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設定・裏設定 7

 話を投稿する期間が相当開いてしまいました。

 その事情としては家庭や仕事による忙しさ、そしてP5Rが面白すぎたことが原因です(笑)

 一話の投稿から丸一年。

 今後は執筆スピードを上げつつ、他の作品も目指したいところ。

 では、設定・裏設定始めます。


[迅の呪い]

 迅にかけられた呪いは二つ。

 一つは閃にかけられたものであり、こちらは後に語る形とする。

 もう一つは母にかけられた願い(のろい)

 その呪いの原因は現代でも少なからずあるものである。

 すなわち、親からの子への願いが呪いへと転化したもの。

 特に、迅へとかけられた願いはその比較が閃であったこともあり、深いものとなっている。


 迅と閃は異母兄弟であり、迅の実母が正妻、閃の母が側室の立ち位置である。

 だが、[雷光衆]の婚姻関係などは戦国時代当時のこともあり、恋愛結婚ではなく政略結婚のようなものであった。

 正確には能力があるもの同士がつがいあってサラブレッドを作り出すような形式。

 そのため、実父には愛情などというものを迅の母には持っていなかった。

 逆に、迅の母には実父に愛を抱いていた。

 実父は自身の妻が誰でもよく、その座に選ばれた母はそのような形でも満足であった。

 閃の母が来るまでは。


[化物と呼ばれた女]

 閃の母。

 それはある任務の時に実父が里に連れてきた美しい女性だった。

 任務先で手に入れた女性であり、任務の中で戦利品として人を拐う。

 当時の人権意識の低い時代はそれなりに見られる光景ではある。

 だが、[雷光衆]にはとても珍しいことであった。

 何故なら、[雷光衆]は房中術(ぼうちゅうじゅつ)対策として皆後天的に性的不能になるよう訓練されている。

 そのため、彼らが子を為す時にはそういう薬を使用しなくては行為に及べず、またその訓練から性的なものにもトラウマを持つ人は少なくない。

 故に、人の拉致をする利点などなかった。

 なのに閃の母を実父は軟禁し、そこへ度々足を運んだ。

 これには、彼女の未来予知と呼んでも過言はないレベルの情報分析能力を頼ったものでもある。

 あまりにも正確で的中するその言葉、美貌を忍びの者たちは皆恐れ、彼女はいつしか「化物」と恐れられた。

 また、上級忍びの一人でしかなかった実父が頭領の座に至れたのはその「化物」の力が大きい。


[化物との確執]

 そして、「化物」は子を孕んだ。

 薬の力を借りずに。

 自身の際には薬の力を借りているが、彼女に対してはそれが不要。

 その事実は女としてあまりにも誇りを傷付けるものだった。

 更に先述の通り彼が頭領になるのに大きく貢献した。

 「女」として、夫を支える「妻」としても敗北を感じた迅の母は「母」として上になるしかすがるものはなかった。

 息子である迅のことは愛している。

 だが、だからこそか閃より上になれ、と教育していった。

 あの女の子どもより上、それが何よりも困難であることを知らずに。

 そんな教育を受けた迅が成長し、異母兄である閃と出会った時に彼を憎めたらどれほど楽だっただろう。

 しかし、閃は好意的だった。

 基本的に誰でも好意的に接する、それは人間関係の効率性を高めるためでもあったが、迅にはそういうのではなく純粋なものだった。

 それを感じ取った迅と閃の仲は急速に良くなった。

 母としてはそれを異母兄に屈したかのようにとらえてしまった。

 それがきっかけで迅と閃を仲違いさせるための最悪の事態が起き、そこから本編の展開となった。

 また、この時に「化物」と呼ばれた閃の母は迅の死を予知している。

 結果的には息子である閃の手で回避されたが、それ以外の上級忍びが相手だと死亡していたであろう。


[化物と呼ばれた忍]

 これは、里内で呼ばれた閃の異名である。

 何故なら、閃の存在を他の忍び衆が知ることはなかったから。

 存在の隠蔽があまりにも上手く、また存在を知った他の忍びに情報の拡散を前に処理し続けた結果である。

 母と同じ異名が偶然にもつけられたが、これには理由がある。

 それはあまりにも閃が有能すぎたからに他ならない。

 彼の異名を説明するとこの一文が読まれる。

「天才という言葉ではあまりにも役不足、人外の領域に達する。故に化物が相応しい」と。


[デストロイベア]

 エピソード2に出てきた熊の正式名称。

 キャンサーデビルの件でそれなりの数が迅たちの住む村の近辺にから逃れて来た。

 本来は森よりも草原の方を主な居住地としている。

 その力はやはり熊である以上、剛力無双といえる。

 小さな木なら簡単に倒せる。

 作中で描かれた通り、簡単に刃を通さない肉体を持つ。


[ビッグトード]

 迅のいた世界で[大蝦蟇(おおがま)]と呼ばれた蛙。

 長く早い舌で獲物を捕らえ丸呑みにする。

 だが、迅と対峙したビッグトードたちは群れでの行動を経験則で学び、集団での行動を得意とした。

 本来なら舌で捕まえた獲物はそのまま丸呑みにするが、迅が対峙したビッグトードたちは獲物の四肢を落として行動を削いでから食事をする傾向にある。

 実質、牛裂きの刑である。

これで一旦時間を元に戻します。

前エピソードで少し触れた迅の内面を多少ながら描きました。

少しずつ人間らしい欲を思い出していく迅を描いていきたいと思います。

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