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設定・裏設定 5

 創作をしていると、当初のプロットとは異なる拡がりをすることが多々あります。

 今回においてはクッダがそのいい例。

 火遁で無様にやられてそのままフェードアウトの噛ませでした。

 それが大きく変化することになります。

 では、設定・裏設定はじめます。


[迅の所持品](#は装備品)

#雷光衆の忍び刀と鞘

#異世界一般的な服

#忍び手甲(服で大部分を隠している)

竹筒水筒に入れた火遁用の酒

木製の手離剣

鍵縄

サトリ草

手作り兵糧丸(三日分)

手作り塗り薬


 今話終了時点の迅の所持品。

 本人としては強敵対策として崩落玉の作成に取りかかりたいと思っている。


[国家]

 迅はアファイサ国に居るが、その周囲にも他国は存在する。

 その中でアファイサ国が最も国土が広いがそれには理由がある。

 強力なモンスターが闊歩するこの世界では、如何にモンスター被害を抑えるかにある。

 そのため、モンスター出現の少ない地域の確保が重要となり、出現頻度の高い場所は悪手となる。

 アファイサ国が広大な土地を有するのは他国がモンスター被害を抑えるための戦略であり、アファイサ国はよく言えば防波堤、悪く言えば生け贄の位置に立っているのだ。

 ちなみに、アファイサを除いた各国家は50年も経過してない。


[国境]

 各国境には関所が設置されている。

 その殆どの設計に[黄の士族]が担当していた。

 関所の建設には前述の通りの理由があるが、これにはアファイサ国の王スーギも承認している。

 少なくとも、人がモンスターによる全滅を防ぐためには必要な対処と考えている。

 各国は関所はモンスター対策よりも難民対策の理由が強い。

 そのため、関所を通れるのは国の許可を得た者か高ランクのモンスターハンターのみである。


[IF守備隊ルート]

 王の守備隊の誘いにイエスと答えたルート。

 二週目?以降開放される。

 このルートに行くとアイリス、クッダ、その他のフラグが消失する。

 代わりにクグキや他のフラグが発生する。

 しかし、このルートだとホビットの村によるアイテム開発、ハンター任務を通したアイテム採取がなされない為攻略が困難となる。

 ただし、任務により資金調達が簡易でもある。


 ちなみに、ゲームではないので設定だけの話。


[スーギの家族]

 国王スーギには妻子がいる。

 王妃と王子、王女の三名である。

 年老いたスーギに政略結婚で他国から嫁いだ妻であり、その国の政務官と共に来国した。

 妻と二人の子に恵まれ、スーギは幸福だった。

 アイリスがサトリ草を提供するまでは。


 サトリ草を食べ、周囲の心を聞いた際に二人の子は自身の子ではなく政務官との子どもであることを知る。

 スーギは政務官と王妃を城内の端に居住地を建て、そこに軟禁する。

 王子と王女も事実を知ってからは距離を取るようになってしまった。

 托卵の事実はあくまでスーギの胸の内に留め、公表はしていない。

 政務官と王妃は軟禁の対象が自分たち二人だけなので不倫はバレているが、托卵はバレてないと考えている模様。

 だが、公表はしないものの日頃の政務官と王妃の様子、王子と王女の扱いの変化から疑惑が生まれサトリ草を購入、食べる者が現れる。

 その結果、真実を知る者がちゃんとした処罰を提言するがそれを止めている。


 実は政略結婚の話が出る前に長く交際していた複合種の女性がいた。

 だが、話が出るとそれまで懐妊していなかったことや多国との国益の邪魔にならないよう自ら姿を消してしまった。

 そのお腹にはやっとできた新しい命を宿しながら。


[守護隊]

 守護隊に入隊するのには二通りある。

 守護隊入隊試験を受けるのと、モンスターハンターとして高い能力を発揮することである。

 前者は入隊試験を受ける形である。

 合格すると各隊による隊長と副長参加のドラフト会議によりどこに配属されるか決定する。

 後者はモンスターハンターとして能力の高い即戦力の人材のスカウトである。

 この時、チームで活動しているとそのままチームでスカウトすることもある。

 その場合、守護隊をその度に一つ増やす形になる。

 だが、迅のようにスカウトを受け入れないケースの方が多い。


 守護隊に選ばれないと予備兵となり衛兵としてのコースになり、死傷や除隊によって減少した際の補充が起きるまで待機である。


[クッダの所属している守護隊]

 クッダを含めて九名の隊である。

 三番長がクッダのことをコネと言っているが、真相は多少異なる。

 クッダは入隊試験ギリギリの合格であり、各隊は彼を拾う気はなかった。

 クグキは弟であるクッダを自分の隊に入れようと思ったが、彼の実力でそれは正にコネで職権乱用になるため自戒した。

 本来なら衛兵としてのコースであったが、三番長の彼の推薦で拾われた。

 だが、それは善意などではなかった。

 彼はアファイサでも富裕層の出であり、彼の両親は士族に対してかなりのコンプレックスがあった。

 それを幼い頃から受けて育ち、彼も士族に対して悪い感情しか持たなかった。

 隊には自分の家のお金を使い、隊に良い装備を与えており、それ故に三番長という立場でありながら隊の私物化ができていた。

 その結果、入隊したクッダの軽度な虐めを止められる人は居なかった。

 あまりに酷い内容ならば流石に隊長と副長が止めたが、それ以外はスルーするしかなかった。

 また、彼の三番長という立場も金で手に入れたようなモノである。

 三番長の役職だが、戦闘力は隊の中で五番目。

 最上位は副長で次点で隊長の並びであり、最下位はクッダ。


 隊長は平民、副長は貧民の出ではあるが幼なじみで親友の間柄。

 幼少期から副長はその貧困から定収入の王国の兵に入隊を決意しており、隊長は友を支えるために付いていくことにする。

 当初は衛兵として働くも、更に給料の良い守護隊に昇進を希望し共にそれを果たす。

 同隊で共に力を付けていき、当時の隊長と副長が死亡と除隊をきっかけに現在の位置に至る。

 隊長と副長、三番長の関係は新撰組の近藤と土方、芹沢のイメージ。


 次回は久しぶりのモンスターとのバトル。

 著名な三位一体の妖怪が独自解釈で登場!!

 あと、ファンタジーモノでお馴染みであるオーの付くあの種族も!!

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