよう

それにしても最近の夏は暑いにも程があるな


やば、自動ドア閉まっちまう

俺は早々と荷物を持ってロビーに向かい

エレベーターのボタンを押した


「そこの君、ちょっと待ってください」

「って行っちゃったね」

「どうするんだその鍵、それが無いとさっきのやつ

家に入れないだろ」

「確かにそうだね

あの人に失礼かもしれないけど、ここは一旦この鍵を使ってロビーに行こうか」

「それにしても、あいつは何で開けてくれないんだ

あいつが開けてくれれば、俺達エントランスで

立ち往生しなくて良かったのに」

「本当にそう!探してようやく会えたと思ったら

爆弾発言をかましてさ、それを問い詰めようとした瞬間

すぐにログアウトして逃げて

現実でも連絡したのに既読もつかないし!」

「まぁまぁ、どうせ寝てるんじゃないのか?

それにしてもさっきのお兄さん

隣人らしいよ」

「それなら、渡したついでに呼び鈴鳴らして

強制的に起こさないと私は気が済まないよ」




「やべぇ、どうしよう」

エントランスで鍵を使ったから、その時は間違いなく

持っていたし

そうなると何処で俺は鍵を落とした...


「とりあえずエレベーターで下に戻るか」

ちょうどエレベーター昇っているから、ボタン押して

来るの待とう


はぁ、やっぱり内ポケットに鍵入れるのマズイのかな

でもなぁ、内ポケットから物出すのかっこいいから

やめたくないんだよなぁ


そうこうしてるうちに、エレベーターが到着した

「あ、君、ちょうど良かった

さっき鍵落としていたよ」


「え、俺の鍵... 拾ってくれてありがとうございます」

「実は、友達がエントランスからの呼び鈴に

応えてくれずに、

失礼かと思ったのですが

その鍵を使わせて貰い部屋の前で呼びかけようかと」

「あ、そういう理由で

エントランスに居たんですね」


「実は、私の友達が君の隣の部屋の人なんだけど

何か知ってるかな?」

「俺ご近所付き合いとかしないので

今何しているのかは知らなくて、すみません」


「まぁいいけどよ、起きてないならさっさと呼び鈴を

鳴らして起こそうぜ

起きていてもドアは開けると思うからな」

「そうだね

聞きたいことが山ほどあるからね」


「鍵ありがとうございました。

そろそろ家に帰りますね」

「いえ、こちらも助かったのでお互い様ですよ

もし何か困ったりしたら隣を訪ねてください

今日は俺達泊まるつもりで来ているので」


「それでは、失礼しますね」

俺は早々と自分の家の扉を開けて

エアコンをつけてガンガンに部屋を涼しくした


「あぁ〜疲れた〜

現実で学校以外の人と話したの久しぶりすぎて

めっちゃ緊張した〜」

あぁ〜涼しい〜

おにぎり食べよう〜



「ちょっと、いい加減ドア開けてよ!」

「まぁまぁ、それだけ騒がしくしたら

さっきの男の子にも迷惑だからさ

もう少し静かにしようよ」



「ん、そう何度も呼び鈴鳴らすな、うるさい

それに莉嘉(りか)本当うるさい近所迷惑 迷惑」

「何よ!元はと言えばアンタが入れてくれれば

エントランスで待たなくて済んだの!」

「それじゃあ、どうやってここまで来た?」


「隣の家の男の子が落とした鍵を使わせてもらってね」

「そう...

迷惑かけた謝りに行く...」



「あぁ、食べた食べた」

さて涼しんだことだし、ゲームでもやろうかな

VRヘッドギアを起動して

装着しようとした瞬間...

「何も頼んでないのに、何でチャイム鳴るんだよ

新聞やヤバい勧誘だったら直ぐに断って、

扉閉めよう」


「はいはい、今出ますよ」


「隣人のものですが、

さっき私の友達が迷惑かけたらしいので

謝りに来ました

本当に申し訳ございません」


え、隣の人ってこんな人だったんだ

「いえいえ、こちらも鍵を拾ってもらったので

逆に助かりましたよ」


何か何処かで見たことある人だなぁ

「あの、勘違いならいいんですが

前に俺と何処かで出会ったことありませんか?」


「ん、ご近所付き合いをした事無いので

君とは出会ったことないと思うけど」


「え、あ、そうですか

何かすみません俺の勘違いから変な事聞いてしまい」

「それでは、そろそろ私も部屋に帰りますので」


「あぁ、はいそれでは」

「(まぁいいか、俺の勘違いかもしれないし)」


その時、手に持っていたヘッドギアを落としてしまった

「あの、これ落としましたよ」

「あ、ありがとうございます

今からゲームをしようと思っていたので、これが

壊れたらできない所でした」


「何のゲームで遊んでいるの?」

「え、知っているか分かりませんが

MOFっていうファンタジー系のゲームです」

「知ってる知ってる!というか私も遊んでる

これも何かの縁だから良かったら

フレンドにならない?」

「えぇ、別に問題はありませんが...」


「その前に私の名前、 兎月 音緒(うつき ねお)

お隣同士よろしく

それで私のプレイヤー名は...」

「ねぇ音緒まだ、早く家に入れてよ〜」

「ん、莉嘉のやつ

ごめん、もう戻らないと...」


「あぁ、はい分かりました

俺の名前は、加賀美 陸 って言います

今後ともよろしくお願いします」


「え、陸って言うんだ

まぁ今後ともよろしく」



その後すぐに

兎月さんは帰っていった

「はぁ、やっぱり現実で初対面の人との会話は

緊張するな〜」


まぁ、いいか

さっさとゲームにログインしよう

「あ、でもその前に水分補給しておこう」





どうだったでしょうか?

感想お待ちしています


キャラクターの現実世界の名前

考えるの難しいので、大目に見てください

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ