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プログラムCX0(1)

どうもスカルです

前の話読んでくれた人たちほんまにありがとう!

PVだいぶついてめちゃうれしかったです

よければこれからもよろしくです

プログラムCX0

 古代王の左腕ゴンゾウが無限の洞窟に侵入するプレイヤーを阻むために作り上げた戦闘プログラム

 トラップの森からの鉄の供給が途切れない限り無限に修復され、敵の戦闘パターンの分析から戦闘スタイルを変化させる

 



「こいつは!?」

二本の角、鋭い牙、大きな翼、長い尾…

「鉄のドラゴンだ!」

そう、その姿はまさしくドラゴンだった。

「こんなのはルスデッカにもいなかったな…」

このタイミングで出てきたってことは、おそらくゴンゾウさんの差し金だな。

修行の成果を見せてみろってわけだ。

「修行したお前らの力…見せてもらうぞ」

「任せておけblack!」

「俺たちの修行の成果!」

「とくと見せてやる!!」

これは期待していいのかもな。

一年たって何も変わらないほうが難しいだろうし。

…ん?

こいつら何してるんだ?

三人は奇妙なポーズを取り始める。

「地獄の炎を自在に操り!」

「冥界から逃げ出す魂を喰らう!」

「われら!」

「「「地獄の番犬、ケルベロス!!!」」」



「・・・・・・・・・・・・・」



「どうだblack!」

「これが俺たちのスペシャルポーズだ!」

「かっこいいだろ?」

「・・・いやまったく」

「「「なにっ!?」」」

いやダサすぎてなんともコメントしずらいが。

なんだろう、ポーズがいらないかな。

祐真が真ん中でグリコポーズ。

裕太はその右で、祐介は左で…なんのポーズっていうんだろう?

象形文字のポーズ??

おそらく手で犬の顔を表現しているのだろう…いやわからないぞ。

こいつらはいったい何をやってるんだ?

「これが俺たちの修行の成果だ!」

「いやお前ら一年間遊んでたのかよ!!」

ダサくなってどうするんだよ…

よし、このギャグ要員たちにたちに期待するのはやめてスルーしよう。

「プロビデンスの目!」

“スキルを発動します”



名前:プログラムCX0

攻撃力:500+

防御力:500+

素早さ:500+

HP:測定不可

潜在力:測定不可

固有スキル:適応プログラム

スキル:天目一箇神



適応プログラム

 敵の戦闘スタイルの分析し、自身のスタイルを適応させて敵の天敵となる

 攻撃力、防御力、素早さもそれに応じて変化する

 鉄の体の頭部に制御システムが位置している



天目一箇神

 鍛冶に精通し、半径1km以内の鉄を自由自在に操ることができる



適応プログラムがステータスの概念覆してくるのやめてくれ?

あと完全に鍛造の上位互換みたいなスキルついてるし。

ゴンゾウさん、どんだけ自分で戦うの嫌だったんだよ…

だが!

位置がわかってる制御システムさえ壊せればこっちの勝ちだ!

いける!!

「いくぞお前ら!」

「「「おう!!」」」

とりあえず様子見からだな。

俺はしばらくこいつらの動きに合わせて援護してみるか。

「「「紅蓮の縛り(Lve.MAX)」」」

燃え盛る炎がドラゴンの首、翼、足を縛り付ける。

ほぉ…炎の十字架を進化させたか。

敵の拘束を図るのはいい案だ。

だが…

“分析完了、無力化を開始”

ドラゴンは首から下を切り離し、分断された鉄は形を失い拘束を免れた。

そして再び首と結合し胴体の形を成していく。

なるほど…こりゃやばい。

制御システム以外の部分にダメージを入れても無意味、拘束も不可能というわけだ。

「頭に一撃ぶちかますしかないってわけだ」

「なるほど」

「だが動きを止めないと攻撃が当たらないぜ?」

「あれじゃ拘束は厳しいな」

「「「・・・・」」」

たしかに動きを止めないことにはどうしようもないな。

頭部までまとめて拘束したら…あるいは。

「よし、お前ら! 俺がチャンスを作る。攻撃を合わせろ」

「black!」

「できるのか?」

「わからないがやってみるさ。とにかく最大火力を用意しておけ」

「任せろ」

俺も修行の成果を少しばかり見せますか。

覚悟しろよドラゴン野郎が。

「スキル発動! 氷河形成(Lve.MAX)」

“スキルを発動します”

氷の生出の進化スキル、氷河形成。

より大きく、より分厚く、より冷たい氷河を瞬間的に形成することができる。

これでこいつの体全部を覆ってしまえば体を切り離すなんて芸当はできないはずだ!

氷河がドラゴンの体全体を一瞬にして覆いつくす。

これならいける!

「今だ!」

「「「おう!!!」」」

あとはこいつらの技の威力次第だな。

てかさっきから後ろがなんか熱いんだけど?

俺氷河出してるはずなんだけど?

後ろでいったい何を…

「「「発動! フェニックス・ストライク」」」

振り返る間もなく俺の頭上を火の鳥が飛んで行った。

それはあのいまいましいハトなんかじゃない、本物のフェニックスだった。

二人の技だったのを三人技にすることでより大きな火力を得たか。

あいつら、なかなかいいスキル作ってるじゃないか。

いけ!!

“分析完了、脱出を開始”

なにっ脱出だと?

嫌な予感…

てかそもそも…

俺が氷河で覆って拘束してる敵に炎の攻撃なんかしたら…



シュウ・・・・・・・・



分厚い氷が音を立てながら溶かされていく。

そしてフェニックスが敵に迫りかけた瞬間、薄くなった氷を突き破り頭部が脱出した。

「・・・・」



「なんで氷溶かすようなスキル使ってんだよ!」

「いや俺たちは基本こういうスキルしか持ってないから!」

「blackが氷を使うからダメなんだろ?」

「いや見たらわかるだろちょっと考えてくれよ!」

「しょうがねぇだろうがblackが考えてくれよ!」

クソ…痛恨のミスだったな。

こいつらは火のスキルばっかりだったのか。

敵はもうあんな拘束くらってくれないだろうし。

「俺も火でいくしかないってわけか…」

「「「そういうことだ!!」」」

こいつら…

いやこれに関してはしょうがない。

プロビデンスの目で確認していなかった俺のミスだな。

仕方ない、次の案を考えるか。

「よし、お前r―」

“攻撃を開始”

まずいっ!!

「祐介!」

「鍛造(Lve.MAX)発動!」

ここに俺のスキルを合わせる!

「鋼鉄化(Ⅴ)発動!!」

これで鋼鉄のドームが出来上がるはずだ!

鉄の攻撃ならなんとかしのげる!



スパンッ!!!



何かが頭上をかすめる。

あいつのスキルは天目一箇神。

天目一箇神は鍛冶の神の名前だ。

なら当然…

ドームの上半分が崩れ落ちる。

「刀くらい作れるってわけか」

ドームに大急ぎで飛び込んだために、体勢が低かったから助かったがもし立っていたら…

正直冷や汗がでる。

出し惜しみしていてもしょうがないか。

「ちょっとだけ本気で行くしかないみたいだな」

手を抜いて圧勝してやりたかったんだが…

「じゃあ俺たちもやってやるか」

「こんな奴にやるとは思わなかったけどな」

「ま、仕方ないだろ」

お前らの本気って何する気だよ。

もうギャグ見たくないんだけど…

「安心しろblack、さっきまでのはお遊びだ」

「やっぱそうだよな! あんなつまんないギャグやるわけないしな!!」

「「「・・・・・・・・・」」」

あれ?

俺もしかしていっちゃいけないこと言ったのか?

え、お遊びってそういう意味じゃないの?

「「「・・・・・そうだ」」」

三人がうつむきながら聞こえるか聞こえないか程のか細い声で言う。

ごめんって!

いやほんとに悪かったよ俺が。

後でたっぷり見てやるって…

“刀の有効性を確認、攻撃を続行”

てか今はそんなのはどうでもいい!

奴の攻撃は終わってない!

「散るぞ!」

言うや否や俺は地面をける、というよりも踏み込む。

そうすることによって体は自動的に前に進む。

振り下ろされた刀を俺たちは四方に散らばってよけた。

ゲームの鉄則、拘束ができないならかく乱だ。

隙を作ってそこを突く。

つまるところ手数の勝負だ。

「発動、炎熱烈閃(Lve.MAX)!」

“スキルを発動します”

火の生起をさらに進化させた技、炎熱烈閃。

周囲に何十個もの火の玉が現れる。

威力だけじゃなく、同時発動もしっかり強化済みだ。

発射!

火の玉はドラゴンの周囲を縦横無尽に飛び回る。

“敵の攻撃を分析”

「祐真、祐介、裕太! これから生まれる一瞬の隙を突く。できるか?」

「誰に向かって言ってんだ!」

「できるかだと?」

「俺たちをなめすぎなんじゃねぇか?」

「はっ、口だけじゃないといいがな」

「「「なめるんじゃねぇ!!」」」

三人の顔つきが真剣なものになる。

こりゃ期待できるのかもな。

俺たちは四人で剣を構える。

「作戦はさっきドームの中で伝えたとおりだ」

「できるんだろうなblack?」

「俺の頭の中ではな」

「じゃあ絶対に成功するだろ」

祐真は裕太と祐介のほうを振り返る。

二人は自信に満ちた目で力強くうなづいた。

「なんでそう言えるんだ?」

もしかして俺の言うことは間違いないとか言ってくれるのか?

そんなに信用されてるのか俺!

こいつらいい仲間だ…

「お前の頭の中よりも…」

「「「俺たちは強い!」」」

「…ははっ」

…そっちなのね。

いや俺は決して期待してたわけじゃねぇぞ!

決してな!!



次の話は週末くらいの予定です

よければよんでください

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