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仲間(4)

読んでくれてありがとうございます

この話を書いてて前の話でミスったなと思う箇所がありました

後書きに記載して、アップと同時に改稿しておきます

「はぁ…惜しかったんだけどな…」

俺は決勝の後、一人でゆっくりしようと人がほとんどいない遠い方のトイレへと向かっていた。

もちろん負けて落ち込んでいたのもあるし、退屈になったからだ。

「あの二人はどこへ行ったんだ?」

そう、二人の姿が気づくと消えていた。

俺は二人以外と交流を持っていなかったため、話す人もおらず暇だったのだ。

ゲームでも寂しい思いをするとは…

「…やで」

「…せん」

「ん?」

そんなことを考えながら歩いていると、ふと人の声が聞こえた。

なんだよ、人がいるならあんまり来た意味がないじゃないか…

と思いつつも一応近づいていた。

というのもその声が聞き覚えのある声に聞こえたからだ。

それにあの二人の声に似ていた。

そして俺は二人が立ち話しているのを見つけた。

いや、もう一人黒服の男を含めて三人だ。

それも見覚えがある人だった。

あ、あの人は!?

そう、俺たちのチームにルーレットの弾を配給していた人だ。

「何を三人で話しているんだ?」

俺は悪いと思いつつも聞き耳を立てた。

「にしても全員10000字なんてがいな奇跡やがな」

「奇跡といってもうれしくないものだがな」

「そもそもそう思っているのはblack君だけだろうがね」

ハハハハッと三人で声をあげて笑う。

俺だけ?

いったいどういうことなんだ?

「にしても傑作やで、玉とマスが磁石でくっつくやなんて」

…え?

磁石?

「我ながらなかなかいい考えだと思ってたんだよ」

「だがただ磁石をつけるだけではうまくいくとは思えんのだが…」

「勿論対策済みだ、これがある」

黒服の男はポケットからボタンのようなものを取り出す。

「それは?」

「これは推すことで金属に磁力を持たせることができる装置のスイッチだ」

「そんなものまで作っていたのか?」

「あぁ、そしてこれを98番と100番につながるように仕込んだ針金に使えば…」

「玉が勝手に入るっちゅうことか!」

「そう、そしてそれ以外のマスには反発する磁力を持たせてあった」

「貴様、なかなかの策士であるな」

「どうも、君もなかなかやるじゃないか」

「俺は小細工などなくとも玉を好きなところに落とせる。と言いたいが俺の武が本能的に99番を狙ってしまった」

「ほら、磁石があって正解だったでしょ」

「かたじけない」

まさか最後に小さくはねたのは、磁石?

おいおいおい。

ってか徹、お前は二度と武を語るな。

つまり俺は裏切られてたってことか。

でも、一体何のために…

「さ、これは約束の報酬だ」

そういって男は二人にアタッシュケースを渡す。

あれは…金か?

「やったで!」

「ありがたい」

二人はケースをもらい喜んでいる。

間違いなさそうだな。

「これで…これで俺はまた武の鍛錬ができる」

あぁ…器具とか買うのにいるんだね、お金。

でもその精神は武道的に絶対に間違ってると思うんだよなぁ。

「俺の、俺のブラックジャック道はまだまだ未完成だ!」

ぶ、ブラックジャック?

武道の武ってブラックジャックなの??

「君の賭博大好きはいつになったら治るんだい?」

「我は一生このままだ」

「君はブラックジャックをはじめとするすべての賭博に精通しているからね」

「これは俺が活きるために身に着けた技術、ブ道だ」

「ワイが連れてきたんや、有能なやつやろ?」

「あぁ、おかげで助かったよ」

そうか…そうだったのか。

俺が悪かったわ、勝手に武道だと思ってた俺が。

思えば徹の発言は何も間違ってなかったんだな。

「ワイもこれで…」

なんだ?

お前はルーレットか?

「家族を、おやじを助けてやれる」

・・・・・・・・・?

おやじ?

「ワイのおやじは治療費がなくって困っとんのや、これで手術してやれるはずやねん」

トラは涙を流す。

「そうか、よかったなトラ」

「あぁ、徹も頑張りや」

そういって二人は肩をたたきあっていた。

いやいやいや…

憎めない悪役するんじゃねぇよ!!

お前ももっとカスになってくれよ!!

徹みたいにさぁ!!

何なんだよ一体!!

まず徹!

誤解してたのは俺が悪かったよ!!

でもな!

お前はもうカジノで全財産使って飢○してくれ!!

そしてトラ!

良かったな!!

おやじさん助かりそうで!!

でもまず俺に謝れよ!!

なんで二人だけで悲しみ分かち合ってるんだよ!

その汚い金を俺によこせ!!

ってかそんな背景ストーリーいらねぇよ!!

「あぁぁぁぁぁ!!!!」

俺は怒りで叫ぶ。

「black?」

トラが気づきケースを体の後ろに隠す。

「もういいよ」

「待ってくれblack!」

トラが追いかけてきたが俺は無視した。

それから俺はそのゲームをやることはなかった。

俺は千載一遇のチャンスを逃した経緯を知った。

それも最悪と呼べる敬意を。

仲間はもう、信じない。


読んでくれてありがとうございました

黒服の人出し忘れました

完全に頭から抜けてました

良かったら前の話もそこだけ読んでください

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